クォン・サンウが主演を務めるヒューマンリーガルドラマ『熱血弁護士 パク・テヨン〜飛べ、小川の竜〜』より、クォン・サンウのインタビューコメントが到着した。

本作は、高卒の国選弁護人(クォン・サンウ)が三流記者と共に、無実の人を救うために冤罪事件に立ち向かう、実話をモチーフにした感動のリーガルヒューマンストーリー。

メガホンをとったのは、「補佐官」シリーズのクァク・ジョンファン監督。脚本を手がけたのは、実際に記者でもあるパク・サンギュだ。

無実の人を救うために立ち上がる高卒の国選弁護士を演じるのは、クォン・サンウ。正義のために奮闘し葛藤する弁護士パク・テヨンを熱演。
またドラマへの出演が10年ぶりとなるチョン・ウソン(チョン・ウソンは第17話から出演)の出演も話題となっている。

高卒の熱血国選弁護人と三流記者がペンで冤罪事件に立ち向かう。法とは一体誰のためのものなのか。

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クォン・サンウ インタビュー

◆まず、本作に出演を決めた理由を教えてください。

クォン・サンウ「オファーを受けた時は、全話数のうち、すでに80%ほどの話数の台本が完成されている状態で読んだのですが、ストーリーに説得力があってどんどん読み進められました。ジャンルを問わず、法廷ドラマや弁護士のキャラクターって準備することが多いんです。でも、この作品は楽しく挑戦できそうなドラマだったので、出演を決めました」

パク・テヨンいうキャラクターに魅力を感じたのは具体的にどんな部分ですか?

クォン・サンウ「常に役を演じる時、自分の演じるキャラクターや作品は面白くなければいけないと思っています。パク・サムスやパク・テヨンの二人は一見ちぐはぐなように見えても、いざという時は正義を振りかざし、自分たちの声を挙げるキャラクターだったので面白く演じようと心がけました。他の法廷ドラマは暗くてシリアスなものが多いですよね。でも僕たちは法廷で叫んだり…けれど、決定的な瞬間である最終弁論の時は、視聴者を説得することができるような姿をお見せしたりとギャップを感じることができます。彼らの、時には馬鹿らしく、時には情に溢れた姿に魅力を感じました」

熱血弁護士パク・テヨンを演じる上で意識したことは?

クォン・サンウ「常に法廷のシーンは台詞が多いです。A4用紙二枚分くらいありました。監督も、主人公の台詞がこんなに長かったドラマは初めてだと言っていました。でも長い台詞に関しては、台本が出来あがっていた分、前もって準備することができました。最終弁論のシーンでは視聴者の心に響くように心がけました。本来なら役には客観的で冷静にアプローチしなければならないのですが、パク・テヨンを演じる時は、自分の感情も混ぜながら演じていました。そういうところが、他のドラマと違う点だと思います」

◆演じられたパク・テヨンとご自身との似ている点はありますか?シンクロ率は何%でしょうか?

クォン・サンウ「全ての演技自体が役者本人の元々の姿が反映されていないと面白みに欠けると思っています。例えば僕の場合だと、鋭くて冷血な役を演じることはできても、僕自身が窮屈に感じてしまうと思います。だから、演じた全ての役には僕の姿が滲み出ていると思いますね。パク・テヨンとはかなり似ていましたよ。80~90%くらいでしょうか。逆に違う点を探すのが難しいですね。でも一つ挙げるとしたら、弁護士のマインドとは合わないかな。僕は縛られるのが苦手なので」

◆テヨンは高卒でありながら、努力に努力重ね国選弁護として活躍するようになりました。サンウさんのテヨンに対する共感度は何%でしょうか?また、サンウさんが努力に努力を重ねたものは何でしょうか?

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クォン・サンウ「僕の場合、俳優になったということのも、遅くはなったけど僕が進む道を見つけたということになります。幼い頃から準備していたわけでもないし、大学で演技関連の専攻だったわけでもないし、舞台に立ったこともありませんでした。ただ漠然と演技がしたいと思って始めました。僕は人それぞれに秘められたものは必ずあると思っています。でも問題は、それらをどうやって適材適所に用いるのかです。いくら才能があっても、日の目を見ないかもしれないし。それでも、運良くデビューして役者になれたこと自体何らかの運命だと思います。僕も一生懸命努力してきました。体も張ってきましたし。アクション映画の時は、スタントマンをなるべく使わず、自分が本当にアクションをしているように演技しました。自分で何でもしようとする悪い癖があるので、怪我もたくさんしてきましたね」

◆途中合流したチョン・ウソンさんと共演してみていかがでしたでしょうか?

クォン・サンウ「ウソンさんとは元々知り合いでした。ドラマの序盤の時からも面白いと言ってくれました。難しい決断だったにもかかわらず、楽しく撮影することができました。最初から演じていた役ではなく、他の人が演じていたキャラクターを引き継ぐ形だったので、そのキャラクターを壊さないよう一生懸命演じてくれました。すでに他の人が作り上げたキャラクターを演じるのは大変だと思うのに、そういうのを感じさせない先輩の姿を見ることができました」

◆本作は実際の事件をモチーフしたと聞いています。サンウさんもご存じの事件もあったかもしれません。演じる上ではサンウさんご本人の思いも投影されたのでしょうか?

クォン・サンウ「ドラマで扱っていた事件は、実際に世間でもイシューとなり、映画化されたものもあります。僕自身も、長い間濡れ衣を着せられた人たちはどのように生きてきたのだろうか、と考えさせられました。力がないから解決する術もなく、息が詰まる状況だったと思います。それから、一部ではドラマと政治を結びつけて見る方もいらっしゃったようですが、そういった目で見るのではなく、こういった被害者がいるというところだけを見ていただきたいです。前向きなメッセージを伝えているので。僕たちの社会には、パク・テヨンとパク・サムスのような人がいるかもしれないし、いなきゃいけない。そういうメッセージを与える、良い影響をもたらすドラマなのは確かです。色んなドラマがありますが、中にはこういうドラマもあるべきではないか、と伝える役割になれたと思います。また、実際の被害者の方々も、ドラマの撮影期間中にバラエティーのような番組や、ニュースにも出演されていました。その姿を見て、この方々もドラマを見るだろうなと思ったら、より気持ちがこもりました」

◆ご自身のシンで、一番に入っているシンと、その理由をえてください。

クォン・サンウ「いくつかありますが、後半部でチョン・ウソン先輩とコンビニで「僕と一緒に仕事をしましょう」と言ってコンビニを出たウソン先輩を僕が見つめて、そこから突如コメディーに転換する場面がありました。僕はそういったシーンが好きです。ペ・ソンウさんと演技をした時は、二人が事務所で真剣に争っている時に、パク・サムスが泣くと「また泣くのか?」とからかい、それでもってまた言い争いを再開して…そういうシーンが大好きでしたね。そういったシーンを理解できない方もいらっしゃると思いますが、演じる側からすると喜びを感じるんですよ」

◆演技派の大先輩方と一緒のシーンも多かったと思います。演じた時のエピソードがあれば教えてください。

クォン・サンウ「チョン・ウンインさんは、本当に味のある演技をされる方なので、先輩の演技を見るたびに監督と感激していました。キム・ガプスさんは、伝説のような役者だと思います。でも先生との共演シーンはほとんどありませんでした。ドラマの後半部でお会いした時、「本当に順調な役者生活を送っているな。若い頃から40代の現在まで、役者人生がうまくいっているね。」とドラマを見た感想を僕におっしゃってくれました。それがとても励ましになりました。ガプスさんは「テレビにあまり出なくなった役者もたくさんいるのに、演技を少しずつ変えながら苦労せず今までちゃんとやって来ている。」とおっしゃってくれて、とてもありがたく思いました。僕は一生懸命やれているんだろうかと考えるきっかけにもなりました」

◆リフレッシュしたいときにすることは?

クォン・サンウ「僕は一つしかありません。運動です。運動することで、心の健康と生活バランスを整えてくれるので、大事なことだと思います。それに何よりも仕事が楽しいです。趣味や特技を聞かれても特に思い浮かびません。現場にいる時間が一番長いので、特にないんです。家にいる時は、テレビをたくさん見るのが唯一の趣味です。僕も人なので、小さなストレスが溜まりますが、でもそれが大きく影響したりはしません。時間が経てばいつの間にかなくなっています」

◆本作の見所を教えてください。

クォン・サンウ「この作品は、成績はあまり優秀ではない国選弁護人と、あまり優秀ではない記者の二人が無謀で力不足に見えるかもしれないけれど、不条理を知ってから、正義感で弱者を守っていくお話です。本当に二人がやり遂げられるのか不安だけど、一つずつ事件を解決していく姿が希望的なメッセージを伝えていると思います。完璧なキャラクターよりは、少し至らないキャラクターのほうに情が湧くと思いますし、それに彼らが目標を達成していく姿に喜びを感じられるドラマです」

ファンミーティングなどで度々来日をされていますがお好きな食べ物、お好きな場所など、来日の際に必ず食べるものやいく場所などはありますか

クォン・サンウ「お気に入りのお店のしゃぶしゃぶが食べたいです。僕の中で、一番美味しかったイタリアンも日本で食べましたし、一番美味しかった和食も日本で食べましたし、一番美味しかったしゃぶしゃぶも日本で食べました。早く日本に行きたいです」

◆日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

画像: クォン・サンウ インタビュー

クォン・サンウ「日本の皆さんこんにちは。クォン・サンウです。毎年皆さんに会いに日本へ行き日本を楽しんでいましたが、2000年の序盤から今まで、行けていないことが僕にとって大きなストレスとなり、楽しみがなくなったような気がします。ファンの皆さんに直接お会いすることでエネルギーをいただき、その一年を気持ちよく過ごすことができたのに、長い間お会いできていないので会いたい気持ちでいっぱいです。皆さんどうか、お体にお気をつけください。そしてコロナが終息するまでは健康が一番なので、僕のように家で運動やストレッチをしつつ、会える日が来ることを待っていてくださいね。その時まで、体調を崩さないようにくれぐれもご自愛ください。そして、早くお会いできることを楽しみにしています」

STORY

国選弁護人のパク・テヨン(クォン・サンウ)は、殺人事件の再審で逆転無罪を勝ち取り、高卒ながら司法史上初の快挙を成し遂げる。一躍脚光を浴びるテヨンだが、報酬の安い国選弁護人の仕事の依頼ばかりで頭を抱える。そんな中、ある強盗殺人事件で服役した3人の青年たちが、冤罪を訴えてテヨンの元を訪ねてくる。事件の裏に不正があることに気づいたテヨンは、再審請求することを決意する。一方、スキャンダ ルに巻き込まれ、失業した記者のパク・サムス(ペ・ソンウ、チョン・ウソン)も同じ事件を追っていた。正義でお金を稼ぐため、協力することに した2人。正義感あふれる熱血弁護士とベテラン記者がタッグを組み、不正がはびこる巨大な権力に立ち向かう!

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画像: 「熱血弁護士パク・テヨン~飛べ、小川の竜~」2021年12月3日TSUTAYAにて先行レンタル開始! youtu.be

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