『ラスト・ショー』(71)などで知られるピーター・ボクダノヴィッチ監督が1月6日、ロサンゼルスの自宅で死去した。
享年82。自然死だったとのこと。1939年に米ニューヨーク州キングストンで生まれ、子供の頃からの映画好き。映画パンフレットの編集、映画評論、舞台演出を経て、68年に『殺人者はライフルを持っている!』で映画監督デビュー。テキサスの小さな町を舞台にした青春映画『ラスト・ショー』でアカデミー賞監督賞、同脚本賞にノミネート。他に『おかしなおかしな大追跡』(72)、『ペーパー・ムーン』(73)、『ニッケルオデオン』(76)、『ニューヨークの恋人たち』(81日本未公開)、『マスク』(84)、『ラスト・ショー2』(90)などで活躍した。
この訃報を受けて、映画監督のギレルモ・デルトロやポール・フェイグ、彼の映画に出演したジェフ・ブリッジス、テイタム・オニール、バーバラ・ストライサンドらがSNSで追悼している。