2021年10月15日より公開の『劇場版 ルパンの娘』の完成披露舞台挨拶が、9月27日都内会場で開催され、主演の深田恭子をはじめとした豪華キャスト陣が一堂に会した。

2015年8月に発売されて以降ロングセラーとなっている同名小説を原作に、2019年7月よりフジテレビ系列にてドラマ1作目の放送がスタートした「ルパンの娘」。2020年には、2作目となるドラマも放送された。

ドラマの続編であり最終章となる、代々泥棒一家である “L の一族”の娘・三雲華(演:深田恭子)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(演:瀬戸康史)の禁断の恋を描いた「ルパンの娘」が映画化、10月15日(金)に劇場公開される。

出演には、主演の深田恭子をはじめ、瀬戸康史、橋本環奈、小沢真珠、栗原類、どんぐり、観月ありさ、市村正親、藤岡弘、(特別出演)、大貫勇輔、小畑乃々、 太田莉菜、マルシア、信太昌之、我修院達也、麿赤兒、渡部篤郎、といった、個性豊かなキャストが出演する。
監督と脚本には、それぞれドラマに引き続き『テルマエ・ロマエ』シリーズ(2012/2014)を手掛けた武内英樹監督と、テレビドラマ「僕たちがやりました」(2017) 「グッド・ドクター」「海月姫」(2018)を手掛けた脚本家・徳永友一のタッグで贈る。

本作の舞台となるのは、異国の地「ディーベンブルク王国」。ある日Lの一族の父・尊(渡部篤郎)が突然「泥棒引退」を宣言し、これまで迷惑 をかけてきた華と和馬にちょっと遅めの新婚旅行をプレゼントするが、本当の目的は、王国に眠る史上最大のお宝。そしてLの一族最後の お仕事は、華も知らない一族最大の謎に迫ることに――。

『劇場版 ルパンの娘』完成披露舞台挨拶に登壇したのは、深田恭子・瀬戸康史・渡部篤郎・小沢真珠・栗原類・どんぐり・大貫勇輔・麿赤兒・観月ありさ・武内英樹監督の総勢10名。

冒頭の挨拶:映画の完成を迎えて

深田恭子「今日初めてみなさんに観て頂くということで、すごくドキドキしています。やはり作品と言うのはみなさまにお届けしてやっと完成という形なので、楽しい時間を過ごしていって頂けたらと思います」

瀬戸康史「僕は一足先にもう2回も観させて頂いたのですが、本当にめちゃくちゃ笑ってめちゃくちゃ泣きました。今日みなさんがどんな感想を持って帰ってくれるのか楽しみです」

小沢真珠「ドラマシーズン1、シーズン2と続いて映画の撮影に参加出来てとても光栄です。個性豊かなキャス トの方々と楽しく撮影をしたので、そういう雰囲気が映画を通してみなさまに伝わってくれたらいいなと思います」

栗原類「ぜひ、笑いたいときは笑って泣きたいときは泣いて、そのまま楽しんで欲しいと思います」

どんぐり「今からの2時間、Lの一族に存分に 心を盗まれて頂きたいです。ぜひ楽しんで帰ってください」

麿赤兒「今日はとにかく楽しんで、ハラハラドキドキしくしくにこにこ、楽しんでください」

大貫勇輔「ドラマ同様に所どころ全力で歌い、そして踊っているので、楽しんでいただけたらと思います」

観月ありさ「『ルパンの娘』というドラマからの人気シリーズの劇場版に参加できたことをとても感謝しています。三雲玲はこの劇場版でのキ ーパーソンとなるとても重要な役です。映画の一つのエッセンスになれていればいいなと思っています」

渡部篤郎「撮影中は全スタッフ・キャスト細心の注意を払って撮影していましたが、やはりこういう時期なのでたくさんの不安もあったと思います。今日こうして皆さんに観てもらえることで、そういう思いも報われると思います。本日はお越しいただき心より感謝いたします」

武内英樹監督「コロナ禍の中、色んな制約があるなかで、みんなでいろいろアイデアを絞り出しながら、丹精込めて作りました。笑えるところは笑って、泣けるところは泣いて頂けると作った者としては幸せです」

チームワークや現場の雰囲気

画像: チームワークや現場の雰囲気

深田恭子「こんなに長く同じメンバーで撮影することってなかなかないので、本当に居心地のいい現場で、本当の家族のような気持ちになってくるというか。だからこそシーズン1シーズン2、劇場版まで作れたんじゃないかなと思います」

瀬戸康史「体づくりから始まり、練習を重ねました。今回の劇場版が、シリーズの中でもアクションシーンが一番多いんじゃないかと思います。僕一人対大勢とか、ジャケットを使ったアクションもやらせて頂いて、本当に楽しかったですね」

栗原類「(橋本環奈演じる北条美雲とのシーン)はシーズン2の撮影の少し前に橋本さんと他の作品でご一緒していて、 彼女のお芝居がどういうものなのか、お互いがどういう人なのかというのはわかっていたので、お芝居の面ですごくやりやすかったですね。シーズン2で渉が美雲に対してどういった気持ちだったのかというところも気になってる方もいらっしゃるかもしれません が、劇場版で少しずつわかるかもしれないので、ぜひそういうところも注目をして欲しいと思います。また2秒以上喋るのはこの役ではほとんどなかったので緊張しました」

本作の見どころ

渡部篤郎「集大成だと思います。さすが武内監督、いろんなことが詰まっていて、本当にすべてが見どころだと思います」

観月ありさ「ずっとテレビで見ていた泥棒スーツを実際自分が着るとは思わず...着れた時はすごく嬉しかったです。すごくピチピチなので、ちょっと恥ずかしいんですよね。人の多い所で決めカットとかも撮っていたので」

深田恭子「そうなんです。なるべく人に見つからないように...。シーズン1、2の方がロケが多かったので、その時の方が人目につかないようにと思っていました。だってどこからどう見てもおかしいじゃないですか...(笑)。渡部さんなんか、最初はスタジオ内を歩いているのも恥ずかしいって仰ってましたよ」

渡部篤郎「いや、そんなことないですよ?喜んで着させて頂きました」

家族の絆を描いた本作にちなみ、最近絆を感じた瞬間は?

深田恭子「やっぱりこの現場ですね。こうしてまた再集結して、そして映画公開に向けて、みんなで進めていこうというこの時間が大きな絆の時間だと思います。頼もしいです」

観月ありさ「この作品に携わらせて頂いて、キャストもそうなんですが、スタッフのみなさんの心意気が素晴らしいなと思いました。三雲玲というキャラクターを演じるにあたり、衣装であったり風貌であったり役作りなんかもみんなで一緒に考えてくれて、それを表現すればいい、というくらいまでスタッフのみなさんが全部お膳立てをしてくれるような、そんな現場でした。シリーズをずっと積み重ねてきたみなさんの心意気が、絆で つながっているんだなと思いました」

最後にメッセージ

深田恭子「シーズン1、シーズン2、そして劇場版、こうして発表できるのもみなさまのおかげです。家族の絆だったり、急に涙がほろりと出るようなシーンがあったりとか、今回は更にスケールアップしていますので、是非たくさんの方に応援していただけたらと思います」

『劇場版 ルパンの娘』

10月15日(金)全国公開

出演:深田恭子 瀬戸康史 橋本環奈 小沢真珠 栗原類 どんぐり(竹原芳子)
観月ありさ / 岡田義徳 太田莉菜 / 藤岡 弘、(特別出演)
市村正親 大貫勇輔 小畑乃々 マルシア 信太昌之 我修院達也 麿赤兒 渡部篤郎

原作:横関 大『ルパンの娘』シリーズ全 5 作(講談社文庫ほか)
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
音楽:Face 2 fAKE

©横関大/講談社 ©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会

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