佐藤寛太(劇団EXILE)主演の12月10日(金)公開映画『軍艦少年』の完成披露試写会 舞台挨拶イベントが行われ、キャスト・監督らが登壇し、撮影のエピソードを語った。

2012年にヤングマガジンにて連載されたヤンキー漫画のカリスマ柳内大樹による渾身の熱き青春漫画「軍艦少年」が実写映画化。

気の荒い主人公・坂本海星役を演じるのは、男達の友情と熱き戦いを描く『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズ、恋愛バイブルが原作の『イタズラなKiss THE MOVIE』シリーズなどに出演の佐藤寛太(劇団EXILE)。
そして、失意に沈む主人公の父・坂本玄海役を演じたのは、アメリカに逃亡した日本のヤクザを描く『BROTHER』、歴史エンターテインメントが原作の『キングダム』などに出演の加藤雅也。
また共演には海星の同級生・結役に『樹海村』の山口まゆ、海星の友人・純役に濱田龍臣、玄海の幼馴染・野母崎巌役に赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役に清水美沙、海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に大塚寧々といった俳優陣が脇を固めている。
本作のメガホンをとったのは、社会現象を巻き起こした「おっさんずラブ」、SNSで話題となった「あのときキスしておけば」などを演出し、映像業界全般でマルチクリエイターとして幅広く活躍するYuki Saito。

物語の舞台は、2015年に世界文化遺産に登録されて以降初の映画撮影となった軍艦島。
世界中で大ヒットを記録した『007 スカイフォール』、日本でも大ヒットを記録した『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』前後篇などに登場し、映像作品のロケーションとして脚光を浴びている。

心の拠り所とは、魂の救済とは、自身の幸せとは何か、大切な家族を失った親子が生きる意味を見出していく、喪失と再生を描く『軍艦少年』は、12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国公開。

11月23日(火・祝)に開催された映画『軍艦少年』完成披露試写会 舞台挨拶イベントに登壇したのは、主演の佐藤寛太(劇団EXILE)をはじめ、加藤雅也、山口まゆ、濱田龍臣、大塚寧々、赤井英和、メガホンをとったYuki Saito監督の総勢7名の面々。

画像: 佐藤寛太、加藤雅也、山口まゆ、濱田龍臣ら集結の『軍艦少年』完成披露試写会 舞台挨拶で主演の佐藤寛太、キャスト陣から四面楚歌!?

舞台挨拶の模様

画像: 映画『軍艦少年』完成披露試写会 舞台挨拶イベント youtu.be

映画『軍艦少年』完成披露試写会 舞台挨拶イベント

youtu.be

主演の佐藤寛太、出演オファーを受けて

佐藤寛太「もともと柳内さんの作品の大ファンで、『軍艦少年』は熱血漢で昭和感あふれる、男同士の友情と仲間を大事にした物語。そこに家族の物語も盛り込まれた内容で、主人公を演じさせてもらえるのがうれしかったです。クランクアップした時は、終わった感じがしなかったですが、龍臣が泣いていて(笑)、あっ、終わったんだなと。しばらく休みが欲しいと思いました」

画像: 主演の佐藤寛太、出演オファーを受けて

佐藤寛太演じる海星の両親役の加藤雅也と大塚寧々

以前にも共演経験ありの2人

加藤雅也「前にも夫婦役をやっているし、勝手知ったるものでした」

画像1: 佐藤寛太演じる海星の両親役の加藤雅也と大塚寧々

大塚寧々「安心感がありましたね」

画像2: 佐藤寛太演じる海星の両親役の加藤雅也と大塚寧々

加藤雅也「(隣に立つ佐藤を見ながら)撮影当時23 歳でしょ?こういう息子がいる、そういう年代になったんだなと変な感じがしますね(苦笑)」

映画の舞台「軍艦島」での撮影

物語の舞台は、2015年に世界文化遺産に登録されて以降初の映画撮影となった軍艦島

佐藤寛太「(軍艦島での撮影は)最初はワクワクしていたんですが、いざ上陸してみると、ひと言もしゃべれないほど圧倒されました。ランドセルが落ちていたり、生活の痕跡はあるのに、圧倒的な静けさで...。こんな場所、他にないんじゃないかなと。言葉で は言い表せないですし、ここで撮影した映像と、自分自身の経験を大切にしたいです」

赤井英和「かつては人口密度が世界一と言われた場所。今は朽ち果てた状態で、そのまま残って世界遺産になったわけで、現地に立ち、そしてスクリーンで観て、大きな感動がありました」

画像1: 映画の舞台「軍艦島」での撮影

Yuki Saito 監督「このタイトルである以上、別のロケ地で撮影するのは意味がないし、実際の軍艦島を映像に残すことに意義 があると思った。長崎県の皆さんをはじめ、さまざまなご協力を得て、ユネスコからの許可を取るまでに 2 年かかりました。場所の持っている力、そこにある儚さと再生力に圧倒されました。本当にラピュタみたいで。撮影が終わると、僕らスタッフも誰ひとりしゃべらなくて...」

画像2: 映画の舞台「軍艦島」での撮影

撮影エピソード

Yuki Saito監督「雨が降るシーンの撮影中、スタッフのミスで(大塚)寧々さんが散水車から大量の水を浴びてしまい、スタッフ全員顔面蒼白になっていたら、寧々さんが満面の笑みで『焼肉おごれよ』って。一気にその場が救われました」

大塚寧々「あれはいい思い出です。こんなご時世なので、まだ焼肉は行けていませんが、いつか行きましょうね」

山口まゆ「雨降らし関連でいいますと、決闘シーンの撮影のあの日は、すごい土砂降りで、撮影が止まってしまうんじゃないかと思ったほど豪雨だったんですが、でも撮影は続行しまして、その撮影が終わった頃には晴れて夕日がきれいでした」

画像1: 撮影エピソード

濱田龍臣「ヤンキー役の俳優さんが毎日変なことをしていて(笑)。テスト用のバットでひたすらお尻を叩いていて、『向きを変えると音も変わるんだ』と言っていたのが印象に残っています」

画像2: 撮影エピソード

「今大切にしていいるものは?」

“大切なものが軍艦島に眠っている”という作品のテーマにちなんで、「今大切にしていいるものは?」

佐藤寛太「休日ですね。近所の喫茶店で本を読んでいます」

画像1: 「今大切にしていいるものは?」

加藤雅也「えっ? この映画じゃないの? 俺はこの映画が大切です」

画像2: 「今大切にしていいるものは?」

大塚寧々「もちろん、軍艦島です」

赤井英和「軍艦島ですね!」

佐藤寛太「つるし上げられた(苦笑)」

最後にメッセージ

佐藤寛太「(俳優業を)仕事としてやっていくことに難しさを感じ、思うように全力を出せない時期もあったが、この映画に携わり、ここに並んでいるすばらしいキャストのみなさん、今日ここにはいないキャストとスタッフの皆さんとご一緒に、みんなでワンカット、ワンシーンどれだけ良いものにするか追求し、仕事を超えて、ものづくりの高揚感と集中力を味わいました。この職業をやらせてもらえて幸せです。とてもパワーがある映画。受け取れるものを受け取って、劇場をあとにしてもらえればと思います」

画像1: 最後にメッセージ
画像2: 最後にメッセージ

STORY

長崎・軍艦島の見える街で暮らす、地元の高校に通う海星と小さなラーメン屋を営む玄海。最愛の母を亡くして喧嘩に 明け暮れる息子と幼馴染の妻を亡くして酒に溺れる父は互いに反目し、いがみ合っていた。そんなある日、海星は父と母が生まれた 軍艦島に二人の大切な物がある事を知る。一方、玄海は妻が祀られた仏壇に一通の知らない手紙がある事に気付くが・・・。

映画『軍艦少年』

画像: 映画『軍艦少年』予告映像(12月10日公開) www.youtube.com

映画『軍艦少年』予告映像(12月10日公開)

www.youtube.com

12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国公開

出演:佐藤寛太 加藤雅也
   山口まゆ 濱田龍臣 柾木玲弥 一ノ瀬ワタル 花沢将人 髙橋里恩 武田一馬 赤井英和 清水美沙 / 大塚寧々

監督:Yuki Saito
脚本:眞武泰徳

劇中画:柳内大樹
原作:柳内大樹『軍艦少年』(講談社「ヤンマガ KC」刊)
主題歌:卓真「軍艦少年」(UNIVERSAL MUSIC)

配給:ハピネットファントム・スタジオ

2021年/日本/104分/シネマスコープ/
5.1ch/PG12

©2021『軍艦少年』製作委員会

公式HP:https://happinet-phantom.com/gunkanshonen
公式Twitter:https://twitter.com/gunkanshonen

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