セレモニーでは、 ジョージ・ルーカス監督の名を冠したグランプリ、「ジョージ・ルーカス アワード」と、来年の第93回アカデミー賞短編部門ノミネート候補となる「オフィシャルコンペティション supported by Sony」およびノンフィクション部門の優秀賞を発表・授与した。
また、海外からも注目を浴びる「東京」の魅力を発信するCinematic Tokyo部門、25歳以下の国内在住監督によるU-25プロジェクト、CGアニメーション部門など各優秀賞など計10の賞を発表・授与。
グランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」:チャーリー・マントン監督の 『11月1日/November 1st』が受賞!
本映画祭の最高賞である「ジョージ・ルーカス アワード」にはチャーリー・マントン監督の『11月1日/November 1st』の受賞が発表された。グランプリとなった本作品は、「オフィシャルコンペティション supported by Sony」の優秀賞の他2作品とノンフィクション部門 優秀賞と共に、次年度の米国アカデミー賞短編部門にノミネート選考対象作品となる。グランプリ受賞のチャーリー・マントン監督はスクリーン上で満面の笑みを披露した。
審査員の犬山紙子さんは「母親と娘の感情がぶつかり合うところが見応えがあった。作品を見ながら一緒に傷つき、一緒に考えさせられる作品だった」と高く評価。
セレモニー前のレッドカーペットに豪華ゲストが続々と登場
感染症対策の一環として関係者のみにて行われた、セレモニー開演前のレッドカーペットには、本映画祭代表の別所哲也とLiLiCoさんが登場。
さらに、オフィシャルコンペティション審査員からは、伝統的な袴姿に身を包んだ和泉元彌さん、真っ白なドレスにブルーのお花が爽やかなドレス姿を披露した犬山紙子さん、シックなブラックドレス姿の筒井真理子さんや深田晃司監督、CINEMA FIGHTERS projectからは、GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐さん、片寄涼太さん、数原龍友さん、小森隼さん、 佐野玲於さん、関口メンディーさん、中務裕太さん、 EXILE HIROさんらが次々と降り立った。
受賞作品
ジョージ・ルーカスアワード:チャーリー・マントン監督『11月1日』(November 1st)
オフィシャルコンペティション supported by Sonyインターナショナル部門優秀賞:チャーリー・マントン監督『11月1日』(November 1st)
ジャパン部門 優秀賞/東京都知事賞:古川原壮志監督「緑の雪』(Birdland)
アジア インターナショナル部門 優秀賞/東京都知事賞:チャールズ・シウジー・ドン監督『授業の後で』(After Class)
Cinematic Tokyo部門 優秀賞/東京都知事賞:チャールズ・リチャードソン監督『グッピー』(Guppy)
CGアニメーション部門 優秀賞:ジョナサン・ランガガー監督『宇宙の花』(Cosmic Fling)
ひかりTVアワード:大門嵩監督&ジョン・コックス監督『多日想果』(Tapioca Diary)
バイオジェンアワード:カイ・シャンチャン監督『最後の試験』(Final Exam)
U-25プロジェクト優秀賞:山口十夢監督『RETURN』
ノンフィクション部門 優秀賞:サーシャ・レインボー監督『カマリ』(Kamali)
『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』監督・キャスト発表
EXILE HIROさん、SSFF & ASIA 代表 別所哲也、作詞家 小竹正人さんの3人によって打ち出された、詩と音楽、映像を一つ に融合するプロジェクト「CINEMA FIGHTERS project」第四弾の全6作品の監督・キャスト発表が行われ、EXILE HIROさん、 GENERATIONS from EXILE TRIBEが登壇。
監督陣はリモートで参加し、ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞し たSABU監督作品に佐野玲於、胸キュン映画の申し子新城毅彦監督作品に関口メンディーさんを迎え、数原龍友さんが主題歌 を務める。報知映画賞監督賞受賞山下敦弘監督作に白濱亜嵐さん、高崎映画祭最優秀監督賞を受賞した森義隆監督作 に中務裕太さん、ロカルノ国際映画祭で最優秀新進監督賞を受賞した真利子哲也監督作に片寄涼太さん、そして 『HiGH&LOW』シリーズを手掛けた久保茂昭監督作に小森隼さんが出演することを発表した。
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