20代の橋本良亮を除いて、4人は30代のA.B.C-Z。作品の舞台となる定時制高校は年齢や境遇の違う若者たちが集まる場所であり、メンバーが10代の高校生を演じるということではなく、彼らが等身大の姿で描かれる。
さらに今回、「金髪、筋肉、塚ちゃんです!」でおなじみの塚田が、トレードマークの金髪を黒髪にして役作りに気合いを込めている。
今回の「ワンモア」が実現したきっかけは、昨年に遡る。昨年4月に、A.B.C-Z×メ〜テレ企画として放送されたドラマ「ぼくらのショウタイム」は、メ〜テレの人気情報番組「デルサタ」で、よゐこ濱口優の一言から始まった A.B.C-Z 主演ドラマ企画。濱口自らプロデューサーを務め A.B.C-Z が総出演し、昨年4月のメ〜テレ地上波でのドラマ放送のみならず、O.A されなかった部分を含むスペシャルバージョンとして全国13館の映画館で上映され、ミニシアターランキングで動員 1 位を獲得した。さらに映画館では当初1週間限定だった公開期間が延長されるなど、人気と注目を集めた。
その舞台挨拶で、「次やるなら何がやりたいですか?」という質問に、A.B.C-Z 橋本が「学 園ドラマがやりたいです」とコメントすると、榊英雄監督が「定時制だな!」と切り返し、その場は笑いに包まれたが、その一言から次なる企画が動き出した。
そして、A.B.C-Z×メ〜テレの第二弾企画となる本作は、60 分のスペシャルドラマだった「ぼくらのショウタイム」からスケールアップした連続ドラマとなり、5 者 5 様のキャラクターそれぞれにフューチャーした人間ドラマとしても深く描かれていく。
監督、プロデューサーコメント
榊英雄監督
前作「ぼくらのショウタイム」から更にパワーアップした彼らをまた違った一面で描く青春ドラマ。メンバー全員のバックボーンや、年齢を超えた仲間との絆、社会で培ってきた経験など、彼ら にしかない境遇があるからこそ、等身大の彼らが出演する定時制を舞台にした学園ドラマに挑戦してもらいたい
メ〜テレプロデューサー
定時制高校という舞台だからこそ描ける、様々な背景をもった大人 たちが、他者と出会うことで成長し、再起を図る姿。人とのコミュニケーションやふれあいの大切さを、今だからこそ学園ドラマとして描きたいと思いました。
メンバーコメント
橋本良亮
僕の一言で始まった企画ですので、今までのお仕事とは一味も二味も違う高揚感と責任を感じています。ドラマをカレーで例えると"すげえ濃厚"で、煮込まれて濃いシーンが沢山あるので、全編通して観て頂きたいですね。また、"塚ちゃん"が黒髪にして、作品に懸ける思いが伝わってきます。第二弾ですので、僕らの成長を観て頂けると嬉しいです。
戸塚祥太
今まで当たり前に行われていた、ある種の「型」はもう無くなってきているので、この時代にピッタリ合わさった作品性があります。自分自身が変わりたい、挑戦したいと思う気持ちなど、きっかけを探している方に観て頂きたいです。"火村"が作品のピースになれるよう、最後まで努めたいです。
5 人のチーム戦ですから!
五関晃一
前作は、単発の SP ドラマでした。今回は、連ドラで各々キャラクターの背景や人生を深く魅せることができる、 というか魅せなきゃなと。今回のテーマ「青春に年齢は関係ない」という熱い気持ちが観た方に伝わり、学生時代を思い出すだけではなく、今も青春を感じられるんだ。という事に気付いて頂ければ嬉しいですね。
塚田僚一
自分自身が経験していない事に向き合い、個々のキャラクターが濃く、リアリティもあるので、 演じていて毎日楽しいですね。また、元々の自身のパーソナルな要素である、金髪を黒髪に変えてみました。後ろ姿だと、メンバーにも気付いてもらえません・・・(泣)観て下さっている皆さんにも、後ろ姿だと気付いてもらえない不安さはありますね。
河合郁人
A.B.C-Z として、グループ主演なのですが、それぞれが主役になる瞬間があるので、観る方がどの役に感情移入しても楽しめる作品です。それぞれにリアリティがあり、定時制の学校に通うワクワクさを感じながら撮影をしています。僕は、前半はほとんどセリフが無いので、表情や立ち振る舞いでどう魅せるかを監督と対話しながら進めています。今まで演じた中で一番"普通の役"だからこそ難しさを感じます。我々の年齢を考えると、学園ドラマは難しいと諦めかけていましたが、定時制というアイデアから、諦めなくて良かったです。僕は教師役ですが(笑)成長は人それぞれですし、スピード感も環境によって変わりますので、気付くタイミングに年齢は関係ないと思います。それを感じられるドラマだと思います。この作品を通して感じた事は、学校にいるってだけで楽しい!!これに尽きます。
ドラマ「ワンモア」
2021年放送・配信予定
■主演:A.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一)
■監督:榊英雄(榊英雄の「榊」は、正しくは木へんに神)
■脚本:根本ノンジ、清水匡
■企画:服部保彦(メ〜テレ)
■プロデューサー:松岡達矢・石川真吾(メ〜テレ)、八木亜未(ラフ・アット)
■制作:メ〜テレ、ラフ・アット
■制作著作:メ〜テレ
■番組 HP:https://www.nagoyatv.com/onemore/
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