2020年の上演中止から1年以上の年月を経て、京本大我主演のディズニーミュージカル『ニュージーズ』日本初演が、10月9日(土)日生劇場にて開幕を迎えた。

ボブ・ツディカーとノニ・ホワイトが脚本を手掛けた同名映画を原作に、ディズニー・シアトリカル・プロダクションズ製作により初演されたブロードウェイミュージカル『ニュージーズ』は、2012年にトニー賞を席捲し大ヒットを記録。トニー賞8部門ノミネート、2部門受賞/ドラマ・デスク・アワード6部門ノミネート、2部門受賞した。ブロードウェイで2年間、通算1,004回公演を達成した作品が、満を持して日本初上陸する。

『美女と野獣』、『アラジン』、『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』など数々のヒット作を生み出し、アカデミー賞8度の受賞を誇るアラン・メンケンが音楽を、そしてジャック・フェルドマンが作詞を担い、『ラ・カージュ・オ・フォール』、『トーチソング・トリロジー』で知られ、トニー賞を4度受賞のハーヴェイ・ファイアスタインが脚本を手がける。
『エリザベート』、『モーツァルト!』、『レディ・ベス』、『1789 -バスティーユの恋人たち-』、『ロミオ&ジュリエット』など、数々のヒット作を生み続ける日本ミュージカル界の巨匠・小池修一郎(宝塚歌劇団)の演出により日本版として10月9日(土)〜10月30日(土)東京・日生劇場、11月11日(木)~11月17日(水)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。

物語の舞台は、1899年のニューヨーク。今を懸命に生きる新聞販売の少年たち“ニュージーズ”の夢、葛藤、決意といった奮闘を描いた感動のストーリー。

主演を務めるのは、ミュージカル『エリザベート』でルドルフを演じたSixTONESの京本大我。本作では新聞販売の“ニュージーズ”のリーダー的存在であるジャックを演じる。
そのほか、新聞記者のキャサリンを咲妃みゆ、新聞販売の仲間クラッチーを松岡広大、同じくジャックの仲間デイヴィを加藤清史郎、劇場の責任者メッダを霧矢大夢、ジャックが販売する「ワールド」紙のオーナーのピュリツァーを松平健といったキャスト陣が出演。

主演の京本大我をはじめとした20人以上の新聞販売ニュージーズらが魅せる息のあったダンスと歌は圧巻だ。
彼らが奮闘する姿に胸を打たれ、感動を覚えることだろう。

画像1: 写真提供/東宝演劇部

写真提供/東宝演劇部

メインキャスト6名からコメントは下記の通り。

キャストコメント

ジャック:京本大我(SixTONES)

画像: 左から:咲妃みゆ、京本大我 写真提供/東宝演劇部

左から:咲妃みゆ、京本大我

写真提供/東宝演劇部

人生最大のチャレンジと言っても過言ではない程、高く大きな壁を目の前に感じながら日々稽古してきました。『ニュージーズ』を知っている方からすれば、ジャックと僕のイメージはかけ離れていると思いますが、僕だからこそ演じられるジャックを必ず皆様にお届けしたいです。これから長丁場になりますが、エネルギッシュでパワフルなカンパニーと共に、最後まで駆け抜けたいと思います。ミュージカルの素晴らしさが存分に詰まったこの『ニュージーズ』を、これからもよろしくお願いします。

キャサリン:咲妃みゆ

画像2: 写真提供/東宝演劇部

写真提供/東宝演劇部

昨年4月に涙を飲んでから今日まで開幕を願いに願い続けて1年以上。多くの方々のご尽力あってこそ、ようやくここまで辿り着けたのだと感謝の気持ちでいっぱいです。怯むことなく立ち向かう勇気、支え合い助け合う中で育まれる強い絆…胸が熱くなるシーンに溢れた素晴らしいミュージカルだと感じています。ご覧くださる皆さまに笑顔と心の栄養をお届け出来ますように…。劇場でお待ちしております!

クラッチー:松岡広大

遂に幕が上がります。感に堪えないとはまさにこのことです。苦節の月日が流れました。お客様と共に辛抱をしました。これまでの皆様の憂色をどうにかして晴らしたいと思っています。お座席に着かれましたら、どうぞ心は解放してご観劇下さいませ。劇場はそれができる空間だと感じています。日頃の束縛から放たれ、『ニュージーズ』の世界を存分に楽しんで頂けたら幸いです。

デイヴィ:加藤清史郎

こうしてようやく皆さんの元へ『ニュージーズ』をお届けできると思うと、「この日のために、これまでの涙や汗があったのかもしれない」なんて思ったりして。ワクワクとドキドキが止まりません。『ニュージーズ』を通して、少しでも多くの方が元気になってくれたら、それ以上に幸せなことはありません。大我ジャックの"FOREVER NEWSIES"という言葉を信じてきて本当に良かった。最後まで突っ走らせて下さい!!

メッダ:霧矢大夢

画像3: 写真提供/東宝演劇部

写真提供/東宝演劇部

昨年の中止という雪辱から、パワーアップしていよいよ『ニュージーズ』日本版が開幕します。私が演じるメッダは、ジャック、キャサリン、ニュージーズ達を支え、見守る立場ですが、親心の如く、自慢の若者達を早く皆さまの前にお披露目したくてウズウズしています。メッダの劇場シーンでは、華やかに、貫禄たっぷりに「That’s Rich」を歌わせて頂きます。芸術の秋に相応しい、劇場でのパワーを体感して頂きたいです。お越しをお待ちしております!

ピュリツァー:松平健

画像4: 写真提供/東宝演劇部

写真提供/東宝演劇部

私の演じる新聞社オーナーのピュリツァーは、若きパワーのニュージーズたちに立ちはだかる権力者の象徴です。少年たちのリーダー・ジャックとの対決では、底知れぬ若いエネルギーと底の厚い老巧なエネルギーのぶつかり合いをお楽しみいただきたいと思います。挑み来る少年たちとの熱い戦いを通して、近代アメリカのニューヨークという未成熟な街の魅力、そこで生きる者たちの未完成ながらも果てしない情熱も併せてご覧いただけたらうれしいです。

STORY

1899年、夏。ニューヨーク。少年・ジャック(京本大我)は、足の不自由な友人クラッチー(松岡広大)と他の孤児やホームレスの新聞販売少年たち“ニュージーズ”と共に暮らし、毎日新聞を売って生活している。ジャックは、いつかニューヨークを出てサンタフェへ行くという夢を抱いているが、現実はその日暮らし。
ある日、ジャックはデイヴィ(加藤清史郎)とその弟レスと出会う。デイヴィとレスは他のニュージーズと異なり、家と家族があるが、父親の失業という事情があってニュージーズに加わったばかり。ジャックは幼いレスを使えば、より多くの新聞を売ることができると考え、協力することにする。その頃、「ワールド」紙のオーナーであるピュリツァー(松平健)は他社より儲けようと、販売価格は据え置きでニュージーズへの新聞卸値を引き上げることを企てていた。
デイヴィとレスと行動を共にするジャックだが、過去の出来事を理由に感化院のスナイダーに追いかけられてしまう。三人が逃げ込んだメッダ(霧矢大夢)の劇場では、その日も素晴らしいショーが繰り広げられる。 翌朝、新聞100部あたり50セントの卸値が、60セントに値上がりしていることを知ったジャックは、自分たちの生活と権利を守るべく、ニュージーズを率いストライキを決行。新聞記者キャサリン(咲妃みゆ)はジャックの姿に心を動かされ、ストライキを追いかけ取材することを決意する。
勝つのは権力者ピュリツァーか、それとも若きニュージーズか。今を懸命に生きる少年たちの未来に待っているものとは—

ブロードウェイミュージカル『ニュージーズ』

画像: 京本大我(SixTONES)主演のミュージカル『ニュージーズ』日本初演10月9日開幕、京本「高く大きな壁を目の前に感じながら日々稽古してきました」

作曲:アラン・メンケン
作詞:ジャック・フェルドマン 
脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
演出/日本語訳/訳詞:小池修一郎(宝塚歌劇団)
製作:東宝/TBS

東京公演 日生劇場

2021年10月9日(土)初日~10月30日(土)千穐楽
料金(全席指定・税込):S席¥14,000 A席¥9,000 B席¥4,500

大阪公演 梅田芸術劇場メインホール

2021年11月11日(木)初日~11月17日(水)千穐楽
料金(全席指定・税込):S席¥14,000 A席¥9,500 B席¥5,000
お問い合わせ:梅田芸術劇場 06-6377-3800

公式サイト
https://www.tohostage.com/newsies/

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