シェイクスピアの原作『ロミオとジュリエット』をなにわ男子の道枝駿佑がロミオ役を務め、ジュリエット役には初舞台の茅島みずきが演じる。
家柄や社会に翻弄されながらも、一途な愛を貫こうとする若者2人の恋愛悲劇を、原作の年齢に近い2人のキャストと演出を担当する森新太郎が創り上げる。
東京公演は東京グローブ座にて3月29日(月)~4月18日(日)、大阪公演は梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて4月21日(水)~4月25日(日)の期間上演される。
道枝駿佑初主演舞台となる公演初日を迎える心境
道枝駿佑「まだ実感が湧かないです。とうとうこの日が来たなと、日に日に感じて身に染みて感じていますし、稽古が始まってからここまであっという間だったので、これからはじまる本番も頑張っていきたいなと思います」
初舞台の茅島みずき、初日を迎える心境
茅島みずき「初舞台で緊張していたのですが、稽古を演出の森さんがたくさんしてくださったので、前に比べると声もでるようになってきていますし、感情も込められるようになってきたので、この調子で千秋楽まで一生懸命頑張っていきたいなと思っています」
ドラマでの共演以来の再共演となる道枝と茅島
道枝駿佑「(前回の共演から印象が)変わりましたねー。久しぶりに会ったのが本作の本読みで会ったときで、ドラマで共演したときよりかは、大人っぽくなっていて、雰囲気がガラッと変わったなという印象がありました。でも抜けてらっしゃるところがあって、そこは変わってないなという印象でした。たあいもない会話の中で、ん!?というときがあるので、エピソードは何か忘れちゃったですけど(笑)」
森新太郎「お前のほうが天然だ」
道枝駿佑「違いますよ、僕は天然じゃないです。ポンコツなだけです。そういう部分では印象変わってなかったです」
演出・森新太郎からみて
森新太郎「最近は(道枝と)ちゃんと話せるようになりました。最初は宇宙人と話しているような。みんなとワントーン声が違うんです。どれだけこっちが厳しく言っても“ありがとうございます!”って、なんか調子狂うなって。最近はもう慣れましたけど、はい。よく茅島のことを抜けてる抜けてると言うんですけど、誰が見たってこいつ(道枝)のほうが抜けてます、間違いないです」
稽古の様子
森新太郎「2人とも10代なので、コワレモノを扱うような大事に大事にならなくてはいけないなと思いながら、初日の稽古からバリバリにやってきました。根性があるので、よくここまでついてきたなと思っています」
声が出るように
道枝駿佑「声が出るようになりましたか?」
森新太郎「喉弱いんですってすごい訴えかけてきたんです。でもよく出てますね。僕も驚いています」
道枝駿佑「ありがとうございます!毎日稽古に行くのが不安で不安で、緊張で本読みも稽古も毎日行っていたはずなのに全然慣れなくて、ある意味新鮮な気持ちで臨めているのかなと感じました。森さんには厳しくしていただいて、心が折れたときもあるんですけど、ちゃんと褒めてくださるときは褒めてくださって、ちゃんと叱ってくださるときは、叱ってくださるので、ありがたいなと思います」
1番厳しく指導を受けたこと
道枝駿佑「殺陣のシーンの、僕が止めに入らなければならない場面で、剣に近づきすぎては危ないのでダメなんですけど、近づきすぎて、“お前、次近づきすぎたらぶっ殺すからな、冷静になれ”というのが1番ですね。心が折れそうなときは、深呼吸をして落ち着こうと気持ちを整えて臨みました」
茅島からみた座長道枝
茅島みずき「前に共演させていただいたときは、日数がなくてちゃんとお話もしていなかったので、そのときからマイペースというかちょっと抜けているところがあるので、変わってないなと思いましたけど、ちゃんと話をしたら、真面目で一生懸命で考えている方なんだなと思いました。お芝居の面でも変わってきて、道枝さんらしいロミオになっているなと思いました」
役作り
道枝駿佑「藤原竜也さんが演られていたロミオとジュリエットのDVDを観まくっていました。ほかには、僕は森さんから筋トレをしておけと言われたので、筋トレをしているんですけど、初めてお会いしたときにガリガリ過ぎるから筋トレをしておいてと言われたので、今も続けています。ちょっと筋肉ついたかなって。体重変わりましたよ、そんなに増えなかったです、2〜3kgくらいしか増えなかったです。ジャニーズWESTの小瀧くんからアドバイスいただいて、1日5食しっかり食べて筋トレしたら増量すると言ってくださったので、言われた当日に気合いが入って焼き鳥屋さんで食べたんですけど、胃がビックリしちゃって。だから慌てずだんだん胃を広げながらいこうと思いました」
森新太郎「本当に細いしビックリするほど顔もちっちゃいし、その隣の茅島もどうなってるのってくらいで、この2人でこんな体型が違う人間と(作品を)創ったことがなかったので、なんども腰下げろ腰下げろと、今回驚きの連続、身体の違いに。いいんじゃないかな、こういうスタイルのロミオとジュリエットでやっていくのかなということで」
茅島みずき「古典だったので言葉の意味もわからなかったんですが、森さんに1を聞くと10で返してくださるので、わかりやすく教えていただきました」
なにわ男子メンバーの反応
道枝駿佑「リーダーの大橋くんから電話がかかってきて、観に行くという連絡がきたので楽しみです。西畑大吾くんも稽古どう?大丈夫か?大丈夫できるよ、とか連絡がきたりしたので、いい意味でその心配を覆せるようにしたいですね」
最後にメッセージ
茅島みずき「今回初舞台ということですごく緊張しています。未だに森さんにたくさん指導される部分もあるんですけど、自分なりに一生懸命ステキな舞台にできたらいいなと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!」
道枝駿佑「初主演舞台がロミオとジュリエットという作品で本当に光栄に思っています。しっかり健康第一で千秋楽まで共演者のみなさんと、森さんとスタッフさんと一緒に作品を盛り上げられるように頑張っていきたいと思いますし、本番演りながらもよくしていけたらいいと思います。ぜひロミオとジュリエット、よろしくお願いします」
あらすじ
中世イタリアの都・ヴェローナでは、長年にわたっていがみ合いを続けているキャピュレット家とモンタギュー家があった。ある日、キャピュレット家で行われた仮面舞踏会にモンタギュー家のロミオとその友人たちが忍び込む。そこでロミオはキャピュレット家の一人娘・ジュリエットと出会い、瞬く間に恋に落ちてしまう。
互いが対立する両家の者だということを知った二人はショックを受けるものの、それでも二人の愛は変わらなかった。若き二人の純粋な愛を知り、この二人が両家の争いに終止符を打つかもしれないと期待したロレンス神父のもと、ロミオとジュリエットはひそかに結婚式を挙げた。
その矢先、友人たちと一緒のところを喧嘩に巻き込まれてしまったロミオ。なんとそこで、ロミオの親友・マキューシオがキャピュレッ ト夫人の甥・ティボルトに殺されてしまった。親友を失って怒り狂ったロミオはティボルトを逆に殺め、これによって両家は一触即 発状態となる。ことを穏便に収めるべくヴェローナ大公は、ロミオをヴェローナから追放する。
仲を引き裂かれてしまったジュリエットに、二人の良き理解者であったロレンス神父は一計を授ける。しかしそれは後に、純粋な 若き二人を大いなる悲劇へと導いてしまうのだった......。
舞台『Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-』
出演:道枝駿佑 (なにわ男子/関西ジャニーズJr.) 茅島みずき
宮崎秋人 森田甘路 小柳 心 坂本慶介
栗原英雄 太田緑ロランス 高橋克明 鈴木崇乃
冨永竜 久留飛雄己 天野勝仁 和田慶史朗
平田敦子 花王おさむ 斉藤 暁
原作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:森新太郎
主催・企画製作:東京グローブ座
《東京公演》
期間:2021年3月29日(月)〜 4月18日(日)
会場:東京グローブ座
料金:S席:9,000円 A席:8,000円 B席:6,000円(全席指定・税込)
チケット発売日:2021年3月14日(日)
お問い合わせ:東京グローブ座 03-3366-4020
《大阪公演》
期間:2021年4月21日(水)〜 4月25日(日)
会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
料金:9,000円(全席指定・税込)
チケット発売日:2021年3月14日(日)
お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜16:00 ※日祝休業)
公式サイト:https://www.romeoandjuliet2021.jp