『ロング・エンゲージメント』(04)などで人気のフランス男優、ギャスパー・ウリエルが2022年1月19日スキー事故がもとで急死した。享年37。
フランス・メディアの報道によれば1月18日にフランス・サヴォワのスキー場で衝突事故に遭い、グルノーブルの病院に運ばれたが翌日死亡したという。
ウリエルはパリ郊外のブローニュ・ビヤンクールで1984年誕生。2001年に『ジェヴォ―ダンの獣たち』で俳優デビュー。03年の『かげろう』で注目され。04年の『ロング・エンゲージメント』でセザール賞若手俳優賞を受賞。07年の『ハンニバル・ライジング』では若き日のハンニバル・レクター博士を演じた。
ほかに『パリ、ジュテーム』(06)『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』(09)『SAINT LAURENT/サンローラン』(14、リュミエール賞受賞)、『ザ・ダンサー』(16)『たかが世界の終わり』(16、セザール賞受賞)『この世の果て、数多の終焉』(18)等に出演。2022年3月30日からディズニープラスで配信開始となるマーベルの新たなドラマシリーズ『ムーンナイト』にも出演していたところだった。
私生活ではモデルのガエル・ピエトリとの間に16年に生れた男児あり。