2021年5月23日に映画化が発表され話題となった『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』が11月26日公開を迎えた。
2018年11月から2019年12月まで1年以上に渡って、1つのツアーとして、計50公演、日本史上最大の累計237万5千人の動員を記録した嵐20周年のツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」。
このツアー中、「映画を撮影するため」に1日限定で開催するという「シューティング・ライブ」が敢行された。
2019年12月23日、東京ドームにて『ピカ☆ンチ』(02)で嵐初主演映画を監督した堤幸彦をはじめ、これまで嵐に関わり、彼らを知り尽くした映画とライブのスタッフが集結し、嵐が5人だから見られた景色、52,000人の観客が5人と一緒に見た景色を計125台のカメラで余すことなく収めた。日本公開に先んじて、第24回上海国際映画祭にて6月12日（土）にワールドプレミアとして Dolby Vision部門で世界初上映されており、現地の観客200人が本作をいち早く“体感”したマカライン・シネマ・ワールド(会場の名称)は撮影が行われた東京ドームさながらに熱狂の渦に包まれたのだった。
そして、11月26日(金)、嵐”初”のライブフィルム『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』が、ついに全国で公開を迎えた(全国7館のドルビーシネマ限定にて先行公開中)。11月3日のドルビーシネマ7館の先行公開から、全国公開初日までで、早くも興行収入 10億円を突破の好スタートとなった。
櫻井翔、堤幸彦監督旭川の「シネプレックス旭川」那覇の「シネマ Q」にサプライズで舞台挨拶を敢行
まさに日本列島を北(北海道・旭川)から南(沖縄・那覇)までサプライズ縦断で舞台挨拶を敢行した。実に総移動距離としては史上最大級の約5,000km。それぞれの舞台挨拶は全国198館の劇場にライブビューイング中継され、約13万5000人が同時にその模様を注視した。
雪が降り注ぐマイナス2度の旭川での舞台挨拶
サプライズでステージに登壇した櫻井翔と堤監督の姿に、客席からは驚きの声と悲鳴にも近い反応。
櫻井翔「久しぶりの大歓声ですね、ありがとうございます。(全国公開初日を迎え)本日これ、公開初日の 1 発目(の上映)ですよね。旭川のみなさん、そして全国でもご覧になられてますもんね、朝早くから足を運んでくださりありがとうございます。せっかく目の前にいるので旭川のみなさんにお伺いしたいんですけど、ジュンドックってご存知ですか？あれを3つ食べちゃって。めちゃくちゃ美味しかったです。いつも北海道だと札幌に足を運ぶことが多くて旭川はこういう機会があんまりなかったので、短い時間ですがよろしくお願いします」
堤監督「旭川そして全国のみなさま、ご覧いただきありがとうございます。旭川は大雪とまでは言わないけれど、かなり積もってましたね。除雪車が走っていてびっくりしました。この 映画は一昨年になりますけど持てる力をすべて出し切って撮った映画です」
櫻井翔「 (ツアーの初日は札幌からスタートしており、ツアーの演出で櫻井はピアノを演奏)新千歳空港から会場に向かうまでの景色をいまだに忘れられなくて、今思い出すだけで手汗をかいてしまいますけど、すごい緊張してましたね。でも札幌で最初の公演をすることが多くて5人ともソワソワしたり緊張したりするのが初日ですかね。全国のみなさんと場所を超えて同じ時間を共有したいです」
Twitterに投稿された声を櫻井・堤がリアルタイムで答えるライブトーク
イオンモール幕張新都心の会場「ドローン始まりドロー ン終わりは誰が考えたんですか。最初から普段見えない角度で見れたことが凄く嬉しかったです」
堤監督「はい、自分です。ドローンというのを近くで使いたかった。となると松潤の手に置くしかなかった。彼は失敗したらもう1回やるって言ってましたからね」
櫻井翔「ドローンがかなり小さくて会場にいた方も何が飛んでいるのか分かってなかったと思います」
T・ジョイ PRINCE 品川「監督的に一番好きなシーンは?」
堤監督「やっぱりドローンなんですよ。個々の顔のアップからドー ム全体を映すっていうところが狙いだったので、あれが上手くいったときはやったぜ！って感じでしたね」
櫻井翔「いわゆる DVD 作品だと無理ですもんね。来ていただいているお客さんの上にドローンを飛ばすなんて難しくて。この間改めて観て思いましたけど、エンドロール凄いですね。ムービーのスタッフロールが凄い人数で。そして燦然と輝く 「Directed by 松本 潤」って。あれ好きなんですよ。メンバーの間でも感動してました。」
気温差24度&弾丸移動で向かった沖縄での舞台挨拶
会場でも大歓声で迎えられた櫻井と堤監督。
櫻井翔「全国の皆さんこんばんは。 私たちが今どこにいるかお分かりでしょうか。沖縄に来ております！那覇です。シネマQでございます。朝に続いてまたお前かよって空気だったらどうしようかと思っていたんですけど(笑)。足を運んでくださりありがとうございます」
堤監督「60歳を超えているのでちょっとダメかも(笑)。(制作を振り返り、シューティングライブ中、カメラ125台による総撮影時間がおよそ17日間分と、膨大な映像記録を前にして)5人の表情と人間性にこだわって、ちょっとしたとこで触れ合う肩とか、目線のやり取りとか。これはまさに嵐の人間性ですね」
櫻井翔「会場やライブDVDでは観られない瞬間を切り取ってもらえたのでそれは本当に宝物ですね」
収録曲のうち印象に残った楽曲について
櫻井翔「この日においてはやっぱり一曲目ですよね。『感謝カンゲキ雨嵐』の『Smile Again ありがとう〜♪』『嵐ー！』(コール&レスポンス)ってやつ。過去最大の『感謝カンゲキ雨嵐』ですね。そして今日は大野の誕生日で、昨日の夜からメンバーみんなでおめでとう！ってやり取りがあって。 翔ちゃん(舞台挨拶)よろしくねなんて大野さんから言われたりとか。今日は僕1人で申し訳ないですけど、4人の想いも背負ってきているつもりではあります。みんな見守ってくれてます。でもさっき見ていたら僕が昼間話したジュンドックがトレンドに上がってて。さすがに3つも食べるといまだにお腹空かないですね(笑)」
最後にメッセージ
櫻井翔「今日15時過ぎくらいに動画をファンクラブ内で公開したんですけど、記念すべき全国公開日と同時に 大野さんの41歳の誕生日なので、そんな日にこんな機会をいただいたことを嬉しく思っています。およそ3時間、この大きなスクリーンと素晴らしい音響で楽しんでいただきたいです」
『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』
大ヒット上映中
◆出演：嵐
◆監督：堤幸彦
◆撮影日：2019年12月23日 東京ドーム
配給： 松竹
海外セールス:ギャガ
©2021 J Storm Inc.
関連記事
