本作は、累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画「弱虫ペダル」初の実写映画化。
ロードレーサーの才能を見出され、自転車競技部に入部することになった小野田坂道役を、King & Prince として歌・映画・ドラマ・舞台と活躍の幅を広げる永瀬廉。 坂道の仲間で期待の新人エース・今泉俊輔役に、伊藤健太郎。ロードレースに夢中な自転車競技部のマネージャ ー・寒咲幹役に橋本環奈。そして、同じ自転車競技部の仲間として坂東龍汰、竜星涼、栁俊太郎、菅原健、 井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)、橋本環奈演じる幹の父親役に皆川猿時が出演。
アニメ好きで自転車レース経験のない坂道(永瀬廉)と、自転車競技部・期待の新人エースで努力型の天才である今泉(伊藤健太郎)が出会い、ともに裏門坂を自転車で走るシーン。
主人公の小野田坂道はアニメ好きで友達もいない自転車競技初心者。しかし、今泉や鳴子との出会いを経て、仲間と一緒に走る楽しさに気づいた坂道は、自転車競技でその才能を開花させる。3年生の先輩たちをも驚かせたのは、 坂道が地元・千葉から秋葉原までの往復で身についた身体能力はもちろんのこと、「絶対に諦めない」という信念と、仲間を思いやる熱い気持ちだ。常に限界を感じ、絶望に襲われても、その絶対に諦めない強い心で、目の前の 壁を次々と乗り越えていく。そして、その姿が、周囲にも影響を及ぼしながら、坂道は驚異的な成長を見せていく。坂道を演じるために、永瀬はまだ寒い時期のクランクイン前から過酷な自転車練習を繰り返してきた。つらい練習を積んだ甲斐あって、急な坂を上る撮影でもスピード落とさず登り切ったほど。永瀬廉は、撮影を終えた際には「今日の激坂はとにかくキツかった!でも、皆でずっと練習から頑張って、苦しい時もありましたが、それすら今はいい思い出です!青春の尊さやがんばろうという気持ちを思い出させてくれる作品になっていると思う」とコメントしている。
一方で、坂道と対照的なのが、伊藤健太郎演じる 総北の期待の新人エース・今泉だ。既に中学時代から数々の成績を残し、当然のように、強豪である総北高校自転車部に入部した今泉。どんな時も自分にも周囲にも妥協を許さず、ストイックに練習を積み重ねてきた努力型の天才は、容姿端麗ながらクールで、どこか孤独すら感じさせる。だが、その胸の内には常に自転車競技に対する熱い思いを抱えており、実はかなりの負けず嫌い。坂道が素人には自転車で登れない裏 門坂をスイスイとママチャリで上る姿を見ただけで勝負を持ちかけるなど、自転車に対しての絶対的な自信がありながらも過去にレースで屈辱的な負け方をしたことによって人知れずトラウマを抱えていた。
坂道との出会いによって、改めて仲間の大切さと自転車で走る意味を見出していく。今泉を演じた伊藤は、原作を飛び越えた実写を作り上げたいと、忙しいスケジュールの合間を縫って自転車を猛練習。永瀬との練習では、負けず嫌いな一面を見せるなど、まさに今泉らしい一面も。伊藤健太郎は「苦しい表情もあると思いますが、それもお芝居の域を超えたものなので、ぜひ観ていただきたいです」と語った。
ムードメーカーとして欠かせないのが、坂東龍汰演じる 関西出身で「浪速のスピ ードマン」の異名を持つ鳴子章吉。偶然、秋葉原で出会った坂道の自転車 を見るなり「いい自転車や」と声をかけるなど、いつも明るく、ポジティブで誰にでも笑顔で接している。
坂道が「ボク、体育いつも D だから ...」と言うと、鳴子は「そんなの関係なく速く走れるのが自転車や!」と 語るなど自転車愛も強い。坂道に自転車競技部への入部を勧め、さらにアドバイスも送るなど、仲間思いで面倒見がいいキャラクター。
一方で、初対面の今泉にはライバル心をむき出しにするなど、一切の裏表なく感情をストレートに表すことが多い。それは彼のレーススタイルにも表れており、競争となるとスプリンターとしての能力をいかんなく発揮している。
映画『弱虫ペダル』
2020年8月14日(金)公開
主演:永瀬廉(King & Prince)
出演:伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、栁俊太郎、菅原健、
井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)・竜星涼 / 皆川猿時
原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
監督:三木康一郎
脚本:板谷里乃・三木康一郎
主題歌:King & Prince「Key of Heart」(Johnnys’ Universe)
制作プロダクション:デジタル・フロンティア
協力:ワイズロード
製作:「弱虫ペダル」製作委員会
配給:松竹株式会社
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/yowapeda-eiga/
公式twitter:@yowapeda_eiga 公式Instagram:yowapeda_eiga
©2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 ©渡辺航(秋田書店)2008