11月26日に公開を迎えたGENERATIONS全員参加の映画『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』の公開記念舞台挨拶が11月27日(土)都内劇場にて開催され、GENERATIONS from EXILE TRIBE、各作品のメガホンをとった SABU監督、山下敦弘監督、森義隆監督、真利子哲也監督、久保茂昭監督が登壇し、撮影エピソードなどを語った。

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (略称:SSFF & ASIA)2020 のアワードセレモニーにて、 EXILE HIRO、SSFF & ASIA代表 別所哲也、作詞家 小竹正人の3人によって発表された詩と音楽、映像(ショートフィルム)を一つに融合するプロジェクト「CINEMA FIGHTERS project」第4弾(略:CFP4)となる『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』が、11月26日(金)に公開。

全6作品からなる本作は、GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが参加。
佐野玲於出演×SABU監督「BLUE BIRD」はドジな兄と陽気な弟とのかけがえのない絆を、関口メンディー出演×新城毅彦監督「真夜中のひとりたち」はそれぞれ大切な人を喪失した男女が歩く東京の一夜を描き、主題歌は数原龍友が務める。そして、白濱亜嵐出演×山下敦弘監督「言えない二人」は幼馴染に想いを伝えられない男のもどかしい気持ちを、中務裕太出演×森義隆監督「怪談満月蛤坂」は美しい女の幽霊に愛された料理人の怪異を、片寄涼太出演×真利子哲也監督「COYOTE」は片寄涼太が主題歌も担当し、新型コロナ禍で急変する世界を、小森隼出演×久保茂昭「水のない海」は他人との関わりを避けてきた青年と中国人留学生との出会いを、6人の監督それぞれの個性あふれる物語が揃った。

画像: 祝9周年・GENERATIONS全員参加の映画『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』公開記念舞台挨拶実施!オススメンディーなシーンは!?

映画『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』公開記念舞台挨拶には、GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバー7人とSABU監督、山下敦弘監督、森義隆監督、真利子哲也監督、久保茂昭監督、総勢12名が登壇。

公開記念舞台挨拶の模様

画像: 映画『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』公開記念舞台挨拶 youtu.be

映画『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』公開記念舞台挨拶

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「BLUE BIRD」で主演の佐野玲於

画像: 「BLUE BIRD」で主演の佐野玲於

佐野玲於「僕自身は一人っ子ですが、ダンスを通してお兄ちゃん的存在の方にたくさん知り合ってきました。いろいろなタイプのお兄ちゃんがいますが、割と周りに多かったケンジのようにドジなタイプの先輩を思い浮かべながら演じました。不器用ながらも弟を可愛がるケンジの姿から、これまで出会ってきたお兄ちゃん的存在のみんなを思い出すきっかけになりました」

SABU監督「一人っ子なの知らなかったです(笑)。弟のような気持ちでケンジを見ていたというのは全然気づかなかったです」

佐野玲於「(弟・ジュン役の)醍醐くんは壁がないタイプ。醍醐くんのほうから寄ってきてくれるので、接しやすかったし、演じやすい環境でした。SABU監督は以前、HIROさんとSABU監督が食事をしている場に呼んでいただいたことがあります。そのときは、食事だけでしたが、怖い人というイメージがありました(笑)。でも、今回、作品でガッツリ関わり、いろいろな話もできて、印象は180度変わりました。近い距離で現場に入ることができて良かったです」

SABU監督「佐野くんはすごく真面目で良かったです。缶バッジをはじくシーンの撮影では、“(予備がないから)軽くはじいて練習してね”とお願いしたのですが、1発目でポチャっと海の中に落としていました(笑)」

佐野玲於「監督の言葉が“ふり”のように感じて、やっちゃいました(笑)」

「言えない二人」主演の白濱亜嵐

画像: 「言えない二人」主演の白濱亜嵐

白濱亜嵐「(GENERATIONS全員での参加について)(佐野)玲於や(片寄)涼太の演技はよく観ているので知っていますが、(小森)隼や(中務)裕太くんの役者としての姿は想像がつかなくて。こんな表情ができるんだ、こんな芝居をするんだという驚きがあり、新たな一面を発見して、刺激を受けました。メンディーくんは憑依型の役者で、朝から役に入っているタイプ。共演経験はあるのですが、今は共演NGとしています、僕が食われちゃうんで(笑)」

山下監督「(白濱くんに)シナリオを書く前に話をする時間を作っていただきました。僕はひねくれたタイプなので、白濱くんの裏の顔を引 き出そうと、いろいろと話をしたのですが、まったく(ひねくれたところが)出てこなくて。だったら、このままのイメージでと決めて、シナリオを描き始めました」

白濱亜嵐「あゆむは僕の性格と基本的な明るさが違うので、そのあたりを意識して(トーンを変えて)普段のあゆむを演じました」

「水のない海」主演の小森 隼

画像: 「水のない海」主演の小森 隼

小森隼「配達員のバッグを背負って自転車の前輪にカメラをつけた状態で“じゃあ、 走ってきて”と言われて(笑)。OSと会話しながら1人で渋谷の街を走り、耳から聞こえる声に反応する。こういう未来、アリそうだなと思いました。“この前はなんの撮影だったの?”“配達バッグ背負って走ってたよね?”とたくさんの知り合いから言われました。通勤時間の撮影だったので、多くの人に見られたと思いますが、それだけ日常に溶け込んでいる役だと分かって、おもしろかったです」

久保監督「撮影が再開すると決まって、2つの作品候補に絞りました。今回はとにかく今まで見たことのない隼を表現したいという気持ちがあり、一緒に話し合って決めました」

小森隼「出会って10年以上が経ち、僕のことをよく知っている久 保監督なので、意思の疎通はバッチリ。こういうビジョンだろうなというのは、話さなくても分かる関係なので、とてもやりやすかったです」

「怪談 満月蛤坂」主演の中務裕太

画像: 「怪談 満月蛤坂」主演の中務裕太

中務裕太「(お腹が大きくなる特殊メイクで妊婦役で)最初のシーンでは軽いものをつけていたのですが、後半はどんどんお腹が大きくなって......。腰が痛くなるほど重かったです。立ち上がるのもしんどくて、妊婦さんの苦労がわかりました。街で妊婦さんに会ったら、優しくしようと思いました。撮影中はずっとつけっぱなしで良介が自分のお腹について“なんなの、これ?”とずっと言っていましたが、僕自身もそんな気持ちでした」

森監督「(男性が妊娠するという設定は)真面目に捉えられると困るんですが、月から大きなお腹を連想し、満月というキーワードと小竹さんの楽曲から、女性が怨念を晴らすためには何をするのがいいのかを考えました。中務くんの好青年で真面目というイメージがおもしろく見える方法として、妊婦姿を思いつきました。困る様子が見たかったんです。当時、自分の奥さんも妊娠していたので、多少、影響があったのかもしれないですね」

中務裕太「演技経験も少ないうえに、妊婦とい う役どころ。撮影中、実際に困ることが多かったので、監督の狙い通りでした。出産シーンはアドリブでと言われて、アドリブがどんなものか分からないから、どうしたらいいも のかと思い、“たみさーん、たみさーん”と名前を連呼しました。分からないという感情をそのまま表現していたら、そんなに連呼しないからと」

「COYOTE」で主演・主題歌を担当した片寄涼太

画像: 「COYOTE」で主演・主題歌を担当した片寄涼太

片寄涼太「英語のセリフ自体はしっかり練習し、準備していたので、そこまで困ることはありませんでした。関西弁と英語には“言いたいことを先に言う感じに親和性がある”という発見があっておもしろかったです。大変だったのは終盤で激昂するシーンです。真利子監督にしぼられた記憶があります」

真利子監督「コロナ禍で、まさに世の中がどうなるか分からないタイミングでの撮影だったので、結果、アメリカと東京という設定になり ました」

片寄涼太「もともとあった台本は僕がシカゴに行くという物語でした。出来上がった作品は、もし、恋人たちがコロナ禍に遭遇したら、という物語が描かれていているので、結果(もともとあった台本の)その後の話という位置づけになり、キャラクター の深掘りができた気がしています」

「真夜中のひとりたち」主演の関口メンディー

画像: 「真夜中のひとりたち」主演の関口メンディー

関口メンディー「(恋愛作品の名手・新城毅彦監督とのタッグが)とうとう僕に青春キラキラ映画(の話)が来た!と思いました。でも、今回演じたのは悲しい過去を背負う主人公で、大人がキュンとする物語。僕自身、すごく勉強になりました。今まで演じてきたキャラクターとはかけ離れていましたが、とてもうれしかったです」

「真夜中のひとりたち」で主題歌を担当の数原龍友

画像: 「真夜中のひとりたち」で主題歌を担当の数原龍友

数原龍友「サビで“指輪”という言葉が2回出てきたので、キーワードになるのかなと想像しながら歌っていました。出来上がった映像を見て“こういうことなのか”と答え合わせができました。(“数原的おすすメンディーなシーン”は)キュンとしたのは抱きしめ合うシーンです。相手の女優さんの体が心配でした。(力加減は)大丈夫だったでしょうか?」

関口メンディー「やさしく抱きしメンディーしました」

数原龍友「良かったです。今の話を聞いて、もう一度観たいと思います」

サプライズでGENERATIONSデビュー9周年のお祝い

監督陣を代表してSABU監督よりリーダー白濱へ花束が贈呈

画像: サプライズでGENERATIONSデビュー9周年のお祝い

白濱亜嵐「9年前にデビューしてすごく詰まっていてあっという間だなぁというのが、本音であって、でもまだまだ僕らは成長できると思いますし、どんどんどんどん可能性を広げていけるようなグループだと思うので、このプロジェクト自体が新たなチャレンジですし、今後も7人一丸となって挑戦していきたいですし、挑戦し続ける各メンバーであってほしいなと僕自身も思っているので、これからもみなさん、温かく見守ってもらえると嬉しいです」

最後にメッセージ

白濱亜嵐「今回ショートフィルムということで、全部通しで観てみるとあの続きはどうなってるんだろうとか、もう1回あそこを観返してみると、考察ができるなとか、短いからこそいろんな要素が詰まっている作品だと思っています。何度も何度も劇場に足ん運んで観ていただけると嬉しいです」

映画『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』

全国公開中

画像: 映画『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』本予告映像(11月26日公開) youtu.be

映画『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』本予告映像(11月26日公開)

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●「BLUE BIRD」
監督:SABU 出演:佐野玲於、醍醐虎汰朗
主題歌:「あおいとり」 KAZUKI(DOBERMAN INFINITY)

●「真夜中のひとりたち」
監督:新城毅彦 出演:関口メンディー、阿部純子、村上淳
主題歌:「笑うしかないトラジディー」 数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)

●「言えない二人」
監督:山下敦弘 出演:白濱亜嵐、門脇麦、坂井真紀
主題歌:「そんなことキミに言えない」 DEEP SQUAD

●「怪談 満月蛤坂」
監督:森義隆 出演:中務裕太、山田真歩、久保井研、筒井真理子
主題歌:「散る散る満ちる」 伶

●「COYOTE」
監督:真利子哲也 出演:片寄涼太、ステファニー・パーク、藤井武美、板倉武志
主題歌:「サクライロ」 片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)

●「水のない海」
監督:久保茂昭 出演:小森隼、ルナ、聡太郎
主題歌:「愛だけは・・・」 iScream

エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
企画・プロデュース:別所哲也
コンセプトプロデューサー:小竹正人
Theme Song 「昨日より赤く明日より青く」GENERATIONS from EXILE TRIBE
企画製作 LDH JAPAN
制作:パシフィックボイス
配給:LDH PICTURES
©2021 CINEMA FIGHTERS project
公式HP:www.akakuaoku.toeiad.co.jp
公式Twitter:@cinema_fighters
公式YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UCsht3aMCewt7lmsDka-3AnA

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