『TENET テネット』のクリストファー・ノーラン監督が、第二次世界大戦時に原子力爆弾開発チームの中心となった米物理学者ジュリアス・ロバート・オッペンハイマーを描く映画を企画中。
現在、さまざまなスタジオに売り込んでいると報じられた。タイトルは未定。キャスティングも未定だが、ノーラン監督作の常連俳優、『ダンケルク』のキリアン・マーフィが候補になっていると言われている。今後のニュースを待とう。
ちなみにこれまでオッペンハイマーらが登場するマンハッタン計画(機密原爆製造計画)を描いた映画では、ローランド・ジョフィが監督し、ポール・ニューマン、ジョン・キューザック、ローラ・ダーンらが出演した1989年作『Fatman and Little Boy』(邦題『シャドー・メイカー』DVDリリース)があり、日本に落とされた2つの原爆を製造した科学者たちとマンハッタン計画を指揮するグローヴス大佐(ニューマン)のかけひきが描かれた。ここでオッペンハイマーはドワイト・シュルツが演じていた。