筒井哲也による「ノイズ【noise】」(2017年から2020年まで集英社「グランドジャンプ」で連載)の実写映画化。
平和な孤島に現れた、1 人の凶悪犯――
一滴の“ノイズ”が、殺人を呼ぶ!! 絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”――
メガホンをとったのは廣木隆一監督。『ヴァイヴレータ』で国際的な評価を得て、今年は NETFLIX『彼女』でも話題の廣木監督が、愛知県の全面協力の上、2020年10月〜11月にかけて知多半島にて撮影し、新しいサスペンス映画を作り上げた。
物語の舞台は、時代に取り残され、過疎化に苦しむ島。島の青年・泉圭太(いずみけいた)は、“黒イチジク”の生産を始め高い評価を受け、島には地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島には復活という希望の兆しが見えていた。だが、そんな平和な日常がある男の登場によって一変する。男の名前は、小御坂睦雄(こみさかむつお)。圭太と彼の幼馴染の猟師・ 田辺純(たなべじゅん)、新米警察官の守屋真一郎(もりやしんいちろう)の3人は小御坂の不審な言動に違和感を覚え追い詰めていくが、その日の夕方、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。
「こんな島だ...バレるはずがない」 島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意するのだった。しかし、小御坂の足取りを追って県警が押し寄せ静かな島は騒然とする――。誤って殺した小御坂はなんと元受刑者のサイコキラーだった。
圭太たちの殺人、警察の捜査、島民たちの結束、そして次々と増える第2、第3の死体...。果たして圭太たちはすべてを隠し通せるのか!?凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意<ノイズ>が、染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。そして、衝撃の結末が待ち受ける―。
猪狩島・復興の期待を一身に背負いながらも、島を訪れた元受刑者のサイコキラーを殺してしまった泉圭太(いずみけいた)役を藤原竜也。そして、圭太の殺人を隠蔽すべく死体隠しに協力する幼馴染の田辺純(たなべじゅん)役には松山ケンイチ。映画『デスノート』シリーズでは、対立関係だったが、本作ではサイコキラーの死体を隠す“共犯”という関係性。
そんな2人の新たな“共犯者”!?2人の幼馴染で新米警察官の守屋真一郎(もりやしんいちろう)を神木隆之介が演じる。
今回発表となったのは、新たな出演者。
黒木華は主人公圭太(の優しい妻役で出演。圭太とともにイチジク農園を切り盛りする優しい妻・泉加奈を演じる。
永瀬正敏が演じるのは、圭太ら幼馴染3人わ追い詰める県警の敏腕刑事の畠山努。
キャストコメント
◆泉加奈(いずみ かな)役/黒木華(くろき はる)(31)
主人公・圭太の妻の加奈を演じました。この猪狩島という架空の島で、家族や、周りの人々がどういう風に変わっていくのかを意識しながら、新鮮な気持ちで物事をみるようにしていました。藤原さんは家族とのシーンではいいお父さんの顔でしたが、純と真一郎とのシーンでは全く違う顔になっていて、俳優としていろんな 顔を持っている方だなと思いました。もちろん台本を読んで演じましたが、どんな映画になっているのか想像がつかない部分も多かったので、実際の作品をみてこんな風になっていたのかと驚きました。空気がきれいなこの島で、廣木監督や素敵な共演者の方々とご一緒できたことをうれしく思っています。公開をお楽しみに。
◆畠山努(はたやま つとむ)役/永瀬正敏(ながせ まさとし)(55)
主人公達を追い詰める畠山刑事と言う役を頂いて初廣木組を心の底から堪能させていただきました。座長の藤原竜也さん、松山ケンイチさんの作り出す暖かい雰囲気と神木隆之介さんを始め 共演者・スタッフの皆さんの御心遣いで内容とは真逆のここち良い時間を過ごす事が出来ました。現代における様々な問題点が凝縮された本作品。参加させて頂き、感謝しています。
映画『ノイズ』
2022年1月28日(金)全国ロードショー
主演:藤原竜也 松山ケンイチ
出演:神木隆之介、 黒木華、 渡辺大知 / 永瀬正敏 原作:筒井哲也「ノイズ【noise】」(集英社 ヤングジャンプ コミックスGJ刊)
監督: 廣木隆一
脚本: 片岡翔
音楽: 大友良英
企画・プロデューサー:北島直明
製作・企画: 日本テレビ放送網
制作:クレデウス
配給:ワーナー・ブラザース映画
©筒井哲也/集英社 ©2022 映画「ノイズ」製作委員会
公式サイト: noisemoviejp
公式 Twitter: @noise_movie #ノイズ
撮影期間:2020年10月〜12月