写真左から:細見大輔、菅原りこ、塚田僚一(A.B.C-Z)、辰巳琢郎、田村雄一 、鈴木勝秀
2021年1月15日(金)〜17日(日)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールでの公演を終え、1月21日(木)〜31日(日)品川プリンスホテル ステラボールにて東京公演が幕を開けた。
キャストは、主演・モグラの「モグー」役を務める塚田僚一をはじめ、シェフ(ハリネズミ)役に細見大輔、師匠 / ラ・モグー2世 / ホテル従業員 / ホテル客(モグラ)役(4役)に菅原りこ、ハリネズミ・フランスの国王であり、ハリネズミホテルの宿泊客ラ・モグ―2世 / ナレーターを田村雄一、そして、ホテル支配人(ハリネズミ)役に辰巳琢郎という俳優陣が顔を揃えた。
原作は、ミュージカル「恋する♡ヴァンパイア」「HARUTO」等を手掛けた 鈴木舞。上演台本・演出を務めるのは、1987年にザズウ・シアターを旗揚げ後、主宰者として構成・演出を務め、以降Rock Opera「R&J」や音楽朗読劇「日本文学の旅」を手掛けるなど、翻訳劇からオリジナル戯曲まで数多くの演出作品を手掛けてきたスズカツこと鈴木勝秀。そして音楽を、吉田拓郎・ YUKIなどのライブの音楽サポートはじめ、近年では「地球ゴージャス・星の大地に降る涙」コーラスアレンジなど数多くの舞台にて音楽監督、歌唱指 導を精力的に行う大嶋吾郎が担当する。
子ども向けの童話に軽快な大人テイストをたっぷりと盛り込み、オリジナルのロック・ミュージックと組み合わせたハードで純粋なエンタテインメント作品だ。
東京公演の意気込み
主演の塚田僚一(A.B.C-Z)
塚田僚一「モグ―役の塚田僚一です。このタイミングでステージに立たせていただけることが本当にありがたいことだなと感じていまして、なんとしても全公演無事に終えることです!それ以上でもそれ以下でもなく、目指して頑張っています!キャスト、スタッフ一丸となって頑張っております」
細見大輔
細見大輔「シェフ役の細見大輔です。今回のお芝居はですね、ソーシャルディスタンスを最大限に活かした舞台になっておりますので、役者同士が接触するシーンがほぼないのですが、それでも役者一人ひとりが、持てる力をすべて出し切って演じております。深く考えてみてしまうとよくわからなくなるので、何も考えずに見てもらったほうが楽しんでいただけると思います。よろしくお願いいたします」
菅原りこ
菅原りこ「師匠 / ラ・モグー2世 / ホテル従業員 / ホテル客(モグラ)役を務めさせていただきます菅原りこです。私は少人数での舞台が初となるので、とても緊張でいっぱいだったのですが、お稽古をたくさんしていくにつれてとっても楽しく毎日稽古をさせていただきました。そして、いよいよここ東京で本番を迎えられてということで、身が引き締まる思いなんですけれども、このキャストさん、スタッフさん方と最後まで駆け抜けていけるように頑張っていきたいと思いますので、みなさんよろしくお願いいたします。今日はありがとうございました」
塚田僚一「まだ終わってないよ」
菅原りこ「(笑)」
田村雄一
田村雄一「ラ・モグ―2世 / ナレーターの田村雄一です。今回のお芝居ですね、バカなことを私、バカなりに真剣に演っておりますので、ぜひみなさんもバカになって90分間全力で楽しんでいただければと思います。よろしくお願いいたします」
辰巳琢郎
辰巳琢郎「ハリネズミホテルへようこそ、支配人の辰巳琢郎です。今、こういう時期で大変なんですけども、こういう時期だからこそ、こういう明るい未来に向けてのお芝居が必要だと思っています。決して不要不急なものではない、お芝居・舞台というのは不要不急なものではないと信じてやってきております。楽しいお芝居ですしね、子どもでも小学生のみなさんでも十分楽しめる、理解できるそういう作品です。かつ、舞台の良さ、熱を伝えられる、今回は配信をあえてせずに、生の舞台の良さをぜひ感じていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします」
脚本・演出 鈴木勝秀
鈴木勝秀「本日はありがとうございます。もうこの公演は大阪のほうですでに開けておりまして、稽古も十分しましたけれども、公演のほうも大阪で3日間5公演やってきたので、今日東京初日ですけれども、準備万端でみなさまにお届けすることができると思います」
個人として4年ぶりの舞台となる主演の塚田僚一
塚田僚一「最初は4年ぶりっていうことと、あとモグラの役ということで、どうなるんだろうとわからなくて不安な部分もあったんですが、こうお話をいただいて稽古を積み重ねるうちに、なんかまた明日も稽古に行きたいな、やっぱお芝居楽しいなというのを改めて感じて、その楽しいがどんどん更新していって今いる感じなので、ステージに立てるっていうこと、今ではありがたいことだし、うれしいことだと思っています」
――大阪公演を終えてみて楽しいことは、何かありますか?
塚田僚一「劇場とホテルの往復だけで、裏側では。公演を終えて“あー良かった、無事何事もなくて”という達成感。そして僕が一番最後袖で4人の(キャストの)みなさんが、出迎えてくださって、ホント良かったっていう。このタイミングだからこそ、ステージに立てる喜びをかみしめて、感じております。稽古中も楽しみを見つけて、例えばマスクしてフェイスシールドしてるんですけど、アクロバットもしたりするんですね、フェイスシールドがアクロバットをすると取れちゃうんですね、それをどうやって取れないように工夫するかというそういう楽しみの見つけ方を!この状況だからこそ、みなさんいろんな大変な思いをされて工夫をして乗り越えていると思うんですけど、一つひとつを乗り越えていくのが楽しいです!」
辰巳琢郎「なんと前向きな!」
アクロバットありの舞台
塚田僚一「年末SASUKEもあったりで、(身体が)仕上がっていたので、本当に1番いい状態だったと思います。コンサートとかもやってたりしたので。だからそういうこともあって、お越しいただいて観ていただけるというのが、今日も楽しみです!」
大阪公演での手応え
塚田僚一「笑い声や発声は基本的にはダメなんですけど、楽しんでくれてるな、ワクワクしているなという感じは声出さなくてもすごくわかっていて、手拍子だったりとか、リアクションもそうなんですけど。いろんな人に観てほしいなという風に思いました」
個人単独での舞台出演について
――(A.B.C-Zの)メンバーがいなくて寂しいなというのはなかったですか?
塚田僚一「出しゃばりな河合(郁人)がいなくて良かったなと(笑)」
会場「(笑)」
塚田僚一「出しゃばりというとあれですけど、本当に自分一人でなんとしても、この舞台を成功させるんだっていう!グループの時は5人で走って頑張るという感じなんですけど、なんとしても、それ以外ないんですよね(笑)」
――メンバーは観に来てくれますかね?
塚田僚一「まだ何も言われてないです。でも河合(郁人)からは大阪の初日に“初日おめでとう”ってメールをいただきました。なんとしても成功させます!」
最後にメッセージ
塚田僚一「みんなで力を合わせて、来てくださるみなさんが楽しんでいただけるように全力を尽くしたいと思います。『Mogut』~ハリネズミホテルへようこそ~よろしくお願いします!」
公開ゲネプロ
STORY
イギリスのロンドンからずっと先のところに、人間のひざまでもない小さな 小さなホテルがあります。これは誰のホテルでしょう。お客様は、みんな 背中にハリをつけた、そうハリネズミのホテルなのです。手にミチュランガイ ドを持った、親子のお客様が入ってきました。「ここは昔、ミチュランで五 つ星を取ったホテルだよ」とお父さん。「えー、でも」と子どもがページをめくると、今は星が二つになっています。
そこへ、新しいお客様がやってきました。ハリネズミによく似ていますが肌 は真っ黒。名前はモグー、モグラです。「こちらはハリネズミ専用ホテルです。ハリネズミ以外のお客様はお断わりしています」と、フロントで支配人に言われてしまいました。「どうして泊まれないのですか。ミュチュランで 五つ星を取っているホテルではないのですか。ここのホテルの料理が食 べたくて来たんだ。どうか泊まらせてほしい」
なんとかここへ泊まりたいモグーが、なんとかしてホテルへ泊まりこんだら、 そこで大騒ぎになってしまい・・・。 珍騒動が巻き起こす、思い出と約束の物語。
舞台『Mogut』~ハリネズミホテルへようこそ~
(読み:モグー ~ハリネズミホテルへようこそ~)
【出演】塚田僚一(A.B.C-Z)/細見大輔、菅原りこ、田村雄一 /辰巳琢郎
【原作】鈴木舞
【上演台本・演出】鈴木勝秀
【音楽】大嶋吾郎
【日時】
終了▼
<大阪>2021年1月15日(金)~1月17日(日)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
<東京>2021年1月21日(木)~1月31日(日)
会場:品川プリンスホテル ステラボール
※開場時間:開演60分前
※未就学児童入場不可
【チケット料金】全席指定 9,500円(税込)
※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。
【主催】東京公演:「Mogut」製作委員会 大阪公演:リバティ・コンサーツ
【お問合せ】
東京公演▶︎キョードー東京:0570-550-799(オペレーター平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)
【公式HP】https://mogut-stage.com/
【公式twitter】@Mogut_st