3月19日(金)より成田凌と清原果耶の2人がW主演を務める映画『まともじゃないのは君も一緒』が全国公開される。公開を前に完成報告イベントが2月28日(日)都内会場にて行われた。

本作の主演を務めるのは、成田凌と清原果耶の2人。いずれも近年多数の映画作品に携わり多忙を極める俳優だ。そんな注目と期待の高い2人が演じるのは、普通がわからない男・大野と、普通を知ったかぶる女・香住。
大野は「世間知らずにも程がある!」という世の中の常識や普通が分からない男で、 「普通に結婚して、普通に暮らしたい」と思うが世間に馴染めず、自分の何が普通と違うのか分からないでいる役どころ。
香住は、SNS などあらゆる情報から、世の中を知ってるつもりでいて、得意げにアドバイスするが、実は恋愛未経験で内面はウブ。

共演には、小泉孝太郎、泉里香。
清原果耶演じる香住の憧れの実業家・宮本を小泉孝太郎が演じる。実業家でありながら著書を多く出し、成田凌演じる大野とは真反対のような人生を歩んでいるキャラクター。
実業家・宮本を支える才色兼備で大人な女性である宮本の婚約者・美奈子を泉里香が務める。

成田凌演じる大野は、香住によって、色んなことを知るきっかけを掴み、初めて異性に好意を抱く。その一方、清原果耶演じる香住は「先生は普通以下。だから私の言うことを聞いて。」と、大野が何もしらないことをいいことに、 言いたい放題、やりたい放題。 「女の人と付き合えるようになる練習」と言って、ある女性に大野を接近させることで、 物語は、おかしな方向へ進んでいく。

日常の中での人と人のコミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、不器用さを、毒気とコミカルさを交えて描いた、前田弘二監督と脚本・高田亮のタッグが手掛けるオリジナルストーリー。

この完成報告イベントに登壇したのは、W主演の成田凌と清原果耶、そして小泉孝太郎、泉里香、メガホンをとった前田弘二監督の5名。
イベントは無観客で行われたが、YouTubeでイベントの模様が生配信された。

冒頭の挨拶

成田凌「予備校の数学教師の大野を 演じさせていただきました。久々に(キャスト・監督の)皆さんとお会い出来て高揚しています。今日は配信で(会見を)皆さんに見てもらっているということですけど、早く 映画も見てもらいたいです」

清原果耶「久しぶりに皆さんとお会いできて嬉しい なと思いつつ、この映画もようやく公開できるんだなとワクワクしています」

小泉孝太郎「撮影の時、2019 年でしたっけ?この作品のような世界観は初めてで台本を読ん
だ時の感覚も覚えてます。主演のお 2 人が抜群に素敵でした。僕は全くタイプの違う2 人の女性(清原演じる香住と泉演じる美奈子)に囲まれて幸せでした(笑)」

泉里香「久々に皆さんとお会い出来て嬉しいです。すごく楽しいラブコメ で、ちょっとワクワクしています!」

前田監督「やっと公開が出来るということで、早く見てほしいという気持ちでいっぱいです。 最高のスタッフとキャストが揃って自信たっぷりです」

オファーがきた時を振り返って

成田凌「恋愛に対するミッションをクリアしていくという分かりやすい構図なんですけど、 “まとも” “普通”を題材にした映画って意外となかったなと。脚本を読んでみて、(脚本を担当した)高田さんすごいなって思いました!」

清原果耶「パッと(台本を)見たときに、とにかく喋ってるというイメージが強かったです。たたみかけるような大野と香住の会話劇が面白可笑しくもあり、真意をついているような部分もあって。成田さん とご一緒できるのも楽しみだなと思ってました」

大野(成田凌)と香住(清原果耶)のマシンガーントークで掛け合いをするシーン

成田凌「本読みをした時が初対面だったんで すけど、その一発目からいい感じでしたよね?ぴったりじゃん俺たち、って感覚でした、僕はね(笑)」

清原果耶「え、でも,,,嬉しいです(笑)」

前田監督「かみ合わない会話を繰り返す変わった脚本でしたが本読みの時点から凄かったです!心地のいい音楽のようで、 私は現場でニコニコしてました(笑)」

清原と泉との共演

小泉孝太郎「僕が言うのも失礼ですけど、魅力もタイプも違う女優さんのお二人との一緒のシーンが多かくて、(役どころ的にも)幸せな気分でしたけど、考えてみると“まともじゃない”のは僕の役なんじゃないかなって(笑)。映画を見るとお三方がまともに見えるんです!宮本が一番ま ともじゃなかったなって!」

成田凌「確かに人によっては宮本が一番嫌わてしまうかもしれないですね(笑)」

泉里香「小泉さんがおっしゃたようにタイプの違う宮本さんと大野さんという美奈子にとっても人生が豊かになった男性だったんだろうなと思います」

小泉孝太郎「自分が出演した映画で、自分(の役)と関係のある女性が他の俳優さんと絡んでてショックだなって感じたのは初めてでした。あれ、僕じゃないの?と。ありふれた日常を描いた作品だから余計にボディーブローのように」

タイトルの“まともじゃない”に絡めて「自分が他の人と違うと思うところ、まともじゃないところ

成田凌「“ものがなくなる”です。家から服がなくなったり、食べてないはずのものがなかったり。僕の家 の鍵を持ってるのはマネージャーさんしかいないので、マネージャーさんが泥棒なんだと思います(笑)」

清原果耶「私 は“フリスクは絶対嚙む”」

成田凌「どういうこと?」
清原果耶「楽屋で話してたんですけど、誰も共感をして くれる人がいなくて」

小泉孝太郎「恥ずかしいんです が“帰宅してまず足を洗う”です。当たり前ですけど、一日靴はいている訳じゃないですか。だから指を解放してあげたいんです(笑)。友人に大型犬かよって言われました!」

泉里香「“慎重すぎる”ことです。例えば家電で新製品が出たとして、調べ尽くさないと気になってしまって、調べてる間に新製品が出ちゃうんです」

前田監督「“ものの名前をよ く間違える”です。ボテトチップスのコンソメパンチをコンソメポンチって間違えたりとか...」

事前に公式 SNS で質問を募集していた、出演者に聞きたい「まときみ的」恋愛相談コーナー

16 歳の男 子高校生から【3 歳年上の大好きな人がいます!しかし、その人と遠距離でなかなか思いを伝えることができません。どうしたら思いを伝 えることが出来るでしょうか】

成田凌&清原果耶「恋愛マスターの小泉さんどうですか?」

小泉孝太郎 「映画みたいに息ぴったりですね(笑)恋愛マスターじゃないですけど、最高のシチュエーションじゃないかと!遠距離じゃないですか。そんなワクワクするシチュエーション普段ないから、いきなり会いに行っちゃえばいいと思います!」

成田凌「僕も行くと思います!」

清原果耶&泉里香「びっくりはするけど嬉しいと思います」

最後にメッセージ

清原果耶「この作品を見てくださった方の温かい一部に繋がったらと思っています。大野と香住だけ でなく存在感ある登場人物の中で普通を探す面白い作品になっています!」

成田凌「普通、まともってなんだろうという題材になっていますが、この映画を見て自由に生きてもいいなと思いましたし、セリフにもありますが普通も大変だなってその通りで。単純に笑えるところもあるので、楽しんでもらえたらいいなと思います」

STORY

外見は良いが、数学一筋で〈コミュニケーション能力ゼロ〉の予備校講師・大野。彼は普通の結婚を夢見るが、普通がなんだかわからない。 その前に現れたのが、自分は恋愛上級者と思い込む、実は〈恋愛経験ゼロ〉の香住。全く気が合わない二人だったが、共通点はどちらも恋愛力ゼロで、どこか普通じゃない、というところ。そして香住は普通の恋愛に憧れる大野に「もうちょっと普通に会話できたらモテるよ」と、あれやこれやと恋愛指南をすることに。 香住の思いつきのアドバイスを、大野は信じて行動する。香住はその姿に、ある作戦を思いつく。大野を利用して、憧れの存在である宮本の婚約者・美奈子にアプローチさせ、破局させようというのだ。絶対にうまくいくはずがないと思っていたが、予想に反して、少しずつ成長し普通の会話ができるようになっていく大野の姿に、不思議な感情を抱 く香住。ある時、マイペースにことを進める大野と衝突した香住は「もうやめよう」と言い出す。すると大野は「今変わらないと、一生変われない。僕には君が必要なんだ!」と 香住に素直な気持ちを伝える。初めて誰かに必要とされた香住は、そんな大野の言葉に驚き、何か心に響くものがあり、初めての感情に「これって何!?」と悩み始める。 二人の心がかすかに揺らぎ始めた時、事態は思わぬ方向へと動き出す。二人が見つけた《普通》の答えとは?

映画『まともじゃないのは君も一緒』

3月19日(金)全国公開

■出演:成田凌 清原果耶 小泉孝太郎 泉里香

■監督:前田弘二(『婚前特急』 『わたしのハワイの歩きかた』)
■脚本:高田亮(『婚前特急』 『そこのみにて光輝く』)
■主題歌:THE CHARM PARK 「君と僕のうた」 ■音楽:関口シンゴ
■プロデューサー:小池賢太郎(『キセキ ーあの日のソビトー』 『愛唄 ー約束のナクヒトー』)
根岸洋之(『リンダ リンダ リンダ』 『さよならくちびる』)
■配給:エイベックス・ピクチャーズ
■製作:「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会
■共同幹事:エイベックス・ピクチャーズ ハピネット
■企画製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ マッチポイント
■公式サイト:matokimi.jp
©2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会

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