絶賛公開中の映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』のアナザーストーリー、「宇宙でいちばんやさしい時間」の配信に先駆けて、9月16日舞台挨拶付き特別上映会イベントが都内劇場で行われた。

「宇宙でいちばんやさしい時間」は、現在公開中の映画 『宇宙でいちばんあかるい屋根』のアナザーストーリーであり、VRショートムービー作品となる。9月18日(金)よりauスマートパスプレミアム会員向けに限定配信スタートとなる。※au 以外の方も利用可能

映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』は、9月4日より公開されており、第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『新聞記者』の藤井道人監督のメガホン作。
その藤井監督が、脚本・監督を務めたスマートフォンで観られるVR ショートムービー「宇宙でいちばんやさしい時間」は、劇場版映画の『宇宙でいちばんあかるい屋根』で清原果耶演じた主人公つばめの元カレ役を演じた醍醐虎汰朗が主演を務めている。

画像: 注目の若手イケメン俳優・醍醐虎汰朗、MEGUMI、藤井道人監督登壇!『宇宙でいちばんあかるい屋根』のアナザーストーリー「宇宙でいちばんやさしい時間」舞台挨拶

冒頭の挨拶

醍醐虎汰朗
[マコト役を務めました醍醐虎汰朗です。大変な状況下の中、たくさん方にお越しいただきすごく嬉しいです。ありがとうございます!」

画像1: 冒頭の挨拶

MEGUMI
「みなさん、こんにちは、MEGUMIです。本日はどうもありがとうございます。監督もそうですけど、私たちも初めて尽くしの撮影でございました。そん作品を体感していただけてとても嬉しいです」

画像2: 冒頭の挨拶

藤井道人監督
「みなさん、こんばんは。脚本・監督の藤井道人です。今日は短い時間ですが、よろしくお願いします」

画像3: 冒頭の挨拶

藤井監督・初のVR作品の監督について

藤井監督「映画監督しても一人前でないのに、違うジャンルをするのは最初は抵抗をしたんですけど、自分の中で何か取り入れられることもあるんじゃないかと思って、VRの監督の渡邊さんをはじめいろんな人に支えてもらって。すごい楽しかったですね。今までやったことのないものに、チャレンジするって、すごく勉強になりました」

MC:映画では描かれていない星ばあとマコト、娘の3人の物語を描こうと思ったのは?
藤井監督「VRという技術に関して言うと、主観なんですよね、すべて。没入感だったり、体験させるというのが特徴で、映画と真逆に近いんですよ。映画は主観ではないというか、客観の目線からストーリーを綴るということのほうが多いので、そこの起点というのが難しくて、何回もいろんな企画を出したんですけど、その中で星ばあの目線なら、車いすで動けるし、描かれていない部分もあるから、映画と併映して観てくださる機会は普段多くないと思うので、こういうアナザーストーリーを描けるのはいいんじゃないかなと思って最終的には、この企画を出しました」

MC:醍醐さん、実際のVR撮影はどんな感じでしたか?
醍醐「星ばあの顔にカメラがついていて、初めて見た時ホラーチックで結構恐かったです、最初は。体があって、顔に棒があってそこにカメラがあるんですけど。まずカメラが星ばあの目線になるので、普段の撮影ではカメラを見ちゃいけないんですけど(カメラ目線をしないでの芝居)、VR撮影は逆に見なくちゃいけないので、最初はすごく戸惑いました。難しかったですね」

画像: 藤井監督・初のVR作品の監督について

藤井監督「ある種どちらかと言うと演劇的というか、ステージの中でいってらっしゃいという感じで、カット割りをするということもできないし、醍醐くん、MEGUMIさん任せというか、何回も一緒にチェックして撮影した感じですね」

MEGUMI「カメラを見る違和感、カメラの上に毛が生えているみたいな感じだったので、なじむまでは時間が掛かりましたが、お芝居を俳優部としては最初から最後までのワンシーンを、一連でできるというのは、楽しかったですね。緊張感はすごくあるんですけど、みんなで同じ方向に向かっている緊張感と程よい興奮みたいなものは、すごくおもしろかったですね」

MC:病室のMEGUMIさんと醍醐さんのやりとりが、本当の親子みたいでしたね
MEGUMI「絶妙にムカつく感じなんですよね。なんかそれが、私も息子がいるので、助かりましたね。オカンスイッチが入るというか」

醍醐「本当にMEGUMIさんは何をやっても返してくださる方なので、何回も回数を重ねていくうちに、これも演ってみようかな、どんな反応するんだろうなという、すごく楽しい時間でした」

VR映像を観てみて

醍醐「VR自体そんなに観たことがなくて。すごいですよ。雲の上のシーンから始まって、空を飛んでいるみたいで。病室も水族館もそうですけど、自分で見たところが顔が近くにある感じがして、実際にしゃべりかけられているような気分になって、その中に入り込んでしまって、星ばあの気持ちになれる作品だなって、観て思いました」

画像1: VR映像を観てみて

MEGUMI「そこにいる感覚になるといいますか、みんなで会話しているところに自分もいる感じとか、エンディングのクラゲが自分にぶつかりそうな感じになるというか、体感、物語を体感しているという気が。本当におもしろいなと思いました」

MC:本編にも世界観がありましたよね。その上でVR作品での新しい発見はありましたか?
藤井監督「視点を観客が自分の見たいところを見れるというのは、監督としては逆にしっかり全部が創り込まないといけないので、ここを見せるというフィクション性というよりは体験してもらう、ワンシーン、ワンカットでしっかりお芝居を成立させるまず演出をしっかりしないとなということもありましたし、1シーン1シーンが長いから勉強になりましたね。醍醐くんとMEGUMIさんに何回も演っていただいて」

MEGUMI「私は水族館行ってからは、車いすを押す係だったので、芝居だけじゃなくて、撮影部の方たちの目線で、カメラワークというか、コースをこのカーブをどうみたら丸井水槽が美しく見えるかとか、ちょっとした振動を避けるのにも集中して、役者以外の角度から考えられたのもすごく勉強になりましたね」

MC:一瞬忘れていましたが、あのカメラを動かしていたのはMEGUMIさんですよね、その先にはマコトがキックボードでスイ―と行ってしまうという、あの画もなかなか見られないものですよね
醍醐「クレイジーですよね」

MC:車いすから撮られているのはいかがでしたか?
醍醐「結構慣れてきたのかわからないですけど、星ばあの顔がカメラなことに違和感がだんだんなくなってきて、素でお芝居できるといいますか、むしろ長回しなのでその世界観に入り込んでしまったかのような感覚になれるというか、楽しかったです」
藤井監督「360°だから、360°バレちゃうから僕らスタッフは誰も芝居場にいないんです。カメラ回ったらみんな隠れて後ろの部屋に行って見るんで、すごい離れたところで見守っているという」

MC:役者のみなさんは、不安とかなかったですか?
MEGUMI「最初ありましたけど、腹くくったよね」
醍醐「そうですね」
MEGUMI「お芝居の監督からのリクエストというのは、後半カメラワークみたいな感じになってました。勉強になりました」

画像2: VR映像を観てみて
画像3: VR映像を観てみて

VR ショートムービー「宇宙でいちばんやさしい時間」

auスマートパスプレミアム会員限定で9月18日(金)より配信スタート
※au 以外の方も利用可能

醍醐虎汰朗 MEGUMI
嶋田久作 上原実矩 富山えり子 山中 崇
吉岡秀隆

脚本・監督:藤井道人
音楽:大間々昂
VR ディレクター:渡邊徹
映像アドバイザー:上野千蔵
プロデューサー:金 山、前田浩子
ラインプロデューサー:森 太郎
アソシエイト・プロデューサー:筒井史子
製作:KDDI
制作プロダクション:アルケミー・プロダクションズ
©︎KDDI

■「宇宙でいちばんやさしい時間」公式 URL http://kddi-l.jp/g2G
■視聴対象ユーザー:au スマートパスプレミアム会員
※au 以外の方もご利用頂けます。
※視聴デバイスは【スマホ及びスマホ装着型の VR ゴーグル】となります。
VR ゴーグルがない場合でも、スマホのみでご覧いただける仕様となっております。

■au スマートパスプレミアムとは
「au スマートパスプレミアム」は、月額 499 円/初回30日無料で、動画、音楽のエンタメコンテンツをはじめ、修理代金サポート、セキュリティアプリ等の使い放題といったサービスを提供中。臨場感たっぷりに楽しめる VR コンテンツや「au 5G Special Event」でのトークとライブのマルチアングル動画など、5G 体験コンテンツを最新機種から発売中の機種まで、 様々な機種にて体験いただけます。なお、2019年12月18日より、au に限らずスマートフォン・タブレットをお持ちのすべてのお客さまが利用可能。
最新の特典内容など詳細は、こちら https://pass.auone.jp/main を参照ください。

映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』

絶賛公開中

出演:清原果耶
伊藤健太郎 水野美紀 山中 崇 醍醐虎汰朗 坂井真紀 吉岡秀隆 桃井かおり

主題歌:清原果耶「今とあの頃の僕ら」(カラフルレコーズ/ビクター)
作詞・作曲・プロデュース:Cocco
脚本・監督:藤井道人
原作: 野中ともそ「宇宙でいちばんあかるい屋根」(光文社文庫刊)
配給: KADOKAWA
© 2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会

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