2018年の大河ドラマ「西郷どん」(NHK)で小松帯刀を演じ、念願だった大河ドラマへの初出演を果たした町田啓太。あれから3年――。数々の話題作に出演して躍進し続ける彼が、再び大河ドラマに挑む! 3年を振り返りつつ、大河ドラマ「青天を衝け」への思い、そして今回演じる“土方歳三”を語ってもらった。
撮影/加藤 岳 スタイリスト/水元章裕 ヘアメイク/KOHEY 文/丸山あゆみ 衣裳/シャツブルゾン¥110,000、シャツ¥55,000、サスペンダー¥34,100、パンツ¥103,400、シューズ¥71,500(エルメネジルド ゼニア<ゼニア カスタマーサービス03-5114-5300>)

――2度目の大河ドラマへの出演となりますが、出演を聞いたときの心境をお聞かせください。

「またいつか、出演させていただきたいと思っていたのでとても光栄です。大河ドラマに出演することは、おばあちゃんをはじめ家族も喜んでくれますし、そういった意味でも喜びを感じています」

――町田さんにとって、大河ドラマに出演するということはどのような思いでしょうか?

「幼少の頃から時代劇をよく見ていたので、興味や憧れがありました。日本の中での時代劇は大河ドラマが最高峰だと思うので、そこに挑戦させてもらえることの喜びもひとしおです。漫画原作が多い中、大河ドラマは史実の人物や過去その時代に生きてきた人物を演じることができるので、他のドラマとはまた少し違った思いがありますね」

画像1: 町田啓太「大河ドラマにまたいつか、出演させていただきたいと思っていたのでとても光栄です」、大河ドラマ「青天を衝け」インタビュー

――前回出演の大河ドラマ「西郷どん」では、撮影が始まる前に小松帯刀の故郷である鹿児島県を訪れ、小松帯刀の墓参りや現地の方と話されたりしたそうですが、今回土方歳三を演じるうえで、どのような準備をされたのでしょうか?

「小松帯刀のときも今回の土方歳三も史実を探るようにはしました。諸説いろいろありますが、土方歳三を演じるにあたり、NHKの担当の方に参考になりそうな資料をお聞きして、紹介してくださった資料を読んだり、自分自身も関連した資料などを取り寄せて、なるべく自分の中で土方歳三がどのような人物だったかを把握できるように心掛けています」

――諸説ある中で町田さんが思う、土方歳三はどのような人物でしょうか。

「「土方歳三」というのは、近藤勇を局長に据えた新選組の副長でワードとしても強いですし、新選組をまとめていたのが土方歳三という説もあって、“鬼の副長”とも言われていました。その一方で意外と荒っぽいところもあり、“バラガキ”とも言われていて、やんちゃな幼少期も過ごしています。商人の家から武士になる覚悟からすると、すごく強い意志があり自分自身を信じている人だと思います。だからこそ、ラストサムライと呼ばれているぐらい最後の最後まで武士としてどう生きるかということを考えていた人物なので、そこの勇ましさというのを感じました。もし、土方歳三が今の時代を生きていたら、ものすごい格闘家か経営者になっていたのでは」

画像: (C)NHK

(C)NHK

――「西郷どん」に出演されたときの経験は活かされていたりはしますか?

「小松帯刀を演じるときに幕末や明治維新の時代について調べていたので、今回は役に入りやすかったです。「西郷どん」のときは、本当に念願が叶って出演をさせていただいたので、少し空回りしている部分もありましたが、今回は自分の中で落ち着いて撮影に臨むことができました」

画像2: 町田啓太「大河ドラマにまたいつか、出演させていただきたいと思っていたのでとても光栄です」、大河ドラマ「青天を衝け」インタビュー

――「西郷どん」からおよそ3年経ちますが、この3年の間に町田さんは30歳という節目を迎え、話題作に次々と出演され3年前の状況とは違っていると思います。この3年間を振り返ってみていかがでしょうか?

「「西郷どん」から、そんなに経つんですね……。20代後半から今にかけては、がむしゃらだけではなくて少し落ち着いて自己分析をしながら、前よりも一つひとつの作品や役に深く向き合うことを意識してきました。周りの方から“あの作品見たよ”とか“この作品見たよ”と言ってもらえることが、日に日に増えてきて喜びを感じています。もちろん、しんどいときはありましたが、同じ業界にいる方やスタッフさんから出演作の感想を言ってもらえることが、今まであまりなかったのですごく嬉しいです。そして、SCREEN+Plusさんもそうですが、今まで表紙を飾らせてもらうこともなかったので、活動の幅が広がり、さまざまなことに挑戦させてもらえるようになってきたのかと思うと感慨深いです」

画像3: 町田啓太「大河ドラマにまたいつか、出演させていただきたいと思っていたのでとても光栄です」、大河ドラマ「青天を衝け」インタビュー

大河ドラマ「青天を衝け」

大河ドラマ第60作目の主人公・「日本資本主義の父」渋沢栄一を演じるのは吉沢亮。栄一の従兄の喜作を高良健吾、栄一の従妹で妻の千代を橋本愛が務める。ほか、のちの将軍・徳川慶喜を第44回日本アカデミー賞最優秀男優賞に輝いた草彅剛や幕臣となった栄一とある任務で出会い意気投合する新選組副長の土方歳三を町田啓太が演じる。脚本を手掛けたのは、第23回 向田邦子賞を史上最年少で受賞した大森美香。日本アカデミー賞の最優秀音楽賞を受賞した佐藤直紀が音楽を担当。

STORY

幕末から明治の時代を舞台に、「日本資本主義の父」「近代日本経済の父」と呼ばれた渋沢栄一が時代に翻弄され挫折を繰り返しながらも未来を切り拓く物語。天保11年(1840)、武蔵国・血洗島村で、藍玉づくりと養蚕を営む百姓の家に生を享けた渋沢栄一は、官民格差に憤りを覚え、武士を志す。尊王攘夷に傾倒するも一橋慶喜の側近との出会いから一橋家の財政改革に手腕を発揮し、慶喜からの信頼を得る。その慶喜が将軍となったことで、渋沢は倒幕どころかやむなく幕臣となった。その後、渡仏にて官民平等や民間が力を発揮する社会に衝撃を受け、近代日本のあるべき姿を追って民間改革を始めるのだった。

大河ドラマ「青天を衝け」

毎週日曜
NHK総合 後8:00~
BSプレミアム・BS4K 後6:00~

〈CAST/STAFF〉
出演:吉沢亮 高良健吾 橋本愛 満島真之介 町田啓太 ディーン・フジオカ 堤真一 草彅剛 ほか
脚本:大森美香
音楽:佐藤直紀
題字:杉本博司
制作統括:菓子浩 福岡利武
演出:黒崎博 田中健二 村橋直樹 渡辺哲也 川野秀昭
プロデューサー:板垣麻衣子
広報プロデューサー:藤原敬久

画像: 町田啓太さん:大河ドラマ「青天を衝け」コメント youtu.be

町田啓太さん:大河ドラマ「青天を衝け」コメント

youtu.be

PROFILE

町田啓太 KEITA MACHIDA

1990年7月4日生まれ、群馬県出身。
〈近年の主な出演作〉
ドラマ「女子高生の無駄づかい」(2020年)
映画『前田建設ファンタジー営業部』(2020年)
映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』(2020年)
ドラマ「ギルティ~この恋は罪ですか?~」(2020年)
ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(2020年)
映画『きみの瞳が問いかけている』(2020年)
Netflix「今際の国のアリス」(2020年)
ドラマ「西荻窪 三ツ星洋酒」(2021年)

〈待機作〉
ドラマ「テレビ東京×めちゃコミ コンテスト「僕を主人公にした漫画を描いてください!それをさらにドラマ化もしちゃいます!!」」(2022年1月放送)

画像4: 町田啓太「大河ドラマにまたいつか、出演させていただきたいと思っていたのでとても光栄です」、大河ドラマ「青天を衝け」インタビュー

「新たなチャレンジ」や「モーニングルーティン」など町田啓太さんのグラビア&インタビュー詳細は4月27日発売の「SCREEN+Plus(スクリーンプラス)Vol.72」本誌にてご紹介しています。

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