2021年3月19日(金)東京・グランドプリンスホテル新⾼輪にて第44回日本アカデミー賞 授賞式が開催された。

優秀助演男優賞を受賞したのは、下記俳優陣。

●優秀助演男優賞
宇野祥平 「罪の声」
妻夫木 聡 「浅田家!」
成田 凌 「窮鼠はチーズの夢を見る」
星野 源 「罪の声」
渡辺 謙 「Fukushima 50」

画像1: (C)日本アカデミー賞協会

(C)日本アカデミー賞協会

画像2: (C)日本アカデミー賞協会

(C)日本アカデミー賞協会

画像3: (C)日本アカデミー賞協会

(C)日本アカデミー賞協会

最優秀助演男優賞

最優秀助演男優賞を手にしたのは『Fukushima 50』に出演の渡辺謙

世界が震撼した福島第一原発事故。関係者90人以上への取材をもとに綴られたジャーナリスト門田隆将(かどたりゅうしょう)渾身のノンフィクション作品「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)が原作となる映画『Fukushima 50』で、渡辺謙は吉田昌郎所長を演じた。

渡辺謙コメント
「(最優秀賞受賞発表の前のステージで役作りについて質問されて) 震災以降、被災地は何度か訪れているんですけど、僕自身の役作りというよりも、緊急対策本部のクランクインの時に、100人くらいエキストラも含めていたんですけど、やっぱり、一言だけ言わせていただいたんですよ。今現在、福島でも原発事故で苦しんでらっしゃる方がいるし、そのことで命を落とされた方もたくさんいらっしゃるんだと。背負いきれないにしても、そういう思いをこの映画にぶつけていこうという思いでやったので、なかなか厳しい現場ではありましたね。 (監督とのトラブルがあったと質問されて) さっきみたいな話をした後で申し訳ないんですけど、監督がいつの日からか、読売ジャイアンツのメガホンを持ってよーいスタートをかけ始めたんですよ。ちょっと僕、宗派が違うもので、「それはないだろ!」と。僕は真面目な芝居がしたいのに、そのメガホンはなんだということで、ちょっと目を盗んだ隙にゴミ箱に捨てました。(阪神タイガースのドラフト1位の佐藤選手について質問されて)期待が膨らみます。 (最優秀賞受賞発表の後のコメント) 今年は参加することに意義があると思ってきたので、先ほど話したように“福島の力”を、(最優秀受賞者に贈られる)このブロンズに込めていただけたんだなと思っております。福島の皆さん、とりあえず取りましたんで、どこか飾ってもらえるところに寄贈したいなと思います。本当にありがとうございました」

画像4: (C)日本アカデミー賞協会

(C)日本アカデミー賞協会

This article is a sponsored article by
''.