今井翼の復帰後初の主演ミュージカルとなる本作は、原案・脚本・作詞をG2が手がける、スペイン最大の画家・ゴヤの激動の半生を描くオリジナル作品。
日本ミュージカル史上初の画家・ゴヤを題材としたミュージカルの演出を担当するのは、G2からの指名を受けた鈴木裕美だ。さらにその鈴木裕美からの依頼を受けたピアニストの清塚信也が作曲・音楽監修を担当する。
主演の今井翼とともに作品を彩るキャストに、親友役の小西遼生、妻役の清水くるみ、王妃側近の伯爵役の山路和弘、資産家公爵夫人役の仙名彩世、宰相役の塩田康平、ゴヤの義兄役の天宮良、王妃役のキムラ緑子ら個性豊かなキャスト陣が揃った。
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舞台の模様
STORY
封建的な18世紀スペイン社会において、破天荒かつ進歩的な考えをもっていたフランシスコ・デ・ゴヤ(今井翼)。ひときわ野心の強いゴヤは、保守的なアカデミー会員である義兄バイユー(天宮良)とことごとく対立するが、宮廷画家になるために王妃マリア(キムラ緑子)やその側近のテバ伯爵(山路和弘)に近づき権力を利用するなど、あの手この手で出世を目論んでいた。そんな彼を心配し支えるのは、妻のホセーファ(清水くるみ)や同郷の親友であるサパテール(小西遼生)。だが、その助言には耳を傾けず、ゴヤは自分の信じた道を突き進んでいく‥‥‥。
そして、写実的なヌードである「裸のマハ」を描いたことで、保守的なスペイン画壇でスキャンダルを巻き起こし、さらに革命軍との接触を画策する宰相ゴドイ(塩田康平)の命により、使者として港町カディスに向かう途中、何者かに毒を盛られ、聴力を失ってしまう‥‥‥。
自暴自棄となり絵が描けなくなるゴヤだったが、資産家・アルバ公爵夫人(仙名彩世)との再会により、絵を描くことへの衝動を取り戻すきっかけを掴む‥‥‥。
ミュージカル『ゴヤ-GOYA-』
2021年4月8日(木)~29日(木・祝):東京・日生劇場
2021年5月7日(金)~9日(日):愛知・御園座
原案・脚本・作詞:G2
演出:鈴木裕美
作曲・音楽監修:清塚信也
振付:上島幸夫
フラメンコ振付:佐藤浩希
出演:今井翼 小西遼生 清水くるみ 山路和弘 仙名彩世 塩田康平 天宮良 キムラ緑子
製作:松竹