絶賛公開中の『スパイラル:ソウ オールリセット』(アスミック・エース配給 提供:アスミック・エース/ポニーキャニオン)のダーレン・リン・バウズマン監督がインタビューに応え、「何故渦巻き(スパイラル)が採用されたの?」「続編はあるのか!」とぶつけてみた。

続編についても言及!「これは観客に委ねるしかない!」

誕生から17年。スリラー映画『ソウ』シリーズは常に世界観を拡大し、映画ファンを絶叫と熱狂の嵐に巻き込み続けました。そして、2021年。過去8作をアップデート&リセットした《完全なる新章》が誕生!! “ソウフリーク”として知られるクリス・ロック、さらには怪優サミュエル・L・ジャクソンも参戦! 監督を務めるのは『ソウ2~4』のダーレン・リン・バウズマン。J・ワン&L・ワネルが創造した原点『ソウ』の世界観を拡張した“育ての親”が、再びシリーズの再構築を成し遂げ、ました! シリーズを愛し、知り尽くす製作陣が創造したジグソウを凌駕する猟奇犯とは?彼が仕掛ける凄惨で新しいゲームとは?いま、『ソウ』シリーズを鮮烈に、過激にリセットする―

画像1: 続編についても言及!「これは観客に委ねるしかない!」

およそ1年の公開延期を経て2021年5月12日に公開された全米ではコロナ禍にも関わらず、映画館のみでの上映を決断。全米中のホラーファンがこぞって映画館に駆け付け、初登場2週連続No.1を獲得!!全米映画興行復活を象徴する1作となりました。過去シリーズを完全に刷新し、新たな進化を遂げた《完全なる新章》が幕を開ける!!
タイトルから『ソウ』を外し、新たに『スパイラル:ソウ オールリセット』と銘打った本作。過去シリーズと関係する登場人物は一新され、ジグソウの後継者を巡る物語をリセット。全く新しい“ジグソウを凌駕する猟奇犯”が現れる。彼が仕掛けるトラップの数々とは一体? そしてゲームの目的と、その行方は? 新たなゲームも【最前列】から始まる。

本作の最大の謎である、スパイラル(渦巻き)模様が採用された理由が明らかになった!

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『ソウ』シリーズ最新作ながらも、タイトルから『ソウ』を外し、新たに『スパイラル:ソウ オールリセット』と銘打たれた本作。ポスタービジュアルには、“ジグソウを凌駕する猟奇犯”が犯行現場に残すスパイラル(渦巻き)模様が、のこぎりの歯状に巻かれて不気味な存在感を放っている。ここで気になるのは、何故この不思議模様が採用されたのか。『ソウ2~4』&本作のメガホンを取る、ダーレン・リン・バウズマン監督に聞いてみた!

●本作で一番印象的なシンボル:スパイラル(渦巻き模様)がとても不気味です。何故このデザインが採用されたか、経緯を教えていただけないでしょうか?
最初脚本のタイトルは、『オーガンドナー(臓器提供者)』だった。インパクトある仮タイトルだったので、あまり『ソウ』の世界観と密接に関連づけた方向性ではなかったんだよ! なので『ソウ』シリーズというのが、何となく伝わるような線を目指していったんだ。企画が進むにつれて、“やはり『ソウ』シリーズのファンにちゃんと訴えかけるもの”をという意見が出てきて、何か象徴的な物を入れていこうということで、最終的にこのスパイラル(渦巻き模様)になったんだよね。見たら“あ、ジグソウか!”という風にはならないけれども、なんとなく“『ソウ』シリーズなのかな”と感じる、いい塩梅だと思ったんだ。ビリーの頬っぺたにも、このスパイラル(渦巻き模様)はあったし、今まで出てきたトラップにも、スパイラル仕掛けのものとか存在するから、シリーズのファンだったら“ああ~そういうことか”と分かるはず。良い感じのシンボルマークなので、最終的に決めたよ。加えて色々な意味合いが込められているが、それは本編を見て真相を確認いただきたいね!

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●製作総指揮、主演を務めるクリス・ロックの反応はいかがでしたか?
“いいんじゃない!”という感じだったよ。クリスは色んなところに突っ込んで、作品を一緒に作ってくれるんだよ。脚本の草案にも関わってくれたしね。実際企画段階のときは、ホテルに缶詰になって4回か5回話し合っていく。それぞれのシーンが完璧に仕上げられるようにということで、すごく話し合いを重ねていったんだ。役割分担的なことを言うと、キャラクターの造形に関してはクリスが関わってくれて、トラップシーンやホラー要素に関しては“君らに任せる”と言う感じだったんだ。それは撮影現場に行った時に、あえてトラップがどんな風になるかというのは見せずに、クリスにびっくりしてもらいたいというのがあったし、彼もそういう意図があったかと思うよ。あんまり情報を与えない方が、カメラが回った時の彼のリアクションがリアルだったんだ。

●衝撃のラストでしたが、なぜあのような結末にしたのでしょうか。また続編にも期待して良いのでしょうか
当然ながら“続編を作れるといいよね!”という、心意気ありきで今回の作品を作っているんだよ(笑)。なのでスタッフ、キャストもカムバックしたいはずだし、僕も声がかかれば監督をしたいと思っている。でもこれは観客に委ねるしかないので、なんとも言えないよね(笑)。どれだけヒットしたかによってくると思っているし、残念ながらコロナ禍の中で公開される作品だしね。ただこの苦境の時代において、(アメリカでは)ストリーミング配信ではなく、劇場だけで公開出来た数少ない作品なんだ。その結果どうなるかは言えないけど、この猟奇犯の物語を語り続けていきたい気持ちがあるよ。オリジナルの『ソウ』では、ジグソウはほんの一瞬しか出てこなかったよね? だけど続編がどんどん作られていき、彼の歴史が紐解かれていった。最新作に登場する猟奇犯の、歴史を紐解いていければとても嬉しい気持ちになれるよ!

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