地方都市で代行ドライバーとして働く男ふたりの一夜の心の交流を描いた『ハザードランプ』。酔客を相手に交錯していく人間ドラマは、濃く、深く、そして時に滑稽で...。
地方都市の夜に浮き彫りになる男たちの物語。
地方都市で代行ドライバーとして働く須貝(安田顕)。ある満月の夜に、 新人ドライバー刈谷(山田裕貴)とタッグを組むことに。
「――満月の夜には何かが起こる。実際に、女子中学生が誘拐されたのも、満月の夜だった!」。そんな同僚の言葉を背に仕事に向かう二人だったが、様々な酔客の相手をするうちに、思いもよらず過去が交錯していき・・・。
代行ドライバーという様々な客を乗せる仕事にスポットをあて、夜の町の人間ドラマと男ふたりの奇妙な関係と因縁を描いたのは、俳優としても活躍する監督:榊英雄×脚本:清水匡のタッグ。完全オリジナルストーリーで映画化する。
主人公・須貝を演じるのは演劇ユニット「TEAM NACS」メンバーで、 映画・ドラマ・舞台など数々の作品に出演の安田顕。
そしてその代行ドライバーの相棒として一夜を共にする刈谷役には、ドラマ・映画・アニメの声優と幅広く活躍する山田裕貴。
さらに、須貝の恋人・美乃梨役を松本若菜、須貝を突然訪ねてくる謎の人物・ ズーコ役を中村中、須貝と刈谷が働く代行運転会社の社⻑・黒沢役を石倉三郎のほか、代行運転の利用客・佳菜子役を阿部純子、地元のスポーツ用品店店主・吉井役を福井嶺南出身の大和田伸也、彼に融資をしている銀行員・高木役に福井嶺北出身の津田寛治、同級生同士の飲み会帰りの客・冨山役に六平直政、相田役に金田明夫といった個性豊かな俳優陣が名を連ねている。
今回解禁となったのは、ベテラン代行ドライバー須貝(安田顕)と、新人ドライバーの刈谷(山田裕貴)が、酔客に巻き込まれる本編映像。
本編映像
夜の街を代行ドライバーとして働くベテラン須貝(安田顕)と、新人ドライバーの刈谷(山田裕貴)。タッグを組んだ初日の、代行を依頼したお客さんは、学生時代の仲間だったという酔客の2人(六平直政、金田明夫)。酔った2人は“リンゴの投げ合い”をし始め、おかしな喧嘩に巻き込まれる。
「辞めてくださいよ!」見かねた須貝が身体を張って止めようとする。その様子を見ていた刈谷は、ナイフでリンゴを突き刺し「食う?」と一言。刈谷の妙な冷静さに我にかえる酔っ払いたち。須貝と刈谷のキャラクターが一瞬で観る人の心に突き刺さる、印象的なシーンとなっている。
STORY
とある地方都市。須貝は運転代行ドライバーとしてひっそりと暮らしていた。しかし、満月の夜に、その小さな町で女子中学生の連れ去り事件が発生。犯人が捕まらないまま迎えた次の満月の夜、新人の刈谷が入社し須貝とタッグを組むことに。「――満月の夜には何かが起こる」。そう嘯く同僚の言葉を背に車に乗り込む二人だったが、一癖も二癖もある乗客たちを相手にするうち、お互いの過去が交錯していき...。初対面の須貝と刈谷、二人の過去にはいったい何があったのか――。地方都市の夜に浮き彫りになる、男たちの人間ドラマ。
映画『ハザードランプ』
4月15日(金)全国公開
出演:安田 顕 山田裕貴
松本若菜 中村 中 阿部純子 山野 海 佐々木春香 ミスターちん
辻凪子 溝口琢矢 永島聖羅 遠藤雄弥 真魚 丸本凛 森岡豊 ⻑岩健人
大和田伸也 津田寛治 六平直政 金田明夫 ・ 石倉三郎
監督:榊 英雄 監督の榊は「木神」
脚本:清水 匡
音楽:和(IZUMI)
製作:東映ビデオ UNITED PRODUCTIONS
配給:東映ビデオ
制作プロダクション:UNITED PRODUCTIONS 上映時間:108 分
©2022「ハザードランプ」製作委員会
公式サイト:hazard-lamp.com