累計発行部数36万部超の近藤史恵の人気小説シリーズ「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」が原作となるドラマ「シェフは名探偵」。
主演の西島秀俊が、主人公である小さなフレンチレストラン『ビストロ・パ・マル』のシェフ・三舟忍(みふねしのぶ)を演じる。
冷静沈着そして穏やか、一見何を考えているかわからない。でも、実はすぐにお節介を焼いてしまう役どころ。
グルメな人たちがこぞって訪れる噂のビストロ『ビストロ・パ・マル』を舞台に、三船の人並み外れた洞察力で、訪れた客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解いていく、グルメミステリードラマだ。
西島秀俊演じる“名探偵シェフ”三舟とともに“噂”のビストロで働く個性豊かなキャラクターにはこの3人。
『ビストロ・パ・マル』で一番新人のギャルソン・高築智行役を若手実力派の濱田岳。
三舟の片腕を務めるスーシェフ(副料理長)・志村洋二役をイケオジ・神尾佑。
ワイン好きが高じてOLからソムリエに転職した金子ゆき役を昨年末に解散したE-girlsのパフォーマーだった石井杏奈が演じる。
個性豊かなキャスト陣
西島秀俊「三舟忍役の西島秀俊です。とてもステキなキャストのみなさんとステキなドラマになったと思います」
濱田岳「ひょんなご縁で『ビストロ・パ・マル』の一員になる高築を演りました濱田岳です。本当になかなか観たことのないあたたかい番組になっていると思います」
神尾佑「三舟シェフを敬愛してやまない志村というスーシェフ(副料理長)役の神尾佑です。とても楽しいドラマに仕上がっていると思います」
石井杏奈「私は、ワインが好きでOLからソムリエになった金子ゆき役を演じました石井杏奈です。今回のドラマでは新しい挑戦をたくさんさせていただいたので、放送が楽しみです!」
99.9%のワンシチュエーションでの撮影:苦労した点は?
西島秀俊「毎日朝同じ場所に行って、だんだん撮影しに行っているのか、レストランに就職したのかわからなくなるという感じでしたね(笑)仕込みも、神尾(佑)さんと次の料理の仕込みを撮影中にするようになったり、大変というよりは不思議な感じでしたね」
濱田岳「僕も本当に就職したかのような気分で、僕らは毎日同じ職場で各々の作業をして、ドラマではゲストがいらっしゃるんですけど、役柄ではお客様に対しておもてなしをしてと。すべてがいいも悪くもシンクロしているので、謎のリアリティがすごくありました」
神尾佑「今のお二方と同じで、『パ・マル』という従業員として生活していた1ヵ月半でしたね。しかもお店が地下だったので、昼も夜もわからず、時間の経過もよくわからず過ごして野菜を切ったりしてました」
石井杏奈「(笑)」
西島秀俊「なんの話(笑)」
神尾佑「ずっと笑っていたような記憶があるので、楽しかったですけど、すごい疲れもあって…」
西島秀俊・石井杏奈「(笑)」
神尾佑「あんまり陽に当たってなかった時期ですね、この頃は」
西島秀俊・石井杏奈「(笑)」
西島秀俊「朝ものすごい顔、疲れてたもんね(笑)。現場に入ると元気なんだけどね、エレベーターで出会うとこんな顔してるから(笑)」
神尾佑「バイトしてる頃を思い出したりして…いろんな感情が入り混じったリアリティです」
石井杏奈「ワンシチュエーションドラマは、初めてで普段は一人で撮影したり、ずっと同じメンバーで1ヵ月半ということもこれまでなかったので、おもしろく楽しかったです」
たくさんの料理に囲まれての撮影:印象に残っているメニュー
西島秀俊「ロニョンドヴォ―、初めて食べました。セリフに結構クセが強いとあったので、(どうかなと思ったんですけど)おいしかったですね、すごく印象が強いです。あと僕、スイーツは基本的に好きなのでガレットデロワとか、タルトタタンとか、印象強いですね」
神尾佑「甘いものを与えておけば、大人しくなるっていうのを、どこかで読んだな」
西島秀俊「暴れてないですよ(笑)」
石井杏奈「(笑)」
濱田岳「(神尾さん)何を読んだんですか?取り扱い本とか(笑)」
石井杏奈「(笑)」
濱田岳「僕、あんまり甘いものを食べないんですけど、『パ・マル』で出されたマカロンは初めておいしいと思いました。普段食べないのであんまりわからなかったんですけど、感激しました」
神尾佑「僕もロニョンドヴォーはビックリするくらいおいしかったですけど、一番はガレットデロワです。僕が演じる志村のエピソードにもなっている回で、回想シーンと本編の話の中でも食べなくてはいけなくて、何回も何回も食べたので、おいしいのも通り越しました、最後は」
西島秀俊「(笑)」
石井杏奈「私は、羊肉のカレーのお肉が柔らかくって、すごくおいしかった覚えがあります。お肉の臭みがなくておいしくて印象に残っています」
タイトルにかけて、これは名探偵だ!と思った自身の行動
西島秀俊「5話の演出をした向井さんと3年前にご一緒していて、その時向井さんの初監督作品に絶対出るからと、それは一回考えさせてくださいと言われて、まあそれは役とかもあるしと思ってその場でその話は流れたんですけど、今回向井さんの初監督作品に僕出てるんですよ!僕の最近の名探偵エピソードです」
濱田岳「難しいですね。ちょっと思い浮かばないです」
石井杏奈「料理監修の小川さんにカレーの作り方を教えていただいた時に、野菜をすりつぶして水を入れずに作るという調理法をやってみたんです。リンゴを丸々1個と人参と玉ねぎを入れたんですけど、あんまりおいしくないなと思って、次の日リンゴを半分にしたらおいしかったんですよ」
濱田岳「名推理だ」
西島秀俊「名推理なのかな?」
神尾佑「うーん、ちょっとしょうもないなー。息子が“リモコンがない、リモコンがない”って、“お前、さっき持ってたじゃん”(神尾)、“でもない”(息子)、“よく探してみ”(神尾)、家中探してカーペットの下探したり、そうしたらカーペットの下に何か入っているって見たら、ボロきれが出てきて、なんだと思ったら、前にそこに何かをこぼして水分を吸わせるために入れておいたボロきれだというのを発見したという話」
西島秀俊「どこが名探偵だ!(笑)長いし、話が」
濱田岳「現場からは以上です!」
洞察力があり、探偵に向いていそうなキャストは?
西島秀俊「誰も向いてないんじゃないですかねー」
石井杏奈「たしかに(笑)」
濱田岳「そんな神経質な人はいなかったですよね。結構楽しくやっていましたけど」
神尾佑「でも岳くんが一番アンテナ張ってるんじゃない?この中だと」
西島秀俊「ホントですか!?」
濱田岳「それ、僕が言うことじゃん」
石井杏奈「(笑)」
濱田岳「なんで先に言っちゃうんですか!」
石井杏奈・西島秀俊「(笑)」
西島秀俊「料理監修の小川さんが、どっちのブイヤベースがおいしいと思いますかって聞いてきて、(神尾さんが)俺はこっちですって言うと、小川さんが作ったほうだったりして、よく即答するなと、名探偵だなと」
神尾佑「本物を見抜く力」
西島秀俊「見抜くタイプです」
濱田岳「僕は向いてないと思います」
西島秀俊「あんこ(石井杏奈)は向いてないもんね」
石井杏奈「え、なんでー、向きたい」
神尾佑「あんこ(石井杏奈)はどうでもいいと思ってるから」
石井杏奈「ひどい!そんなことない!」
濱田岳「誰ですかねー、好奇心とかいろいろチャレンジするということでは、オーナー役の佐藤寛太くんはどうですか?あの無邪気な笑顔は、向いているかもしれない」
神尾佑「もうそれでいい!」
西島秀俊「あんこ(石井杏奈)の意見は?」
石井杏奈「寛太くんで!」
最後にメッセージ
西島秀俊「近藤(史恵)先生の原作がやっぱりとても素晴らしいストーリーで、料理を通して人の悩みを感じ取って、解決するというなかなか発想できないアイデア・ネタで、料理の中からかぎ取るといういろんなエピソードのアイデアが本当に素晴らしいです。今外に出たり、いろいろ食べに行ったりできない時期なので、みなさん、夜中に『パ・マル』に来てもらうようなつもりで観ていただいて、ステキな料理とあたたかい人間ドラマを楽しんでいただけたらと思います。あったかいドラマなので、ぜひ観てください!」
イントロダクション
極上の料理と自家製のヴァン・ショー(ホットワイン)が売りの小さなフレンチレ ストラン『ビストロ・パ・マル』。 ここの料理長である三舟忍(西島秀俊)は冷 静沈着で穏やか、一見すると何を考えているか分からない。でも実は「......ち ょっといいですか?」と、すぐにお節介を焼いてしまう優しさを持つ。そんなシェフ の三舟が人並外れた洞察力と推理力で、お客様たちの巻き込まれた事件や 不可解な出来事の謎を鮮やかに解き明かす。
第1話あらすじ
高築智行(濱田岳)はひょんなことから、三舟忍(西島秀俊)がシェフを務めるレストラン『ビストロ・パ・マル』のギャルソンになるが、働き始めて早々、迷惑な客が次々と来店し困惑する。例えば、好き嫌いが激しく何かと注文をつけてくる粕屋孝一、恋人らしき川出恵子と口論した挙句デザートにダメ出しする鶴岡正...そんな彼らの背後にある真実を、三舟はお節介と洞察力で解き明かしていく。
ドラマプレミア23 「シェフは名探偵」
【放送日】 5月31日(月)夜11時06分スタート
【放送局】 テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
【配信】 動画配信サービス『Paravi』と『ひかり TV』にて配信予定
Paravi https://www.paravi.jp
ひかり TV https://www.hikaritv.net/
【主演】 西島秀俊
【出演】 濱田岳、神尾佑、石井杏奈、佐藤寛太、橋本マナミ ほか
【第 1 話ゲスト】 井上小百合、玉置玲央、冨手麻妙、奥田洋平 ほか
【第 2 話ゲスト】 松本若菜、山下リオ、浅野千鶴、西尾友樹、小野ゆたか ほか
【第 3 話ゲスト】 シルビア・グラブ、映美くらら、西原誠吾 ほか
【オープニングテーマ】 all at once「マカロン」(Being)
【エンディングテーマ】 mihoro* 「ミヤコワスレ」(ビクターエンタテインメント)
【原作】 近藤史恵
「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」(創元推理文庫刊)
【監督】 木村ひさし 瀧悠輔 向井澄
【脚本】 田中眞一 西条みつとし
【音楽】 末廣健一郎 田ノ岡三郎
【チーフプロデューサー】 阿部真士(テレビ東京)
【プロデューサー】 滝山直史(テレビ東京)長谷川晴彦(KADOKAWA) 平体雄二(スタジオブルー) 【制作】テレビ東京/スタジオブルー
【製作著作】 「シェフは名探偵」製作委員会
【公式HP】 https://www.tv-tokyo.co.jp/shefutan/
【公式 Twitter】 @tx_shefutan https://twitter.com/tx_shefutan
【ハッシュタグ】 #シェフは名探偵 #シェフたん
©「シェフは名探偵」製作委員会