作家・野中ともその大人気小説「宇宙でいちばんあかるい屋根」(光文社文庫刊)が原作となる本作のメガホンをとったのは、第 43 回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『新聞記者』の藤井道人監督。
主人公、14歳の少女・大石つばめを演じるのは、本作が映画初主演となる若手女優・清原果耶。つばめの前に現れた老婆・星ばあ役には、実力派の桃井かおり。つばめが恋するお隣の大学生役に、伊藤健太郎。つばめの父役には日本を代表する俳優・吉岡秀隆、つばめの義母役には人気実力を兼ね備える女優・坂井真紀。そして水野美紀、山中 崇、醍醐虎汰朗など注目のキャストが出演する。
解禁されたメイキング特別映像では、藤井監督とコミュニケーションをとる清原や桃井の姿や、撮影の合間に清原と伊藤健太郎がカメラに向かってふざける様子、勢い余って椅子を倒してしまったNGシーンのあとにチャーミングな表情を見せる清原の姿など、透き通った清原の歌声に優しく包まれたひと夏のアルバムのように映像が続く。そしてクランクアップ時の清原と桃井の仲睦まじげな様子とスタッフの集合写真の様子が映され映像は幕を閉じる。
撮影現場での清原の様子について藤井監督のコメント
「家のセットにあったメモ帳にこんなメッセージが書いてあったのを覚えています。きれいな字で“皆様いかがお過ごしでしょうか。お体に気をつけて、今日も頑張りましょう。つばめ”と。初の座長でしたが周囲に気を配ってくれてるなと嬉しくなりました。」
撮影現場での桃井について藤井監督
「桃井さんは監督もされるだけあって、次々とアイデアが沸くし、違う角度から見た感情の動きを教えてくれました。2人で星ばあの出演シーンをブラッシュアップしたので、セリフは完成稿から随分変わりました。星ばあというユニークな人物を人間的に立体化できたのは桃井さんのお陰です。」
今回解禁されたメイキング写真には、清原果耶が、撮影中に雨が止むよう祈る様子、藤井道人監督と話し込む様子や、醍醐虎汰朗と一緒に頭に氷を乗せて仲良く涼んでいる姿。そして、藤井監督と話し込んだり、キックボードに乗り宙に浮いているアクロバティックな桃井の姿も捉えられている。さらには、清原と桃井が映画のロケ地である加茂水族館のくらげの水槽の前で自撮りする姿も。
メイキング映像
映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』
2020年9月4日(金)公開
清原果耶 伊藤健太郎 水野美紀 山中 崇 醍醐虎汰朗 坂井真紀 吉岡秀隆
桃井かおり
主題歌:清原果耶「今とあの頃の僕ら」(カラフルレコーズ/ビクター)
作詞・作曲・プロデュース:Cocco
脚本・監督:藤井道人
原作: 野中ともそ「宇宙でいちばんあかるい屋根」(光文社文庫刊)
配給: KADOKAWA
© 2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会