2021年3月19日(金)東京・グランドプリンスホテル新⾼輪にて第44回日本アカデミー賞 授賞式が開催された。

下記4作品が、優秀作品賞を受賞。

●優秀作品賞
中野量太(監督)東宝 「浅田家!」
高橋敏弘(制作)松竹 「男はつらいよ お帰り 寅さん」
那須田 淳(P)東宝 「罪の声」
角川歴彦(制作代表)KADOKAWA 「Fukushima 50」

最優秀作品賞

「ミッドナイトスワン」
 

画像1: (C)日本アカデミー賞協会

(C)日本アカデミー賞協会

●受賞者コメント

森谷 雄(フィルムパートナーズ代表)CULEN
「本当にありがとうございます。映画って、本当に関わる全ての人の眼差しで作られていくものだなというふうに、今回の作品で特に感じました。 今回、スタッフ、キャスト全員が同じ方向を向いて作り上げた作品です。草彅さんの眼差し、服部さんの眼差し、それを見つめている内田監督の眼差し、そして全スタッフの眼差しがひとつなってこの作品になったと思っています。そして、このコロナ禍で、劇場に足を運んでくださった観客の皆さんの眼差しがですね、また、ひとつなって、最優秀作品賞に導いていただいたと本当に思っております。観客の皆さんの眼差しは本当にやさしくて、尊いものだったと実感しております。本当にありがとうございました」

画像2: (C)日本アカデミー賞協会

(C)日本アカデミー賞協会

内田英二(監督)
「映画が好きで、5歳ぐらいからずっと映画監督になりたくて、ずっと小っちゃい映画をやったりしながら、脚本を書き、草彅さん、(服部)樹咲さんがこの脚本を読んで、森谷さんも読んでいただいて、徐々に徐々にそして公開して、当初は本当に何の後ろ盾もない映画だったんですけど、観ていただいた。観ていただいたひとりが、ひとりまた二人、三人と増えた。本当に何か映画って、先程、長澤さんがおっしゃっていましたけど、一人では作れないんだなって、スタッフと役者そしてやっぱり観客、観客があってこそのやっぱり映画なんだと思いました。今回は本当にありがとうございました」

画像: 最優秀作品賞

草彅剛
「マジか?!って感じですよね。いいんすかっ?!どうしようかな、これ。奇跡起こるんだなって。そうですね、あきらめたりしないで、一歩ずつというか、また、たまに振り返ることも人間誰しもあると思うんですけど、またそこから少しでも進むと、何かいいことあるんだなと思って、本当に素晴らしい賞をいただけて、本当に皆さんに感謝していますし、大変な世の中ではあるんですけど、皆さんとともに一歩ずつ、進んでいきたいなと思っています。本当にこの映画を愛していただいて、ありがとうございました」

服部樹咲
「さっき発表されて本当にびっくりしたんですけど、このはじめての私のお芝居で、初めての作品だったんですけど、この作品に参加できて、本当によかったなって思いますし、映画館に足を運んでくださった方々やSNSなどで盛り上げてくださった方などに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」

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