ケヴィン・クラインの卓越した表現力を劇場で
本作品は、アカデミー賞×トニー賞をW受賞したケヴィン・クラインが主演を務め、第71回トニー賞演劇主演男優賞を受賞した記念すべき作品であり、英国の劇作家・俳優・音楽家などで大成功を収めたノエル・カワードが、“中年の危機と悲哀”に陥った大人気喜劇俳優の姿を描いた極上のコメディ(喜劇)作品。
主演ギャリー役を演じるのは、映画『ソフィーの選択』(1982)でデヴューし、アカデミー賞助演男優賞を受賞した映画『ワンダとダイヤと優しい奴ら』(1988)、実写版映画『美女と野獣』(2017)の主人公ベルの父親役を演じ話題を集めたケヴィン・クライン。全盛期は去ったがいまだナルシシストで世間に誉め称えられることを当然とのように人生を歩んできたが、時の流れと共に“中年の危機と悲哀”に陥った大人気喜劇役者を見事に演じている。
主人公ギャリーの現在の恋人役を大ヒット映画『アベンジャーズ』シリーズのマリア・ヒル役で絶大な人気を誇るコビー・スマルダーズが演じている。コビー・スマルダーズにとって、本作品がブロードウェイ・デビュー作となる。
3度のトニー賞受賞やアカデミー賞受賞を果たしたケヴィン・クラインの卓越した表現力を本作品で堪能できること間違いなし。こんなご時世だからこそ、最上級のコメディ(喜劇)を楽しみたい!
『プレゼント・ラフター』2022年3月11日(金)からの上映劇場
東劇、シネ・リーブル池袋、109シネマズ二子玉川、MOVIXさいたま、MOVIX柏の葉、ミッドランドスクエア シネマ、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、神戸国際松竹、MOVIX倉敷、熊本ピカデリー、札幌シネマフロンティア
2022年3月25日(金)からの上映劇場 T・ジョイ博多
『プレゼント・ラフター』ストーリー
舞台はイギリスのロンドン、1900年代前半。ギャリーはミドルエイジの大人気喜劇役者。
腐れ縁の(元?)妻、自分の事を親よりも知っている秘書、恋仲の女流作家と、ギャリーに好意を持つ男性作家に若い女性―。今日も個性的な面々に囲まれながら、本心を言い出せないギャリー。果たして、ギャリーは最後まで“プレゼント・ラフター(今の笑い)”を演じきることが出来るのか!?
「松竹ブロードウェイシネマ」とは?
現代の舞台の本場はやはりアメリカ・ニューヨークのブロードウェイ。でも、そう簡単にニューヨークへ足を運ぶ事はなかなか難しい。そこで、お手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館でお楽しみ頂きたい―そんなコンセプトから誕生したのが、「松竹ブロードウェイシネマ」。松竹は映画や歌舞伎・演劇、その他沢山のエンターテイメントを扱っている、言ってみれば「総合芸術」な会社。だから映画と舞台の融合だって不思議じゃない。日本映画史上初で、ブロードウェイの舞台を松竹が“映画館”から皆様へ、《最高な形》でお届けします!