映画『461個のおべんとう』の完成披露試写会に登壇したのは、井ノ原快彦、道枝駿佑をはじめとしたキャスト、監督の総勢12名。
井ノ原快彦、道枝駿佑、森七菜、若林時英、工藤遥、阿部純子、野間口徹、映美くらら、KREVA、やついいちろう、坂井真紀、兼重淳監督。
ミュージシャンの渡辺俊美による感動のお弁当エッセイ「461 個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(マガジンハウス刊)が原作となる映画『461 個のおべんとう』。
本作の主人公は、ミュージシャンでありながら息子のためにお弁当を作り続けることを決意する、シングルファザーの鈴本一樹。その一樹を井ノ原快彦が、そして、一樹の息子、虹輝を関西ジャニーズJr.のユニット「なにわ男子」に所属する道枝駿佑が演じる。メガホンをとったのは兼重淳監督。
好きなお弁当のおかずをイメージした衣裳
井ノ原快彦:卵焼き(シャツ)
井ノ原「映画の中でも卵焼きを作ることがあって、個人的にも結構練習したので卵焼きを入れてみました」
道枝駿佑:きんぴらごぼう(インナー)
道枝「僕は、きんぴらごぼうです」
井ノ原「絶対納得できない」
道枝「きんぴらごぼうです」
井ノ原「俺は納得しないぜ。その色はある?」
道枝「あるあるある」
井ノ原「KREVAさん、これ何ですかね?」
KREVA「ふきでしょ?ふき。炊いたやつでしょ?それ」
井ノ原「きんぴら。きんぴら好きなの?」
道枝「きんぴら大好きですね。家でよく食べます。家庭の味って感じがして」
井ノ原「道枝家のきんぴらそんな色なんだねー」
道枝「変わってるかなー?変わってる?」
井ノ原「きんぴらにしていこうと思ったの?自分で」
道枝「そうです。好きなんで!」
井ノ原「かわいい」
森七菜:サバと梅とひじき
井ノ原「森さんは?」
森「私はいろんなのが入ってて、青がサバ」
井ノ原「嘘だろ?青魚で?」
森「赤が梅で、ひじき」
井ノ原「靴がひじきなんですね、盛りだくさんですね!」
阿部純子:カニクリームコロッケ
井ノ原「阿部さんは?」
阿部「私はカニクリームコロッケです。コロッケを耳に」
井ノ原「あ、本当だ!」
阿部「クリームに、(ワンピースが)カニに、(耳に)コロッケ」
井ノ原「選ぶの楽しそうですね!」
阿部「楽しかったです」
井ノ原「ポイントでいく人もいれば、映美(くらら)さんのように全体で表現してくださる方もいるんですけども、じゃ(映美さん)」
映美くらら:エビフライ
映美「エビフライ!」
井ノ原「(笑)すごいよね!見つけた時どう思いました?」
映美「見つけくださったスタイリストさんがすごいかもしれない!これだって」
井ノ原「発注おもしろいですよね、エビフライ的な感じでみたいな」
映美「見つけた時は尻尾だって思ったそうで」
井ノ原「僕、(尻尾)ここも食べる派なんで」
映美「私も尻尾までいただく派です」
井ノ原「あ、本当ですか!気が合いますね、夫婦(役)ですから」
井ノ原「野間口さんは?」
野間口徹:しば漬け
野間口「しば漬けです」
井ノ原「(笑)、中のベストで」
野間口「はい、そうです」
井ノ原「しば漬けお好きなんですか?」
野間口「絶対裏切らないでしょ」
井ノ原「(笑)。わかる!しば漬けは裏切らないですね」
野間口「どんなに食欲ない時でも、おかずちょっとこれ苦手だなって時でも、しば漬けがあればごはんいけます」
井ノ原「(笑)。確かに、確かに。確かにしば漬けは裏切らない。名言ですよね」
井ノ原「あれ、やついさんは?」
やついいちろう:アジフライ
やつい「そういうことだったんですね」
井ノ原「(笑)」
やつい「色を入れるってことだったんですね」
井ノ原「そういうことですよ、みんな」
やつい「勘違いしてて、ただアジフライのブローチを付けて来ちゃいました」
井ノ原「(笑)。それでもいいんじゃないの」
やつい「アジフライがちょっと見えてって」
井ノ原「かわいい」
やつい「やっぱのり弁が好きなんで、白身魚がいいんですよね」
井ノ原「全体的にのり弁」
やつい「黒でのり弁、ここにただただアジフライがある」
井ノ原「(笑)」
やつい「(映美さんみたいな)こういうのやりたかったです。失敗したなと思ってます」
井ノ原「理由をもうちょっと聞いておくべきでしたね」
やつい「ただアジフライをここ(胸ポケット)に入れちゃうって話じゃなかったんですよね、すみません」
井ノ原「そういう人がいてもいいと思います」
やつい「ありがとうございます」
KREVA:ピーマン
KREVA「差し色っていうか僕がなってきちゃいました!ピーマン。無限ピーマン。(シャツで)中のわた感を演出してみました」
井ノ原「あ、そこが」
KREVA「最初(シャツが)黒だったんですけど、甘いって言って。やってきました!」
井ノ原「全体的にピーマンを表現していただきました」
井ノ原「坂井さんは?」
坂井真紀:からあげ
坂井「なんだと思います?」
井ノ原「何でしょう?」
坂井「私もこのまま食べていただきたい感じの。(間を空けて)からあげです」
KREVA「完璧です!」
井ノ原「全然脂っこくない、さっぱりしたからあげです!これも、からあげ発注で頼んだんですか?」
坂井「そうです、からあげ発注です。選んでいただきました」
井ノ原「お店の人どんな感じだったんでしょうね」
KREVA「ファッション業界、どうなってんだって、おかしいなって」
井ノ原「ステキです!」
井ノ原「(若林)時英くんは?」
若林時英:なす
若林「僕は、なすです」
井ノ原「なす好きなの?」
若林「いま、めちゃくちゃハマってて、なす料理5品くらい作れるようになりました」
井ノ原「本当に?!」
若林「はい、自粛期間中に自分で作ることがあったんで、なのでなすにハマってます!」
井ノ原「なすの料理で一番好きなのはなんですか?」
若林「なすの生サラダ」
井ノ原「え」
若林「食べたことないですか?」
井ノ原「ないなー。生で食べたことはあるけど、サラダって」
若林「千切りにしてあくを取って、そのまま味付けはご自由なんですけど」
井ノ原「へー、ご自由」
若林「触感が違っていて今まで食べたなすと」
井ノ原「何のなすでもいいんですか?」
若林「何のなすでも大丈夫です」
井ノ原「ちょっとやってみたいね、みっちーね」
道枝「うん」
若林「(道枝くん)やらないでしょ、やらないでしょ」
井ノ原「(みっちー)なす好き?」
道枝「なす好きですよ、僕大好きですよ」
井ノ原「ちょっとやってみようよ」
道枝「料理できないんで」
井ノ原「そりゃやったことないから。唯一作ったことあるの何だっけ?」
道枝「チーズドック」
井ノ原「自粛期間中に作ったんだよね」
道枝「そうそう」
井ノ原「どうやって作ったんだっけ?」
道枝「えーと、割りばしに、チーズとソーセージぶっ刺して」
井ノ原「ぶっ刺して言うなよ」
道枝「それを10本くらい作って家族に食べさせたら不評でした」
井ノ原「(笑)。一度食べさせてもらいたいですけどね」
井ノ原「工藤さんは?」
工藤遥:ツナマヨ海苔巻き
工藤「私、すごいわかりづらいんですけど、ツナマヨ海苔巻き」
井ノ原「どこら辺がすみません、ツナマヨなんでしょうか?」
工藤「海苔部分がめちゃくちゃ少ないんですけど、色味がなんとなくツナマヨかなっていう」
井ノ原「海苔は?」
工藤「海苔は所々にいるんです」
井ノ原「確かにね。しば漬け同様ツナマヨも裏切らないから。裏切らない女優さんになってください」
工藤「ありがとうございます!」
KREVA「なんだよ急に」
井ノ原「上手くまとめようとしてよくわかんなくなっちゃって」
井ノ原「最後、監督、ではよろしくお願いします!」
兼重淳監督:トマトとブロッコリー
兼重監督「トマトとブロッコリーです」
井ノ原「(笑)。トマトはもちろん上着の赤ですよね」
兼重監督「年齢的に抗酸化作用とか、疲労回復とか書いてあるとなんか食べる」
井ノ原「なるほど、体にいいって言いますからね」
兼重監督「あと、そのまま食べてもいいし、煮ても焼いてもおいしいから」
井ノ原「ブロッコリーはその靴下ですか?」
兼重監督「そうです、緑の」
井ノ原「かわいい」
兼重監督「ありがとうございます」
井ノ原「監督、かわいいっす」
兼重監督「ありがとうございます。あんまり(僕に話を)振らなくていいです」
井ノ原「すみませんでした」
卵焼き作り
MCーー今回井ノ原さん、結構お料理をやられて、卵焼きをお作りになる場面を観たんですけど、噂によりますと卵焼きをみなさんに振る舞われたそうで
井ノ原「そうなんですよ。作るのに玉子3つ使ってたんですね、だから1パック10個入りじゃないですか。1日に1パック使ってたんですよ。やっぱり何個も何個も作って、全部食べる訳にいかないので、(撮影)現場に持っていって、みっちー(道枝駿佑)といつもお昼ごはん一緒に食べていたので、みっちーに食べてもらったりしてました」
道枝「そうなんですよ、毎日味を変えてきてくださるので、僕もお昼ごはんの時間になったら、今日どんな卵焼きかなって楽しみにしてましたね」
井ノ原「何が一番気に入りました?」
道枝「生姜が入った卵焼きです」
井ノ原「紅生姜が入った。原作にも出てくるんですけども、それを真似して作ってみたら、紅生姜がいいんだよね」
道枝「すっごいおいしかった!」
井ノ原「あとは僕の卵焼き食べたって方いらっしゃいます?あ、坂井さん」
坂井「はい、いただきました。とってもおいしかった。感動しました!」
井ノ原「本当ですか、ありがとうございます。お母さん(倍賞千恵子)と(姉役の坂井真紀)3人で食べたんですよね」
坂井「はい」
井ノ原「あれ、KREVA食べてない」
KREVA「全然食べてない」
やつい「我々、食べてない派なんですよね」
井ノ原「ちょっと今度プライベートで、作ってお届けしますんで」
やつい「本当ですね?!」
井ノ原「嘘です」
阿部「焼いていただいて、井ノ原さんのプロ並みのフライパンの扱いを拝見しました。居酒屋のシーン、あの時にいただきました」
映美「わたくしは、離婚しちゃうんですよ。なのでお弁当作ってるシーンは私はいなくって」
井ノ原「その離婚がきっかけで、自分で作るっていうことでもありますので」
映美「井ノ原さんの作った卵焼きは食べてないんですけど、お昼ごはんを一緒に囲んで食べたんです。それは美味しかったですね。一緒にごはん食べて」
井ノ原「ありがとうございます」
思い出に残っているシーン
井ノ原「これね、おもしろい映画で、家族の話だと思いきや、お弁当がテーマでもあるけども、ライブも出てくるし、学園ものでもあったりとか、恋愛ものでもあったりとか、いろんな要素が詰まってるんですね。だから監督も、毎日違う映画撮っているみたいな感覚でしょうか」
兼重監督「そうですね。ライブシーンはプロモーションビデオを撮っているみたいな、で工藤(遥)さんが来ると学園シーンみたいな感じでしたね。森七菜ちゃんも」
井ノ原「学園チームはどうでした?」
道枝「(若林)時英くんと森七菜ちゃんとお弁当食べるシーンがあったんです。ほとんどアドリブだったんです」
井ノ原「えー、そうなの?」
道枝「で、セリフとかいうタイミングも最初毎回違うくていろんな方向から撮ってたんですけど、それがもうつながらなくって、監督が編集大変って」
兼重監督「あの、エチュードにしたんです。シチュエーションはこうで、本当に言わなきゃいけないセリフはこれしかないけど、その間つないでもらっていいからって、“よーい、スタート”っていったら、3方向くらいから撮ってたんですけど、もうNGばっかりで」
井ノ原「いやー、おもしろい。そうやって聞いてから観るとみなさんもこれからおもしろいかもしれないですね」
井ノ原「森さんどうですか?印象に残っているシーンあります?」
森「ライブを観に行ったシーンが、すっごく楽しかったです。かっこよすぎてビックリしました!この映画で組まれたバンドとは考えつかなかったです。ずっと続けてほしいです」
やつい「いいんですか?」
KREVA「やぶさかではないですね」
井ノ原「みなさんのお声さえあれば」
やつい「どうですかマネージャー(役の野間口徹さん)」
野間口「いいと思います」
井ノ原「本当に言ってるのかな」
井ノ原「(若林時英)なんかありますか?」
若林「僕は、道枝くん演じる虹輝と出会って、友達になるきっかけのシーンを撮ったのがすごく印象に残っていて。緊張感ある撮影の中で、初めてあったのでぎこちない感じだったんですけど、どんどん撮影を重ねてプライベートでもバンバンしゃべるようになって、それは印象に残っています」
井ノ原「4人とも学園シーンですけど、工藤さんはまた別で」
工藤「そうですね、私は3人の1(学年)個先輩の役だったので、なかなかご一緒するシーンがなかったんですけど、だからなんか3人の出来上がった空気感がうらやましかったです。ピコピコするウサギの耳の帽子みたいなのをお店(飲食店)で着けてるシーンが本当にかわいくって、あれいいなって思いました」
道枝、若林「今度ぜひ」
井ノ原快彦、道枝駿佑の思い出のシーン
井ノ原「それぞれいろんな思い出あるんですけど、鎌倉で自分の家のシチュエーションがあって、そこの家をお借りしていたんですどひと月。そこから見える景色っていうのが、映画の中でも出てきますし、そこの坂道っていうのがあまり多く語らないほうがいいと思うんですけど、ちょっと人生と重ね合わせるところが、僕はあったりして、すれ違いもあれば、同じ方向で歩く時もあればみたいな、そういったところが僕としてはとても印象に残っていて、心にグッときたところでした。あとは、最後2人でみっちーと一緒に歌えたところ、そこはとても印象に残っています」
道枝「そうですね、すごく楽しかったですね。歌っている時も動きがアドリブだったので、毎回新鮮な気持ちで挑めて、表情お新鮮な表情になっていたので、素で楽しみながら、虹輝じゃなくて半分道枝駿佑で出たんじゃないかと、本当に楽しませていただいたので印象に残っています」
MC——道枝さん自身の撮影で一番井ノ原さんとの思い出に残っていることは?
道枝「僕は、ギターをいただいたことですかね、井ノ原さんから。その頃同時期に、なにわ男子の全国ツアーのリハーサルをやっていたんですけど、その時にギターを披露というのを言ったら“ギター何本持っていくの?”と言われ、“1本です”と答えるとじゃ、“2本持ってたほうがいいよ”と言っていただいて、貸してあげるよということだったんですけど、いつ返せばいいかわからないので、“いつ返せばいいですか”とお聞きしたら、“じゃあ、あげるよ”と言っていただいて、すっごく嬉しかったんですよ!先輩から初めてもらったギターで、しかもいいギターだったので、そんないいギターを軽いテンションで後輩に言っていいのかと思ったんですけど」
井ノ原「本当に大事に使ってくれそうな人だなと思ったので、お近づきの印に。あと一生懸命練習してたから、ギターとか楽器っていっぱい使ってくれるほうが、使ってくれる人のほうがいいから、つながれたかなーっていう感じで。一生懸命練習しててんの?」
道枝「練習してる!」
井ノ原「今後だから、彼がギターを弾くシーンを見た方は、イノッチのおかげなんだと」
道枝「ちょっと待って!それはそうだけど」
井ノ原「頑張ってやってますんでね、見ていただければ」
MC——優しいですね
KREVA「あれだよね、これちょっと名誉のためにいうけど、親子間を演るためにタメ口協定みたいなもの結んでんでしょ?」
井ノ原「そうなんだよ」
KREVA「だからそういう風に」
井ノ原「ありがと、ありがと、フォローしてくれて!」
KREVA「なんかすごい感じ悪い、なんだコイツみたいなってね」
道枝「タメ口でいいよって言っていただいて」
井ノ原「親子の役、いきなり親子って難しいし、同じ事務所の先輩後輩なんですけど26個(歳)離れてるんですね。僕の26個上の先輩っていないんで、彼の気持ちがちょとわからなかったんですよ、まず最初にどうしたらいいかなってことで、タメ口協定を結ばせていただいた次第でございます」
MC——ステキですね
会場「(拍手)」
KREVA「これは私への拍手ということでよろしいですか」
井ノ原「ありがとうございます!フォローのほうありがとうございます。KREVA様様でございます」
最後に代表して井ノ原快彦、道枝駿佑よりメッセージ
道枝駿佑
この映画はですね、当たり前に感じる日常が、当たり前じゃないんだなと再確認できる映画となっておりまして、親子の絆であったり、友情での絆であったりとか、いろんな絆が生まれていく映画なので、お弁当ってすごいなとか、親って偉大だなって改めて感じることができる映画なので、みなさんぜひ楽しんでいただけたらなと思います。よろしくお願いします。
井ノ原快彦
この映画、最初にお話をいただいた時に、まず悪い人出てこないよってことと、読んでみたらこれへんな意味じゃないです、誉め言葉ですけど何も起きないっていうのがとても魅力的でした。日常ってこんなにおもしろいんだなって思った作品です。ですが、撮り終わったのはちょうど1年前なんですけども、1年後にまさかこういう状態になるっていうのは誰も想像してなかったことではあります。だから僕たちが撮っていた時と、また映画の観方がもしかしたら変わっていくのかなと思ったりとかします。今この時期、この映画を観ていただけるというのはとても意味のあることなんじゃないかなと思います。それぞれバラバラのシーンでしたけれども、これだけの一体感をもって、このステキなキャストのみなさんに囲まれて作った作品ですから、まず元々の作品に込められたパワー、エネルギーはものすごいものがあると思います。それをいろんなアドリブがありながらも、しっかりとまとめて指揮をとってくださった監督にも感謝しておりますし、みなさんにとっても思い出深い作品になればなと思います。誰もがきっとたぶん日本人だったらお弁当を食べたことがないって人はいないんじゃないかなというくらい、みなさん共感する中で、そこにまつわる物語で、もしかしたら1つでも“これ、私もこの経験したことある”みたいなそういうものがあったらとてもうれしいなと思います。単純にただただこの映画を楽しんでいただきたいと思います。
そしてこの作品は、TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美さんの原作、こちらの小説とかではなくてお弁当を作り続けた記録のエッセイが映画になっているというちょっといつもと違った、変わった作品になっております。作品の中で使っているギターは渡辺俊美さんから全部お借りしたものなんですよ。そういうところもちょっとね、細かいところも楽しめると思います。で、最後にみっちーと歌っています歌が何か形になってくれればいいなー、ジャニーズさん、お願いします!
会場「(拍手)」
そして“Ten 4 The suns”のバンドも形になってくれればいいなー
会場「(拍手)」
どこかのレコード会社のみなさん、お願いします!
とにかく楽しんでください。我々も観たあとの印象としては、帰り何か食べたくなりますので、何かテイクアウトでもいいから買って帰ったほうがいいですよって感じで、お腹すく作品になっております。
STORY
長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原快彦)。父を選んでくれた息子・虹輝(道枝駿佑)が 15歳と多感な時期を迎えていた時期の 離婚なだけに、一樹は虹輝に対する罪悪感に苛まれていた。そんな時、重なるようにして虹輝が高校受験に失敗したという悪い知らせが届く。これまで自由に生きてきた一 樹は、虹輝に対し“学校だけがすべてではない。自由に好きなように育ってくれたらそれでいい”と思っていた。しかし、虹輝の出した答えは「高校へ行きたい」だった。そして翌 年の春、見事に高校に合格。ここで一樹はある質問をした。「学校の昼食なんだけど虹輝はどっちがいいの?お金渡して自分で買うのと、父さんが作るお弁当」「父さんのお 弁当がいい」この瞬間「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という“大切な約束”が生まれたのだった。 慌ただしい毎日の中、お弁当を通して交錯 する父と息子の想い。 ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も...、一樹の怒涛 のお弁当作りが始まる――。
映画『461個のおべんとう』
2020年11月6日(金)全国ロードショー
出演:井ノ原快彦、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズ Jr.)、森 七菜、若林時英、阿部純子、野間口徹、映美くらら、 KREVA、やついいちろう、坂井真紀、倍賞千恵子
監督:兼重 淳(『キセキ -あの日のソビト-』)
脚本:清水匡 兼重淳
原作: 渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)「461 個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(マガジンハウス刊)
企画・製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ
製作幹事:ハピネット
配給:東映
© 2020「461 個のおべんとう」製作委員会