8月13日(金)公開の『妖怪大戦争 ガーディアンズ』。『妖怪大戦争』平成版の主演を務めた神木隆之介と令和版の主演を務める寺田心による「バトンタッチセレモニー」が7月1日都内会場にて実施された。

1968年と2005年に続く映画『妖怪大戦争』が、今夏令和の時代にスケールアップし『妖怪大戦争 ガーディアンズ』として8月13日(金)に公開される。

今回の主役は、数奇な運命に導かれ世界の存亡をかけた戦いに挑む主人公・渡辺ケイを演じる寺田心。監督は2005年版に引き続き、日本が誇る映画界の鬼才・三池崇史がメガホンをとる。脚本は『20 世紀少年』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『ドラゴンボール Z 神と神』、『MONSTERZ モンスターズ』、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の渡辺雄介。製作総指揮に角川歴彦と荒俣宏が名を連ねる。
誰もが知る有名妖怪をはじめ、映画オリジナルの妖怪、さらに今回は世界中のモンスターも加わり、妖怪ワールドが展開される。

主演の寺田心と三池崇史監督登壇・冒頭挨拶

寺田心「数えきれないほどの妖怪が登場します。一匹一匹が魅力的です。そんな妖怪たちとの冒険はとてもワクワクすると思います!世界中の妖怪やモンスターも登場するのでお楽しみに!」

画像: 主演の寺田心と三池崇史監督登壇・冒頭挨拶

2005年公開の前作から16年の歳月が流れ、2021年よりスケールアップした『妖怪大戦争 ガーディアンズ』
三池監督「デジタル技術などは変わってきていますが、それは表面上の違いであって、それらを使って描いているのは妖怪たちです。自分の中では、妖怪というのは人が心の中に本当は持っているピュ アなもの、忘れてしまったもの。この映画はそうしたアナログな心を描いている作品なので、心に関してはスケールも何もないん ですよね。前作から時間も経って表現方法も変わり、お客さんも同じ言葉でも違う受け取り方をするだろうし、表現する俳優のみなさんにこもっている想いも違うので、この時代だからこそのクオリティになったかなと感じています」

2005年版『妖怪大戦争』で主役の稲生タダシを演じた神木隆之介登場

新旧の主演キャストの 2 ショットが実現。

神木本人の熱望により、前作でタダシと友情を育む妖怪・スネコスリを肩に乗せての登壇した。

画像: 2005年版『妖怪大戦争』で主役の稲生タダシを演じた神木隆之介登場

神木隆之介「(鑑賞して)迫力のレベルが段違いでしたね!前作も妖怪や CG などディテール見どころはいっぱいあったけど、本作では妖怪たちがさらに現実に存在していて、実態がちゃんとあるような...だけどどこか幻想的で、現実と夢のはざまにあったので、冒険できた気持ちになりました。ね、なったよね?(とスネコスリに同意を求め会場を沸かせる)」

主演の寺田心、参考に前作を鑑賞

寺田心「神木さん演じるタダシに自分を投影して物語に引き込まれて行きましたね。神木さんの絶妙なお芝居がすごかったです!」

神木隆之介「めっちゃ嬉しいです!」(満面の笑み)

2人とも小学校高学年の頃に『妖怪大戦争』に主演
神木隆之介「僕は撮影当時何も当時考えられていなかったので、今見返してみると反省点もあるんですけど、ちょうど心君と同じぐらいの歳に撮影していたので、心君にそう言ってもらえると嬉しいです」

寺田心と神木隆之介の共通点

三池監督「人の言うことを瞬時に理解してやってのける能力は驚くべきもの。誰かに教えられて仕事としてやっているというより、求められてやって、出来て、周りを喜ばせるのが好きだと思う。逆に(異なる点は)寺田心さんは集中力が落ちるタイミングがやや早い。うるさい子供に戻るときがあるので、『戻ってるよ!』と言うと ピシっとします(笑)。(神木さんは)常に神木隆之介というひとりの人間としてそこにいた。休憩時間に河童の河太郎(阿部サダヲ)にキュウリをあげていて」

神木隆之介「単純だったんですかね(笑)」

神木隆之介『妖怪大戦争 ガーディアンズ』に出演

神木隆之介が演じるのは前作のタダシではなく、ケイが通う 小学校の担任教師・加藤先生。
神木隆之介「(16年ぶりに『妖怪大戦争』に関われた喜びを語りながら、前作の敵が豊川悦司演じる「加藤」だったことに触れ)僕にはなぜ『加藤先生』なのかはわからないけど、勝手に深堀りしています。現場もすごく楽しかったです!」

寺田心「(本作で)個人的に加藤先生が一番気になる存在です。最後のシーンの謎とか、どういう意味なんだろう?と気になりました」

三池監督「本編ラストでちらっと正体が観られますので、お楽しみに!」

お互いの共演シーン

寺田心「(当初前作を意識しており)負けないように頑張らなきゃという気持ちでした。神木さんに「そのままでいいんだよ 」と言っていただき、「僕は僕でいいんだ」と思って取り組みました」

神木隆之介「『前作ではどういう想いでお芝居をされていたんですか?』って聞かれて、『やばい、俺何も考えてなかったな』と思って...。前作は気にせず、目の前で起きたことを生きている感じで、そのまま演じればいいよ」と答えると、「心君は『そうですか、ありがとうございま す!』と(笑)。当時の僕より言葉遣いもきちんと出来ていて全然違う、と反省しました!本当 にしっかりした方だなと思って教壇に立っていました」

“バトンタッチ”セレモニー『妖怪大戦争』特製の巨大バトンが神木隆之介から寺田心へ

画像: “バトンタッチ”セレモニー『妖怪大戦争』特製の巨大バトンが神木隆之介から寺田心へ

神木隆之介「本当に純粋に応援しております!僕の中では『妖怪大戦争』は一生忘れられない作品になっていて、今回心君が16年越しに主役を演じてくれたのが本当に嬉しいですし、心君にこれから世界を救っていってほしいなと思います。スネコスリともども応援しておりますので、これからも頑張ってください!」

寺田心「いろんな想いが詰まったバトンだと思います。改めてしっかりと受け止めたいなと思いました」

イベントの最後にメッセージ

三池監督「妖怪たちが、今我々人間がどう生きるべきかを教えてくれている作品です。みなさんのもとに8月13日に、妖怪たちが大暴れしに行きますので、 ぜひ一緒に楽しみながら、いろんなことを妖怪たちから吸収してもらえればいいなと思っています」

神木隆之介「自分の大事な作品に時を超えて関われたことを幸せに思っています。いち観客として、この映画を楽しんでこれからも見守っていきたいと思っています」

寺田心「この撮影で渡辺ケイを通して、僕自身ひと回りもふた回りも成長できた気がしています。その機会を与えてくださった三池監督、たくさんのスタッフの皆さまに感謝します。このご時世ですが、この映画が公開されることを幸せに思います!」

映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』

8月13日(金)全国ロードショー

寺田心
杉咲花 猪股怜生 安藤サクラ / 神木隆之介
大倉孝二 三浦貴大 大島優子 赤楚衛二 SUMIRE
岡村隆史 遠藤憲一 石橋蓮司 / 柄本明
大森南朋 / 大沢たかお

監督:三池崇史
製作総指揮:角川歴彦、荒俣宏 
脚本:渡辺雄介 音楽:遠藤浩二
制作プロダクション:OLM 
配給:東宝、KADOKAWA
©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
映画公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/yokai/ 
公式ツイッター:@yokai_movie

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