人気作家・中山七里のクライム・サスペンス小説・犬養隼人シリーズ「ドクター・デスの遺産」が原作となる本作。
「苦しむことなく殺してさしあげます。」
ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デス。
警視庁の No.1 コンビ犬養と高千穂は捜査に乗り出すが、遺族は犯人に感謝し嘘の証言で守る。ドクター・デスは猟奇殺人犯なのか?救いの神なのか?物語が進むごとに殺人犯が正しいかのような錯覚にはまる。130人ものの患者を安楽死させた実在の医師をモデルにしたクライムサスペンス映画。
主演を務めるのは、検挙率 No.1 を誇る破天荒で直感型の犬養演じる綾野剛。共演のバディには、頭脳派 No.1 の冷静沈着冷静で分析型の高千穂を演じる北川景子。
また、人気上昇中の若手俳優・岡田健史が新米刑事・沢田を演じる。そして、前野朋哉、青山美郷、石黒賢ら実力派俳優たちが、犬養&高千穂と同じ警視庁敏腕捜査チームとして脇を固める。
主演の綾野剛
脚本を読んでの印象
綾野剛「禁断の内容ということで、自分たちがどう挑むか非常にセンシティブで難しい題材だと素直に思いました。本に書かれてある一節一節が、前に進んでいく純粋な気持ちだとか、誰かを守りたいとか、生き続けようとする源みたいなものがきちんと台本に書いてあったので、コンビを組む北川景子さんとならば乗り越えられるのではないかと参加しました」
北川景子との2度目の共演について
綾野剛「安心感がありますね。とても聡明な方なので、なかなか一言で成立しないセリフを北川さんが持つ聡明さで一言バシッと言うと完成されてしまう、敵わないなと思いながら今回も一緒に演らせてもらいました。普段はとてもチャーミングなんですけど、高千穂になった時の目の鋭さだったり、まなざし、そのスイッチすごいなと思いながら現場にいました」
警察官役・役作りについて
綾野剛「とてもクレバーな男性でして、協調性もあって。今回志したのは大人な男性。組織の中でチームを組み、個人の能力ではなくて集団・一緒に何かを成し遂げるというチーム感をすごく大事にしたんですね。北川景子さん以外のキャストのみなさんともお互い意見交換しながら・コミュニケーションをとりながらチームを作っています。キャストは発表されていないんですけど、ドクター・デスと呼ばれる犯人とどう立ち向かっていくのか、スリリングにどう進んでいけるかを現場で一丸となって頑張っていました」
[Alexandros]LIVE:主題歌「Beast」生演奏披露
主題歌について
綾野剛「映画で表現しきれなかったものを楽曲で表現してもらったので、すごく感謝しています。」
川上洋平「テーマの安楽死がベースにあって、是非を問うというか観ている人に問いかけてくる内容だったので、それだけじゃなく白黒だけで判断できない解決できない問題がある中で、こういうもやもやをどう消化していくべきなのか、どういう捉え方をして向き合わないといけないんだろうなと、いつか曲にしたいなと思っていたので、いい機会をいただいたなと思いました。まさに映画を観終わった後に、自分の中で自問したんです。どういう歌詞を描けばいいんだろう、こういうことかいたら嫌われちゃうんじゃないかなとか批判がくるんじゃないかなと恐かったりもしたんですけど、それじゃいかんなと思って、それくらい映画のエネルギーが強かったので自分なりの解答を置いてみたんですけど、うまく自分の中でハマったし、スッキリできたので良かったなと思います。僕なりの感想的なものが含まれた歌詞なので、ぜひ映画を観て照らし合わしていただければと思います」
STORY
「苦しむことなく殺してさしあげます。」
ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デス。
警視庁の No.1 コンビ犬養と高千穂は捜査に乗り出すが、遺族は犯人に感謝し嘘の証言で守る。ドクター・デスは猟奇殺人犯なのか?救いの神なのか?あなたはこの正義に驚愕する――。
映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』
2020年11月13日(金)全国ロードショー
■原作:中山七里「ドクター・デスの遺産」(角川文庫/KADOKAWA 刊)
■監督:深川栄洋
■出演:綾野剛 北川景子 岡田健史 前野朋哉 青山美郷 石黒 賢
■映画公式サイト:doctordeathmovie.jp
■公式ツイッター:@doctordeath1113 #ドクターデス