ベネディクト・カンバーバッチが、ミニシリーズ『ロンドングラード』 Londongrad で、06年にロンドンで暗殺されたロシアの元KGB、アレキサンドル・リトビネンコを演じ、製作総指揮にも参加する。

 原作は英ジャーナリスト、アラン・カウエルの『ターミナル・スパイ』The Terminal Spy。元KGBで、反体制活動家となったリトビネンコは、ロシア連邦保安局の元スパイでプーチン政権を批判していたが、2006年にロンドンのホテルで緑茶を飲んだ数週間後に44歳で死亡した。欧州人権裁判所はこの暗殺事件の責任はロシアにあることが判明したと発表している。
 製作総指揮にはTV『高い城の男』のデヴィッド・スカルパが参加。監督はドキュメンタリー映画『イカロス』のブライアン・フォーゲル。製作はHBOマックス他。
ちなみにこの事件は、2007年にもアンドレイ・ネクラーソフ監督の手で『暗殺・リトビネンコ事件』としてドキュメンタリー映画化されている。

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