写真左から:前田亜季、倉科カナ、風間俊介、中川翔子
本作は、風間俊介演じる孤独な人生を送っていた男性が、職を失った冴えないアラサーシングル女性3人と共同生活を送ることになり、性格の全く違う4人が、互いの欠点も含めて共に生きていく怒涛の会話劇で、コロナ禍の今と重なる、ほろ苦くも心温まるストーリー。
出演には風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季という個性豊かな俳優陣に、脚本・岡田惠和×演出・田村孝裕のタッグで贈る。
初日公演を前に、座長の風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季のキャスト4名が4月6日の取材会に参加し、上演を迎える心境を語った。
開幕を迎えて
風間俊介「この物語は、今を描いた物語です。人との接触だったりとか、出会いみたいなものが難しくなった今だからこそ、人と新しく出会ったり、人と一緒に暮らという決意みたいなものの大切さがしっかり描かれていると思うので、今を生るみなさんに観ていただけたらと思う作品でございます。よろしくお願いします」
倉科カナ「この物語は約1時間40分の怒涛の会話劇となっております。物語自体はとてもあたたかくて、ただ私たちのエネルギーはMAXで演じていますので、たくさんの方に来ていただいてこのエネルギーを少しでも受け取っていただけたら嬉しいなと思います。頑張ります!よろしくお願いします」
中川翔子「お会いできるということ、直接生でお客様の生きている姿を私たちも感じ取って、そして舞台の上で全く違った人生を生きることができる、本当にこれがいかに尊くて素晴らしいことかを、コロナ禍になって人生観が大きく変わりました。生きることそしてお仕事へのスタンス、舞台という生で伝えられること、感染対策もスタッフのみなさまが全力で毎日気を付けてくださっています。そして、ぜひこういう機会だからこそ、絶対にこの舞台は多幸感、幸せな笑顔の光を必ずお持ち帰りいただける作品となっていますので、どうかお互いハッピーになれますので、お越しいただけることを楽しみにしております。頑張ります。よろしくお願いします」
前田亜季「稽古場でも感染対策をしっかりとりながら、4人で濃厚な期間を過ごしてきました。脚本の岡田惠和さんからも“全力で愛してください”というメッセージもいただきましたので、それを心に一生懸命いきたいなと思います。どうぞよろしくお願いします」
会話劇でセリフ量の多さが…
風間俊介「最初覚えられるのかなと思っていたんですが、この3人と4人で稽古をしていて実際にキャラクターになって、キャラクターで対峙していくと、徐々に徐々に体になじんでいって、今日を迎えているという感じなので、この3人に助けられてなんとか覚えることができたという感じですね。僕が演じる役は、あまり人と関わらずに生きてきたからこそ、こういう時期でもあるんですけども、元から人との接触というものに憧れを持っていて、自分にはそういう未来はやってこないであろうと思っていたところに、新宿御苑が見渡せるヴィンテージマンションに一人で暮らしているところに、この3人がひょんなことから迷い込んできて共同生活を始めるという、傍から見たら誰かと暮らすというのは、人生においてすごいことだけど、そんなに特別なことじゃないのかもしれないんですけど、僕が演じる成瀬にとっては天変地異のような。それによっておこる変化というのは、みなさんの人生に照らし合わせ楽しんでいただけるのかなと思っています」
女性3人の中に男性1人
レポーター:風間さんは女性3人の中に男性1人ですが、なじんでますね。
風間俊介「そう言っていただけると嬉しいです。(女性陣3人に向けて)大丈夫ですか?私なじめてますか?」
前田亜季「なじみ倒してますよ」
中川翔子「みんな大人だから、すっごい健やかなんですよね。誰も気を遣ってない感じが!」
風間俊介「そうね、突飛な人もいない感じというか、なんと言うのかな」
前田亜季「このまんま!」
風間俊介「今カメラの前に対峙しているこのまんまじゃない!」
中川翔子「緊張する人いない」
最後に意気込みとメッセージ
風間俊介「今、劇場に来てくださるということは、本当に物語を愛して、物語を求めてくださるみなさんだと思うんですね。よく不要不急と演劇が言われたんですけども、人によってだと思うんです。人に物語が必要だと、今、豊が時間が必要だと感じた方は、ぜひ世田谷パブリックシアターに来ていただいてこの物語を受け取ってもらって帰っていただけたらすごく、今いる世界を愛おしく思って今後のこのコロナ禍が終わったあとに、多くの人たちと、話してみたいとか、一歩踏み出してみたいと、そんな優しい気持ちを持って帰ってもらえると思うので、ぜひとも世田谷パブリックシアターに来ていただいて「パークビューライフ」を観ていただけたらなと。お願いします!」
舞台の模様
あらすじ
僕と一緒に暮らしませんか?
新宿御苑が見渡せるヴィンテージなマンション。
その最上階に、僕は暮らしている。
情けないぐらい、ずっと一人だ。
ある晩、バルコニーに職を失った女子3人組が忍び込んできた。
突如現れた彼女たちに思わず・・・
「僕と一緒に暮らしませんか?僕、ゲイなので。」
そこから僕らはまるで家族みたいに、友達みたいに。
男女関係なく、暮らしている。
こんな暮らしがずっと続けばいいのに。
舞台「パークビューライフ」
作:岡田惠和
演出:田村孝裕
出演:風間俊介 倉科カナ 中川翔子 前田亜季
<東京>2021年4月7日(水)〜4月18日(日)
会場:世田谷パブリックシアター
チケット料金:S席 9,500円(税込)
A席 8,000円(税込)
<大阪>2021年4月23日(金)17:00
4月25日(日)12:00/17:00
会場:サンケイホールブリーゼ
チケット料金:9,500円(税込)
<愛知>2021年5月1日(土)13:00/18:00
5月2日(日)13:00
会場:ウィンクあいち 大ホール
チケット料金:9,500円(税込)
【一般発売日】3月14日(日)10:00〜
【企画制作】 エイベックス・エンタテインメント
【主催】エイベックス・エンタテインメント/ぴあ
【お問合せ】
東京公演:公演事務局 event@user-support.jp (平日10:00〜17:00)
大阪公演:キョードーインフォメーション:0570-200-888(平日・土曜11:00〜16:00)
愛知公演:中京テレビ事業:052-588-4477(平日11:00〜17:00) ※未就学児童入場不可
【HP】 https://parkviewlife.jp/
【公式twitter】 @park_view_life