本屋大賞受賞の累計発行部数90万部突破の感動作「そして、バトンは渡された」が、永野芽郁×田中圭×石原さとみにて映画化。
メガホンをとるのは、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』を手がけた前田哲監督。
主演を務めるのは永野芽郁。原作の大ファンでもあった永野は「この役は絶対に自分が演じたい!」と熱い想いを実現させた。苗字が4回も変わる数奇な人生をポジティブに捉えながらも、人知れず不安や葛藤を持ち合わせている主人公・優子を、そして優子の血の繋がらない父親・森宮を、田中圭が演じる。
さらには、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女性・梨花役で石原さとみが出演。物語のキーパーソンとなるシングルマザーという自身初の母親役を演じる。
また、優子の同級生で淡い恋心を抱く存在で、天才ピアニストとして周囲から大きな期待をされている早瀬賢人には岡田健史、梨花の血の繋がらない娘・みぃたん役に『漁港の肉子ちゃん』の出演が話題となった稲垣来泉、さらには梨花に翻弄される役を演じ、梨花とみぃたんの物語に深く関わっていく役柄に大森南朋と市村正親も出演するなど、実力派俳優陣が集結。
血の繋がらない親に育てられ、4 回も苗字が変わった森宮優子は、わけあって料理上手な義理の父親、森宮さんと 2 人暮らし。今は卒業式に向けピアノを猛特訓中。将来のこと恋のこと友達のこと、うまくいかないことばかり...。一方、梨花は、何度も夫を変えながら自由奔放に生きている魔性の女。泣き虫な娘のみぃたんに目いっぱい愛情を注いで暮らしているようだったが、ある日突然、愛娘を残して姿を消してしまった。
そして、優子の元に届いた一通の手紙をきっかけに、まったく別々の物語が引き寄せられるように交差していく。「優子ちゃん、実はさ...。」
森宮さんもまた優子に隠していた秘密があった。父が隠していたことは? 梨花はなぜ消えたのか?二つの家族が交差し、〈命をかけた嘘〉〈知ってはいけない秘密〉が明らかになるー。
身近な人が愛おしくなる感動と、紐解かれる《命をかけた嘘と秘密》。
本作では原作とは異なるラストでクライマックスを迎える。
タイトルの本当の意味を知ったとき、極上の驚きと最大の感動がとめどなく押し寄せる。
この感動は一生忘れないー。
10月29日(金)、日本中が今年最大の感動に包まれる。
鑑賞者「96.7%が泣いた(ワーナー・ブラザース調べ)」という数字を叩き出した感動の物語に期待が高まる。
今回解禁された本予告映像は、血の繋がらない父・森宮(田中圭)と娘・優子(永野芽郁)の「キッチンに立ち味見をする姿」や、「楽しそうに買い物に出かける様子」で始まる。
一方もう一つの家族である、梨花(石原さとみ)とみぃたん(稲垣来泉)が結婚式で笑顔で見つめ合う姿、遊園地で仲良く遊ぶ姿が映し出され、血の繋がらない〈父と娘〉と〈母と娘〉の 2 つの家族の、親子の愛情にあふれた幸せな日常が描かれる。
早瀬(岡田健史)から発せられる「お互いを尊重出来て、実の親子より余程いいよ」という言葉と裏腹に、実の親子ではない2つの家族には、命を懸けた嘘と秘密があったことが明かされる。
梨花は「ごめんね、みぃたん。私は最低の母親でした」という言葉を置いて、みぃたんの前から消えてしまう。
そして森宮が「実はさ...」と神妙な面持ちで話し始める衝撃の告白に、「え...」と驚きを隠せない表情をみせる優子。
クライマックスには、「大体なんで気づいてあげられなかったの」と感情を押さえられず森宮に叫ぶ優子に、大粒の涙をこぼすみぃたん。
父・森宮の隠していたこととは一体何なのか...?そして母・梨花が消えた理由とは...?
2 つの物語が繋がったとき、初めて明らかになる《命をかけた嘘》と《知ってはいけない秘密》を知り、驚きと共に今年最大の感動があなたに訪れる。
そして本作のインスパイアソングに、令和最注目のピアノロックバンド・SHE’S が決定した。
本作にインスパイアされ制作されたという楽曲「Chained」が本予告映像の中盤で流れると、2 つの家族の物語をさらにエモーショナルに引き立てる。
インスパイアソング:SHE’S「Chained」
★SHE’S プロフィール
メンバー全員大阪出身のピアノロックバンド。
2012 年「閃光ライオット」ファイナリストを契機にその高い音楽性が一気に注目を集め、2016 年
6 月にメジャーデビュー。
全作品のソングライティングを担う井上竜馬が奏でるピアノをセンターに据え、エモーショナルなロックサウンドから心を鷲掴みにする珠玉のバラードまで、壮大かつ圧倒的な存在感を放つ。
2021 年でバンド結成 10 周年、メジャーデビュー5 周年のアニバーサリーイヤーに突入。
映画の世界観に寄り添った楽曲にしたいというプロデューサーの思いで、インスパイアソングのアーティストを募集したところ、映画の話題もあって、約 200 組のアーティストから名乗りがあがり、その中から抜擢されたのがSHE’Sの「Chained」。
選定理由についてプロデューサーの田口生己は「最初に SHE’S の楽曲を聞いたときに、まるで一本の映画を見終わったようなスケールと余韻に圧倒されました。繊細な歌詞で表現された、人それぞれにある人生という物語をエモーショナルに歌い上げていただいた「Chained」はまさに、この映画の表現したいすべてが詰まっていました。SHE'S とこの映画の中で重要な意味を持つピアノという共通点を持ったこの楽曲が、多くの方の心に届くことを願っています」とコメントを寄せた。
SHE’S のボーカル・井上竜馬は、募集前から本作の原作を読んでいたようで、「人と人で、人が人を繋いできた。何千年も、何万年も。次から次へと繋がれる愛の物語はきっと、今の時代を生きる人々の心を潤してくれる。澄んだ水が渇いた紙にじわりと溶け込むように。二年前に読了して心に残っていた本作品とまた出逢えた。バトンは繋がれた。愛おしい登場人物達から貰った沢山の言葉を胸に、映画の世界に寄り添い景色を増幅させるように、そして共に音楽人生を歩んでくれている温かいファンに愛が届くように作曲しました。とても素敵な作品になっているので是非映画館でご覧になってください。そして観終われば、あなたがまた誰かにバトンを渡す時です」とその喜びを語った。
本予告映像
前田哲監督 コメント
映画を見終わったあと、自分の身近にいる大切な人を見つめて、受け入れて、甘えさせる余裕を持ってもらえたら嬉しいです。
本来みんな持っていると思うんですけど、厳しい毎日を過ごしていると、つい忘れてしまう。
忘れてしまっている大切な気持ちをこの映画で思い出して、幸せな気持ちで映画館を出てほしいです。
この映画は大切な人へのラブレターでもあります。真摯にひとりに向けた言葉じゃないと、多くの人にも伝わらない。
身近なひとりに向けて言った言葉というのは、みんなにも伝わっていくと思っています。
STORY
血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった森宮優子(永野芽郁)。わけあって料理上手な義理の父親、森宮さん(田中圭)と二人暮らし。今は卒業式に向けピアノを猛特訓中。将来のこと恋のこと友達のこと、うまくいかないことばかり...。一方、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原さとみ)。 泣き虫な娘のみぃたん(稲垣来泉)には愛情を注ぎ、共に暮らしていたのだが、ある日突然、愛娘を残して姿を消してしまう―。 「優子ちゃん、実はさ・・・。」そして、森宮さんもまた優子に隠していた秘密があった。優子の元に届いた一通の手紙をきっかけに、やがて、全く違う2つの物語が交差するとき、 驚きとともに、今年最大の感動が訪れる。
映画『そして、バトンは渡された』
10月29日(金) 全国ロードショー
■出演:永野芽郁 田中圭 岡田健史 稲垣来泉 朝比奈彩 安藤裕子 戸田菜穂 木野花 / 石原さとみ / 大森南朋 市村正親
■監督:前田哲
■脚本:橋本裕志
■音楽:富貴晴美
■インスパイアソング:SHE’S「Chained」(ユニバーサル ミュージック)
■公式サイト:soshitebaton-movie.jp
■公式 Twitter:@baton_movie #そしてバトンは渡された
■配給:ワーナー・ブラザース映画
©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会