本作は、人気小説家・吉田修一のサスペンス小説「太陽は動かない」を『海猿』や『暗殺教室』などの超大作を手掛けてきた羽住英一郎監督のメガホン作品。主演の藤原竜也、相棒役の竹内涼真が、心臓に爆弾を埋め込まれ、24 時間ごとに死の危険が迫るという極限まで追い詰められた秘密組織のエージェントを演じた。
本作の撮影は、約1ヵ月間、東欧のブルガリアで撮影を行い、日本での撮影を含め半年の歳月をかけて行われた。
主演の藤原竜也と共演の竹内涼真が、中継イベントに参加した。
全国9都市より親子、親友、会社の同僚などそれぞれの視聴者バディとリモートでイベントが行われ、藤原と竹内が地元に遊びに来た時に、ぜひ連れて行きたい名所や名店を紹介するというリモートイベントだからこそ実現した視聴者と交流を楽しむ一幕も。
今作は、規格外のスケールを実現するため、1ヶ月にわたる海外でのロケを敢行してきた。そしてドラマ版の撮影で訪れた福島では、深夜の撮影が多かったことを回想。
竹内涼真「何時間も朝まで一緒に宙吊りで爆弾処理のシーンを撮影していました。日が昇ったら撮影が終わりだったので、朝起きて、竜也さんと一緒にジムに行って、ふたりでトレーニングしてから近くの美味しい定食屋さんに行って、少し休んでからまた撮影っていうのを10日間くらい続けてたんです。毎日同じルーティンで竜也さんと時間を過ごせたことが、すごく濃い思い出ですね」
メガホンをとった羽住監督が早くも続編の撮影を熱望
竹内涼真「僕はクランクアップの時からずっとやりたいって言っているんですよ」
藤原竜也「まず僕の中では、公開前に続編が決まるっていうのはないんですよ。お客さんの反応もわからないのに、なんで制作陣は先走ってるんだ…(とぼやきモード)。(大変な撮影で)撮影中は続編なんて考えられなかったんです。準備期間があって、モチベーションも集中力もキープしながら半年間、走り続けてきて。なので、ようやくクランクアップを迎えた時はほっとしたんですよ。クランクアップ後に羽住監督やスタッフとご飯に行ったんだけど、最後に“続編はやらない!”って言ったら、みんなにテーブルにあったおしぼりを投げつけられましたけど。あと打ち上げでも“男なら脱げ!”って言われた」
竹内涼真「それ言ったの誰か覚えてます?(佐藤)浩市さんですよ!」
続編について
藤原竜也「そういう企画があれば乗らせていただきたいです。次回作は(指令役である)浩市さん側に行きたい部分があります。ぜひ次は僕が指令を出して、田岡にブルガリアにいってもらう」
竹内涼真「それはもう、バディじゃない!」
藤原竜也「いや、心のバディだよ!距離はあるけど、このご時世はソーシャルディスタンスだから」
最後にメッセージ
竹内涼真「僕たちは次回作やる気満々です。何よりこの映画は観終わった後にスカッとして、おもしろい映画を観たなと思っていただける自信があるので、ぜひ劇場に足を運んでください!」
藤原竜也「本来なら、生配信ではなく直接お客さんに届けるべきだと思うのですが、今日が本当に僕と涼真が活動してきた集大成の生配信になります。3月5日の公開に向けて、ひとりでも多くの方に届けたいと思って頑張ってきました。大変な時期ですが、みなさんの力をお借りして、ひとりでも多くの方に観ていただければと思っております。みなさんも大変かと思いますが精一杯頑張ってください。僕らも応援してます!」
STORY
心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原⻯也)と相棒の田岡(竹内涼真)。24 時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦が始まる。次から次へと困難が襲い来る極限の状況の中、2人の心臓爆破のリミットは迫っていた――。
映画『太陽は動かない』
2021年3月5日(金)全国ロードショー
■原作:吉田修一「太陽は動かない」「森は知っている」(幻冬舎文庫)
■監督:羽住英一郎
■脚本:林⺠夫
■出演:藤原⻯也、竹内涼真、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン、市原隼人、南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、鶴見辰吾、佐藤浩市ほか
■制作会社:ROBOT
■主題歌:KingGnu「泡」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
©吉田修一/幻冬舎 ©2020 「太陽は動かない」製作委員会
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■映画公式サイト:taiyomovie.jp
■公式Twitter:@taiyowaugokanai #太陽は動かない