日本のコミック『聖闘士星矢』をハリウッドで実写映画化する『セントセイヤ:十二宮の騎士』Saint Seiya: Knights of the Zodiac の撮影が完了し、キャストが発表になった。
主人公の星矢役は『パシフィック・リム アップライジング』でハリウッドデビューした新田真剣佑。『ジュマンジ』シリーズのマディソン・アイズマンがシエナ(城戸沙織)役、『ロード・オブ・ザ・リング』のショーン・ビーンがキド(城戸光政)役を演じる。そのほか、『X-MEN』シリーズのファムケ・ヤンセン、『ターミネーター3』のニック・スタール、『ジョン・ウィック パラベラム』のマーク・ダカスコスらが共演する。
原作は、1986年から『少年ジャンプ』で連載され、アニメ化もされた人気作。現代を舞台に、ギリシャ神話や星座をモチーフにした聖衣を身につけた聖闘士たちが、女神アテナに仕えて悪と戦う。
監督は、ポーランド生まれのアニメーター出身でTV『ウィッチャー』の製作総指揮を務めたトマシュ・バギンスキー。短編映画15作を撮っているが、長編映画は今回が初めて。脚本は『10クローバーフィールド・レーン』のコンビ、ジョシュ・キャンベルとマット・ストゥーケン。スタント・コーディネーターは『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のアンディ・チェン。撮影はハンガリーとクロアチアで行われた。製作はぼな・フィルム・グループ、東映アニメーション他。日本配給は東映、世界配給はソニー・ピクチャーズが担当する。2022年全米公開。
またショーン・ビーンはBBCのドラマ『結婚』Marriageに主演することが発表された。
これは作家・監督のステファン・ゴラゼフスキーによる四部構成のドラマの一部で、共演は二コラ・ウォーカー。ショーン演じるイアンと二コラ演じるエマの夫婦が彼らの30年にわたる結婚生活の浮き沈みを振り返るというもの。