6月25日(金)より全国公開の映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』の公開直前イベントが6月18日都内会場にて開催された。

1956年にアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛される「夏への扉」(著:ロバート・A・ハインライン)の実写映画化となる本作。メガホンをとったのは、三木孝浩監督だ。

罠にはめられ人生のすべてを奪われたロボット科学者が、未来を変えるため、大切な人を救うため、30年の時を超える冒険を描いた物語、『夏への扉』。

騙され奪われた研究の結晶ともいえるロボットや会社、大切な人を30年の年月を超えて取り戻しにいく孤独な科学者・主人公の高倉宗一郎(たかくらそういちろう)を、山﨑賢人が演じる。

恩人であり養父の松下の娘で、孤独に生きてきた宗一郎が家族のように大切に想う松下璃子(まつしたりこ)を清原果耶が演じる。数奇な運命に翻弄されながらも、宗一郎を慕う、意志の強い女子高生を熱演する。

藤木直人が演じるのは、2025 年の人間にそっくりなロボット。未来を変えようとする宗一郎を支える、装置の異常で好奇心をもってしまったロボットだ。その他、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨臨、原田泰造といった個性豊かな俳優陣が集結。そして物語を盛り上げる主題歌は、LiSA の書き下ろし楽曲「サプライズ」。

6月25日の公開を記念して、一足先に映画を観たファン達とオンラインでのトークセッションが行われた。

画像: 映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開直前イベントに主演・山﨑賢人、主題歌担当のLiSAら登壇!

公開直前イベントに登壇したのは、主演の山﨑賢人と監督の三木孝浩が登壇。さらに主題歌を担当している LiSA も登場し、本作のために書き下ろした楽曲「サプライズ」を披露した。

冒頭の挨拶

山﨑賢人「今日は公開前にまたイベントをすることができて、嬉しく思います!」

三木監督「2月の公開から 延期になってしまいましたが、タイトルの『夏への扉ーキミのいる未来へー』というように、ギリギリ夏前に公開することができて嬉しく思います」

約10年ぶりの再タッグ

山﨑賢人初主演映画『管制塔』以来、約10年ぶりの三木監督との再タッグ。

画像: 約10年ぶりの再タッグ

山﨑賢人「僕のデビュー映画が『管制塔』だったので、その時は右も左もわからない状態でした。思い出に残っていることといえば、三木さんの優しい人柄と北海道の寒さと美味しいご飯ですかね。でも10年経って久々にご一緒させていただくと、その時には気付かなかった三木さんの監督としてのこだわりや良いものを撮り続ける姿勢を見つけることができ、自分も少し大人になったなと思いました」

三木監督「おーー賢人くんも大人になったんだね。今回10年ぶりにお仕事をして、最初の『管制塔』で賢人くんが持つ良い意味での“青臭さ”をまた感じましたね。主演作も経験してきてお芝居の経験値が上がっているなと感じましたが、この作品の撮影時も演出に対して固くならず柔軟に対応してくれたので、そのいい意味での “青臭さ”を失わないでくれているとわかり、すごく嬉しかったです」

LiSAの書き下ろし楽曲・主題歌の「サプライズ」披露

本作のために書き下ろした楽曲を LiSA が披露。

山﨑賢人「最高でしたね!未来に向かって頑張ろうというポジティブなメッセージを受け取ることができました。LiSA さんの力強い声が聴けて よかったです!」

「サプライズ」はどのような想いを込めて曲を作ったのか。

LiSA「私は出来上がった状態の作品を観てから楽曲を作ったので、映画を観た方へ届くよう意識しました。特に“未来”や “扉”という言葉を大切にしました」

三木監督「この曲が入ることでさらに作品のスケールが大きくなったと思いますし、LiSA さんの生歌の伸びやかさに圧倒されました」

ファンとのオンライントークセッション

ファン「璃子の セリフにある“諦めなければ失敗じゃない”という言葉が自分の夢のために頑張る糧になりました」

画像: ファンとのオンライントークセッション

山﨑賢人「素直に嬉しいですね。それこそ“諦めなければ失敗じゃない”という言葉は、この作品で伝えたいなと思っていたメッセージなので、それを感じ取っていただけてよかったです」

味わいたい過去の感動した思い出

三木監督「映画を撮ることが昔からの夢だったのですが、自分が最初に作った映画をお客さんと一緒に映画館 で観た時のなんともいえない空気感はまた味わいたいなと思います。実は見終えたお客さんの後ろでひっそり感想を聴いたりもしてました」

LiSA 「三木監督と少し似ているのですが、今のご時世ライブ活動が難しいので、ファンのみんなと歌ったり踊ったりできる日々に戻りたいなと思います。(三木監督のようにファンの感想を聞いたりするかという質問に)今は SNS があるおかげでファンのみんなから直接感想が送られてくるので、その感想は全部見ています」

画像: 味わいたい過去の感動した思い出

山﨑賢人「過去に感動した思い出はたくさんあります。関わった現場で過ごした時間はもちろん感動しますし、今までの作品に対して全力で向き合っているからこそ、また次も頑張ってその感動を味わいたいと思います。なので僕は過去を振り返りません!」

三木監督「ぶれないね!」

山﨑賢人「そうですね。今の連続で未来が作られていくので、今を大切にしたいと思います!」

最後に主演の山﨑賢人よりメッセージ

山﨑賢人「公開直前に一足早く作品を観ていただいた方からのポジティブなメッセージを受け取れて嬉しかったですし、今日は LiSA さんの生歌を聴くことができてすごく幸せでした。これから公開にむけて自分自身も気合が入りました。この 作品が伝えたかった“どんな状況でも諦めないで前に進んでいく”という想いを感じてほしいですし、その中にある色んな愛を感じてもらいたいです。ラブストーリーな部分も含め、多くの世代に楽しんでもらえる作品ですので、公開まで楽しみにしていただけたら嬉しいです。今日はありがとうございました!」

STORY

将来を期待される科学者の高倉宗一郎は、亡き養父である松下の会社で研究に没頭していた。ずっと孤独だった宗一郎は、自分を慕ってくれる松下の娘・ 璃子と愛猫ピートを、家族のように大切に思っていた。しかし、研究の完成を目前に控えながら、宗一郎は罠にはめられ、冷凍睡眠させられてしまう。目を覚ますと、そこは 30 年後の 2025 年の東京――。宗一郎は、研究もピートも、すべてを失い、璃子が謎の死を遂げていたことを知る。愕然とする宗一郎だったが、人間そっくりなロボットの力 を借り、未来を変えるために動き出す。璃子を絶対救うという、信念とともに。

映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』

2021年6月25日(金)全国ロードショー

山﨑賢人
清原果耶 夏菜 眞島秀和 浜野謙太 田口トモロヲ 高梨 臨 原田泰造 藤木直人

監督:三木孝浩
脚本:菅野友恵
音楽:林ゆうき
主題歌:LiSA「サプライズ」(SACRA MUSIC)
原作:「夏への扉」ロバート・A・ハインライン(著)/福島正実(訳)(ハヤカワ文庫刊)
製作幹事:アニプレックス 東宝
制作プロダクション:CREDEUS
配給:東宝 アニプレックス
©2021 映画「夏への扉」製作委員会

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