前川知大が主宰するイキウメの人気舞台「聖地 X」の映画化。
監督・脚本を手がけるのは、入江悠監督。
「恐怖の村」シリーズ『犬鳴村』、『樹海村』で驚異の大ヒットを叩き出し『牛首村』の公開を控えるプロデュースチームと『22年目の告白-私が殺人犯です-』『見えない目撃者』等を手掛けるロボットが企画し、オール韓国ロケで臨んでいる。現地韓国の現場には『犯罪都市』『悪人伝』など数々の韓国映画を手掛けたB.A.エンタテインメントが参加し、ロボットと共同制作を行った日韓スタッフ融合の、世界基準の作品となっている。
主演を務めるのは、「大豆田とわ子と三人の元夫」(21・CX)や第74回カンヌ映画祭のコンペ部門で脚本賞ほかを受賞した『ドライブ・マイ・カー』(21)などに出演の岡田将生。主人公の山田輝夫を演じる。
そして岡田が演じる山田輝夫の妹・東 要を演じるのは、大河ドラマ「麒麟がくる」(20、21・NHK)での演技が評価され、2022年の連続テレビ小説 「ちむどんどん」(NHK)への出演決まっている川口春奈。夫との結婚生活に嫌気がさし兄のいる韓国へ向かい未曾有の恐怖と対峙する。
夫との生活に嫌気がさし、離婚を決意した東要(川口春奈)は日本を飛び出し、兄の輝夫(岡田将生)が住む韓国の別荘へと足を向けた。突然妹が来たことに驚く輝夫だったが、夫のだらしなさを聞き傷がいえるまで共に韓国で過ごすこととするのだが、しかしそれは悪夢の幕明けだった。
二人は知らず知らずのうちに巨木と井戸が目印の名もなき聖地・「聖地X」に足を踏み入れていた。
そこに入った者は精神を病み常軌を逸して、奇妙な死を遂げていく・・・・・。
有能な祈祷師が祓いを試みるも太刀打ちできず、悪夢はひたすら続く。
輝夫と要たちはこの「聖地 X」で起こる数々の惨劇から逃れ、忌々しい土地に根付く「約束された死」から解放されることはできるのだろうか・・・・・。
11月20日に行われた公開記念舞台挨拶に登壇したのは、主演の岡田将生、共演の川口春奈、薬丸翔、そして入江悠監督の面々。
演じた役柄について
岡田将生「脚本を読んだ時にどんな映画になるのだろうか?と思ったけれど、僕が演じた輝夫のポンコツな性格で物語が成立しているところが沢山あって面白かったです」
川口春奈「私が演じた要は、韓国での予期せぬ事態 に巻き込まれて色々な感情と表情を見せる女の子。後半になるにつれて人間的な変化や成長が見えていたら嬉しいです」
薬丸翔「(分身したキャラクターの役作りは)入江監督とルール作りをして、一人の人間として成立するよう意識しました」
物語のキーとして、いたる所に“水”が登場
岡田将生「(プールや海にも入りましたが)韓国が思った以上に寒く、水温も低かったんです。入りたくはなかったけれど、水が物語のキーになっているので震えながら海にも入りました。それも今ではいい思い出です」
薬丸翔「水から出た瞬間、スタッフの方々がもの凄く大きい保温タオルで温めてくれましたよね」
見どころの1つでもある、川口春奈のエクササイズダンス
ロケ地・韓国で振り付けの特訓をして臨んだ川口春奈
入江監督「もちろん物語にこじつけられる意味はありますが、単純に今の歳の川口さんのダンスを映像として残したかった(ニヤリ)」
川口春奈「すでに作品を見た母から『あんたあれなんなの?』と言われました。私も『なんだろう...』と。結構撮影も長かった(苦笑)。でもいい経験をさせてもらえました」
岡田 VS 薬丸のラストバトル
岡田将生「韓国のアクションチームの熱量に触発された。もっといいものを作りたいという高みを目指したくなるようなチームでした。薬丸君と息を合わせながら撮影をしていきましたが、 面白くてユーモアもあって、楽しいアクションシーンになりました」
薬丸翔「(アクション初挑戦だったので)全部岡田さんにリードしていただきました。僕が手順を間違えたとしても、岡田君が対応して助けてくれました」
アクションチームの熱が高まりすぎて撮影時間がオーバーしてしまった結果
入江監督「日本側のプロデューサーが韓国側の製作陣に怒られていました」
岡田将生「それもこうして明るく話せるのは良い事です」
映画の内容にちなんで、それぞれのパワースポットは?
薬丸翔「ラーメン屋さん」
入江監督「本屋」
川口春奈「薬局。用事がなくても入って楽しい。何かしら手に取ってしまう。薬局を見つけたら行きます」
岡田将生「近所のスーパーに行ったら、長ネギが1本18円で安かった。でもさすがに安すぎて怖くて買えなかった。安くて嬉しいけれど僕は50円くらいがいいかな...。すごく気になりましたけれど」
入江監督「二人ともほぼ近所の話!」
映画に登場する井戸をモチーフにした樽で大ヒット祈願の鏡割り
主演の岡田将生よりメッセージ
岡田将生「どうして長ネギの話をしてしまったのか...。それがミステリーです(笑)。でもこの映画の根底にあるのは、そんな違和感です。ジャンルにとらわれない映画なので、『なんだこの映画は!?』と思ってもらえたら」
STORY
その土地には、絶対に行ってはならない。ひとたび足を踏み入れた者は、想像を絶する奇妙な現象に巻き込まれ、死ぬまで悪夢は終わらない!
小説家志望の輝夫(岡田将生)は、父親が遺した別荘のある韓国に渡り、悠々自適の引きこもりライフを満喫中。そこへ結婚生活に愛想をつかした妹の要(川口春奈)が転がり込んでくる。
しかし、韓国の商店街で日本に残してきた夫の滋(薬丸翔)を見かける要。その後を追ってたどり着いたのは、巨大な木と不気味な井戸を擁する和食店。無人のはずの店内から姿を現したのは、パスポートはおろか着の身着のまま、記憶さえもあやふやな滋だった。
輝夫と要は別荘で滋を取り押さえ、東京にいる上司の星野(真木よう子)に連絡すると、滋はいつも通り会社に出勤しているという。では輝夫と要が捕まえた滋のような男は一体誰なのか? さらに妻の京子(山田真歩)が謎の記憶喪失に襲われた和食店の店長・忠(渋川清彦)は、「この店やっぱり呪われているかもしれません」と言い出す始末。日本人オーナー江口(緒形直人)いわく、店の建っている土地では、過去にも同じように奇妙な事件があったことがわかってくる。
負の連鎖を断ち切るため、強力なムーダン(祈祷師)がお祓いを試みるも、封印された“気”の前には太刀打ちできない。この地に宿るのは神か、それとも悪魔か?彼らはここで繰り返されてきた数々の惨劇から逃れ、増幅し続ける呪いから解放されることはできるのか!?
映画『聖地 X』
絶賛上映中
岡田将生 川口春奈
渋川清彦 山田真歩 薬丸翔
パク・イヒョン パク・ソユン キム・テヒョン 真木よう子 緒形直人
原作:前川知大「聖地 X」
監督・脚本:入江悠
音楽:SOIL&"PIMP"SESSIONS 海田庄吾
エンディングテーマ:SOIL&“PIMP”SESSIONS『Face』(Getting Better / Victor Entertainment)
製作:五老 剛 香田哲朗 森田 圭 村上 潔 與田尚志 栗花落光 柴田邦彦 山田泰彦 加太孝明 福田剛紀 エグゼクティブ・プロデューサー:飯田雅裕 紀伊宗之 プロデューサー:小出真佐樹 小杉 宝 共同プロデューサー:神保友香
ラインプロデューサー:山下秀治 撮影:大塚 亮 照明:野村直樹 SEOK(TRIPLE-A)
VFX プロデューサー:赤羽智史 演技事務:篠﨑めぐみ
韓国プロデューサー:YANG SOO JUNG
音楽プロデューサー:津島玄一 宣伝プロデューサー:山澤立樹
録音:古谷正志 編集:佐藤 崇
美術:KIM KYOUNG HO キャスティング:杉野 剛
衣装:村上利香 YOU JI YEON 助監督:松本 壇 LEE GUN WOO
ヘアメイク:金森 恵 アクション監督:JUN JONG 制作担当:KANG SOL
「聖地 X」製作委員会:朝日新聞社 Akatsuki KDDI キングレコード 東映ビデオ FM802/FM COCOLO
ROBOT 全日本プロレス
企画・制作プロダクション:ROBOT 企画協力:東映 共同制作:B.A.エンタテインメント 配給:GAGA 朝日新聞社
©2021「聖地 X」製作委員会
公式 HP:https://seichi-x.com 公式ツイッタ-: @seichiX_movie
公式 Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCn2SPgsIaeTHg2C3REDRdfQ
映画『聖地 X』配信概要
配信サービス:「au スマートパスプレミアム」「TELASA(テラサ)」
配信日時:2021年11月19日(金)10:00〜
対象:au スマートパスプレミアム会員(月額情報料 548 円(税込)/初回 30 日間無料)
TELASA(テラサ)会員(月額情報料 618 円(税込)/初回 15 日間無料)
※各サービスの詳細については、下記をご覧ください。
【au スマートパスプレミアム】 https://pass.auone.jp/main
【TELASA(テラサ)公式サイト】 https://navi.telasa.jp/