Amazon他書籍サイトで高評価を獲得の櫛木理宇による原作は、初版「チェインドッグ」のタイトルで発売され、文庫化に合わせて「死刑にいたる病」に改題されたサイコサスペンス。
メガホンをとるのは、2013年度賞レースを席巻した、史上最悪の凶悪事件とその真相を描いた問題作『凶悪』で注目を集め、恋愛ミステリ ーに挑戦した『彼女がその名を知らない鳥たち』や、『孤狼の血』でも数々の映画賞を獲得し高い支持を得ている白石和彌監督。
脚本を手がけるのは、『そこのみにて光り輝く』『オーバーフェンス』などを手掛けた脚本家・高田亮。白石監督とは初タッグとなる。
日本史上類をみない数の若者を殺した連続殺人鬼・榛村を演じるのは、白石監督とは『彼女がその名を知らない鳥たち』以来の再タッグとなる阿部サダヲ。
収監されている榛村の元に通い事件の真相に迫る雅也には、大河ドラマ「青天を衝け」などに出演の若手俳優・岡田健史。
理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也の元にある日届いた1通の手紙。
それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村からのものだった。
24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。
「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。
榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった――
観る者を翻弄する驚愕のサイコサスペンス『死刑にいたる病』が、2022年5月に公開することが発表となった。
さらに新たなキャストも発表。
事件を捜査する雅也の行く先々に現われる謎の男・金山一輝を演じるのは、 EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォー マーでありながら、第40回日本アカデミー賞新人賞俳優・話題賞や第41回報知映画賞新人賞などを獲得した初主演映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2016年)をはじめ、映画『名も無き世界のエンドロール』 (2021年)やドラマ「プロミス・シンデレラ」(2021年)などの演技で俳優としても注目を集める岩田剛典。
榛村が冤罪だと訴える殺人事件の真相を調べ始める雅也の母であり、常に夫の顔色をうかがう主体性のない妻・筧井衿子を演じるのは、主演映画 『LOVE LETTER』(1995年)、『東京日和』(1997年)以来女優としてドラマ、映画、舞台と幅広いジャンルで活躍する中山美穂。
顔の半分が隠れるほどの長髪に、異様な雰囲気を纏った金山を演じる岩田剛典と、義母の四十九日で心痛な面持ちの衿子を演じる中山美穂、さらに監督からコメントが到着した。
キャスト、監督 コメント
岩田剛典
金山という役は、あまり多くは語らない役柄でもありましたので、感情を自分の中で明確にして臨みました。白石監督、そして主演の阿部さんとは今作で初めてご一緒させていただき、岡田さんとは2度目の共演でしたが以前の作品では同じシーンがなかったので、一緒に芝居をさせていただいたのは初めてでした。短い期間でしたが、楽しい撮影現場でした。コロナ禍の影響で撮影が一年近く延期になってしまったり、その他さまざまな問題を 乗り越えて、こうして無事完成した作品をお届けできること嬉しく思っています。
中山美穂
原作を読んで、これを如何に映像化するのだろうかと演じる前から期待が膨らみました。 内容とは裏腹に公開が楽しみです。
白石監督
いつかお仕事をと思っていた岩田さんに出ていただけたこと嬉しかったです。難しい役割を魂込めて演じてくだ さいました。またガッツリやりましょうと固く握手したのが忘れられません。岩田さんとは長い付き合いになりそうです。そして、憧れの中山さんを演出する日がくるなんて思いもしませんでした。カメラの中に立つと世界を一瞬にして映画にしてくれる存在感でした。衿子という役の奥深くに眠る仄暗い感情を見事に体現してくださいました。出て頂いてありがとうございます。
STORY
理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元にある日届いた1通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった――
映画『死刑にいたる病』
2022年5月 全国公開
出演:阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、中山美穂
監督:白石和彌
脚本:高田亮
製作:「死刑にいたる病」製作委員会(クロックワークス、東北新社、テレビ東京)
原作:櫛木理宇「死刑にいたる病」(ハヤカワ文庫刊)
配給:クロックワークス
©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
HP:siy-movie.com
twitter:@SIYmovie
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