本作は、webラジオ番組「おしゃべや」オールナイトニッポン i(ニッポン放送)に出演中のイケメン若手俳優の番組パーソナリティ10名が、スタジオを飛び出しオリジナルストーリーの映画に出演し、過去に存在したラジオ局を自分たちの手で復活させるべく、神奈川県・伊勢原市に集まった若者たちの青春ストーリーだ。
ラジオ制作に奮闘するメインキャスト10人の魅力をメガホンをとった川野浩司監督とweb ラジオ番組「おしゃべや」開局時より担当しているポニーキャ ニオンの江尻哲也氏よりコメントが到着した。
川野浩司監督コメント
▼10 人の若手イケメン俳優達のそれぞれの役柄についてや印象、魅力を教えてください。
アクト役:西銘駿について
西銘君はいつもニコニコしていてアクトっぽいなと思います。またとてもフラットに現場に入ってきてくれるので、素直で(演出する側からすると)染めやすい役者さんだと思います。今回はラジオの話なので(場面によっては)そんなに人が動かずラジオパーソナリティーが喋っているだけのシーンもありそれをどう演じるかが難しかったと思いますが、声と表情で伝える芝居を見事に演じ切ってくれました。
ニガリ役:飯島寛騎について
飯島君は西銘君とは対照的です。芝居に対してとてもストイック、こだわりだったりプライドだったりをとても大事にしているイメージです。演じることが楽しくていわゆる“役者”という感じがすごい。彼がイッセー尾形さん演じる伊勢さんを見つめている眼差し、僕はとても好きですね。
ディジェ役:ゆうたろうについて
ゆうたろう君はセルフプロデュースの能力が凄く高く、衣装もほとんど自前で持ってき てくれるし、アイデアもたくさん出てくる。こうしたいという意思がしっかりあり、そ れがわがままではなく台本上の流れを踏まえつつ自分のアイデアがきちんとある感じで す。その提案が間違いないし面白くキャラに合っている。そんなゆうたろう君と仕事を していてとても面白かったですね。
セルガ役:板垣李光人について
李光人君、この人凄いですよ。基本(ペアで演じている)ゆうたろう君が引っ張って行くんですけど、それにきちんと合わせられる力がある。とても若いのに大人の芝居をしているのも凄いです。子役からの経験がとても活きているのだと思います。
クッパ役:阿久津仁愛について
阿久津君はとにかく撮り甲斐がある役者です。撮影中とてもいい顔をしてくれさすが(ミュージカルで)主役をあれだけ張っている役者だなと感じました。走り回るシーンのバタバタしているコミカルな感じとかとてもよかったです。
ミュート役:井阪郁巳について
井阪さんは撮影前に“面白いことしたがり”と聞いていたので面白いヤツかと思っていたらそんなでもなかった(笑)。滑り倒してなんぼみたいな性格(笑)。でも心が折れないので愛されキャラでしたね。エンドロールで李光人君が「あーあ、しゃべらなければイケメンなのにな」って小声で言っているのを耳を澄まして聞いてください。彼に関してはそれが全てです(笑)
コーシ役:橋本洋平について
橋本君はふざけることが苦手でそれが可愛かったです。たとえば阿久津君はみんなを巻き込んでテンション上げてふざけたりするのに、橋本君はそれに合わせるのがちょっと苦手っていう感じが見ていて面白かったです(笑)。またクールな中に気持ちはちゃんとしっかりしたものを持っているというコーシなりの熱さをしっかり演じてくれました。
マクロ役:深澤大河について
深澤君は、一番演技が上手いなと感じた人です。こちらの都合で言ったことをしっかりやって、さらに良くしてくれるんですよね。技術が凄いんです。色々な制作側の意図を、言われたことだけじゃなくそれにプラスしてマクロっぽく、より面白くやってくれる、役者としての勘が凄くいいですね。
バントー役:立石俊樹について
立石君はこんなにイケメンなのでイジるしかないなって感じです(笑)。結果それが良かったですね。とってもきれいな顔で面白いことを楽しくやってくれて、結果一番おいしい 役柄になったんじゃないですか。でもそれは本人の力なんですよね。(軽自動車からかっこつけて)「乗ってけよ!」というシーンは絶対ウケますよ(笑)
ジム役:醍醐虎汰朗について
醍醐君は、台本を超えていきたいと常に思っている人です。今までいろんな俳優さんと仕 事をしてきてその姿を見てきているんでしょうね。だから演じるにあたって必ずアドリブや自分らしさの何かを入れてきますよね。台本通りにやるのが嫌なわけではなくて、自分 がやるからこその味を出したいという気持ちが強くあると感じます。
▼これまでたくさんの映画・映像作品で、イケメン俳優を撮影されてきたと思いますが、監督からみてイケメ ン俳優とはどんな存在でしょうか。
「あんな顔してみんないいヤツらだなって思います(笑)。意外と今までモテてきていないとよく言うのは事実じゃないかな。いい性格が顔に出ている人たちなんです。性格がいいからイケメンになったのではないかと 感じるイケメンが多く、今回の10人もそう思います」
▼映画を楽しみにされている方々へ、メッセージをお伝えください。
「この映画を観ることでちょっとだけ元気になれると思いますし、観終わった時に友人、家族など大切な人に 連絡したくなる、人とのツナガリを確認したくなるような前向きな作品になっていると思います。みんなでツナガろうぜ!」
江尻哲也プロデューサーコメント
▼映画化するにあたりイメージしたものは何ですか。
「イメージしたのは、ウッチャンナンチャン出演でヒットした映画『七人のおたく cult seven』。キャラクタ ーそれぞれに個性と役割があり、全員が集結することで一つのことを成し遂げるような物語を意識しました。 演じる本人の性質が役柄に反映されていたり、その逆もあったり。本人と演じる役柄とのギャップも楽しんで もらえるはずです」
▼2019 年 11 月に神奈川県伊勢原市・大山でオールロケで撮影された本作の撮影裏話を教えてください。
「舞台稽古や別作品の撮影が毎日のようにある方ばかりだったので、朝 6 時集合、撮影スタートは 8 時、正午 までには終了というタイトなスケジュール。しかも撮影場所である“あふりラジオ”は山の中にあるので、石段を 15 分くらい登らないといけなかった。撮影前のウォーミングアップにはなりました(笑)」
STORY
「ラジオしか勝たん!!」
10 名の“ワケアリ”男子が共同生活開始―?!
あなたの声、僕たちが届けます!
夢に破れた 10 名の若者が自分自身を取り戻すべく、“雨降山”へ集う。
ラジオにかける彼らの思いは、人々を「ツナグ」ことができるのか―!?
往年の J-POP ヒット楽曲カバーに乗せ、彼らの共同生活が今、始まる―。
WEB ラジオ「おしゃべや」
「おしゃべや」とはオールナイトニッポン i(ニッポン放送)にて毎週月曜 21 時〜最新回を無料配信中(期間限定)のウェブラジオ番組。パーソナリティは、舞台、映画、ドラマ等で活躍する若手俳優たちがペアを組んでお届け。さらにこの「おしゃべや公式サイト」にて「おしゃべやメンバーズ」に入会すると、ラジオをさらに楽しめるコンテンツが盛りだくさん!
公式 HP: https://afuriradio.jp/
WEB ラジオ HP: https://oshabeya.jp/
Podcast:https://podcast.1242.com/show/oshabeya/
公式 YouTube:https://www.youtube.com/c/oshabeya
公式 Twitter: @oshabeya (https://twitter.com/oshabeya)
映画『ツナガレラジオ~僕らの雨降Days~』
2021年2月11日公開
【キャスト】
アクト:西銘駿
ニガリ:飯島寛騎
クッパ:阿久津仁愛
ミュート:井阪郁巳
コーシ:橋本祥平
マクロ:深澤大河
ディジェ:ゆうたろう
セルガ:板垣李光人
バントー:立石俊樹
ジム:醍醐虎汰朗
田中真弓(特別出演)
イッセー尾形
【スタッフ】
監督:川野浩司
脚本:藤咲淳一
音楽:成田 旬
配給:ローソンエンタテインメント
制作:ポニーキャニオン
制作プロダクション:ブースタープロジェクト
©2021「雨降ラジオ」製作委員会