“サティスファクション”“ジャンピン・ジャック・フラッシュ”などで知られる英国のレジェンド級ロックバンド“ザ・ローリング・ストーンズ”のドラマー、チャーリー・ワッツが死去したことが英メディアなどで報じられた。
ワッツは2021年8月25日、ロンドンの病院で家族らに見守られて死去したとバンドの広報が発表したもの。十数年前に喉頭がんを患ったが、放射線治療などで小康状態を保っていた。最新のバンド公演にはドクターストップがかかり、参加しないことが発表されていた。
ワッツは1963年、バンドデビュー以来のメンバーの一人で、ミック・ジャガー、キース・リチャーズらと共にバンドになくてはならないメンバーとして約60年近くにわたって活動を続けてきた。
もともとグラフィックデザイナーなども経験してきたが、ジャズ好きでローカルバンドに参加してきた。80年代からストーンズとは別にでジャズバンドを率いた活動も行った。
ワッツの死に関しては“ザ・ビートルズ”のポール・マッカートニー、リンゴ・スターらも哀悼の意を表している。