2006年から2018年まで集英社ヤングジャンプで連載されコミックスは49巻まで発売された迫稔雄作のシリーズ累計880万部突破のギャンブル漫画「嘘喰い」(うそぐい)が映画化。
メガホンをとったのは、1998年公開の映画『リング』が社会現象を起こし、『スマホを落としただけなのに』(2018年)『事故物件 怖い間取り』(2020年)などを手がけたジャパニーズホラーの名手・中田秀夫監督。
主演を務めるのは、横浜流星。通称「嘘喰い」と呼ばれるギャンブラー・斑目貘(まだらめばく)を演じる。
日本の闇社会を牛耳る組織・会員制の倶楽部賭郎(くらぶかけろう)-日々、巨額な金を賭けたギャンブルを仕切り、ルールを決め敗者の死に方を用意する最高峰の賭け場-。その頂点を目指していく役どころ。
彼の目的・私生活は謎に包まれており、仕掛けられたイカサマや嘘を見破り、数々のゲームに挑んでいくー。
今回出演発表されたのは、横浜流星演じる天才ギャンブラー・斑目貘(まだらめばく)に偶然出会い、人生が一変する青年・梶隆臣(かじたかおみ)役の佐野勇斗。
借金を抱え上手くいかない人生を嘆いているーそんなどこにでもいる青年が、貘と行動を共にするうちに賭 けに魅了されていき、次第に相棒になっていく役どころ。
ドラマ「ドラゴン桜」では、ミステリアスな元教え子、そして「TOKYO MER 走る緊急救命室」ではメカオタクの臨床工学技士と話題作に出演の佐野が、一転『嘘喰い』の生死を懸けた騙し合いゲームに巻き込まれていく梶を演じる。
佐野勇斗からのコメントが到着した。
コメント
梶隆臣という人物を理解したうえで、原作ファンの方が違和感を感じない様に、でも自分にしかできない梶を、という二つをいい塩梅でミックスできるように心掛けていました。そして何より、梶はキャラの濃い登場人物達の中で、唯一観客の皆様に近い存在だと思うので、より共感し ていただける様に監督と話し合いました。現実世界ではあり得ない非日常的な世界観をどう表現するのか監督と相談する中で、一つ一つの表情やセリフの言い回しを少し立てるなど、いつもより大きな芝居でつくっていきました。全編通して見どころなのですが、僕の中で森のシーンは流星君ともたくさん相談しながら撮ったシーンなので、是非注目していただきたいです。
流星くんと斑目貘という人物は凄く共通点があるなあ、と近くで演じさせてもらっていて思いました。いつも自信があってかっこいい背中を見せてくれる、ついて行きたくなる様な存在なのですが、でもどこか危なく、愁のあるオーラを出す。流星君だからこそできる斑目貘だなと日々感じていました。バディを組ませて頂いているのですが、休憩中もずっといろいろなお話をして仲良くさせていただいて、貘と梶のバディ感を作る上でとても助かりました。流星くんのカリスマ性、凄かったです。
STORY
嘘を見破れなければ、即死ぬ。天才ギャンブラー”嘘喰い”こと班目貘が、 日本の政財界を支配する闇倶楽部”賭郎”に挑む。嘘 vs 嘘 一流のイカサマ師達との最高にヤバい頭脳心理戦を、勝 ち抜けるか?
映画『嘘喰い』
2022年2月公開
◇原作:迫 稔雄(「嘘喰い」集英社ヤングジャンプコミックス刊)
◇監督:中田秀夫
◇出演:横浜流星、佐野勇斗
◇配給:ワーナー・ブラザース映画
©迫稔雄/集英社 ©2022 映画「嘘喰い」製作委員会
※撮影期間:2021年1月下旬〜3月下旬