原作は、『ライチ☆光クラブ』『帝一の國』などで有名な古屋兎丸による同名コミック。『女子高生に殺されたい』は、古屋兎丸が画業20周年記念作品として発表し、その衝撃的な内容かつ圧倒的な読み応えで話題を呼んだ作品だ。
女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人の9年間に及ぶ、前代未聞の “自分”殺害計画を描かれている。
そんな衝撃的な原作コミックの映画化『女子高生に殺されたい』が、2022年4月1日に公開となる。
主人公・東山春人を演じるのは田中圭。
一見、常識的な人間でありながら、自らに潜む衝動を抑えられない男という難しい役どころを、不気味さと色気を併せ持つ狂気を孕んだキャラクターとして体現し、見てはいけない人間の深層心理まで浮かび上がらせる。春人を囲む高校生役には南沙良、河合優実、莉子、茅島みずき、細田佳央太といった若手俳優陣が揃った。さらに、春人の過去を知る元恋人で臨床心理士の深川五月役で大島優子が出演。
メガホンをとるのは、Vシネマから劇場公開映画まで幅広いジャンルを手がけ、2020年公開の『性の劇薬』『アルプススタンドのはしの方』で立て続けにヒットを飛ばす城定秀夫監督。
今回解禁されたのは、本編映像。
第1弾として解禁された本編映像は、新年度がスタートした二鷹高校に新しく赴任してきた、田中圭演じる34歳の日本史教師・東山春人の始業式での着任の挨拶シーン。そのスマートで端正なルックスに色めき立つ女子生徒たちのなかで、春人はたちまち校内の人気者となり、恋を夢見る彼女たちの熱いまなざしを一身に浴びていく。
そんな生徒たちの中には、心優しくも引っ込み
思案で、どこか影のある正統派少女・真帆(南沙良)、男子ウケ抜群の快活な少女・京子(莉子)、強くなりたい一心で、ひたむきに柔道の稽古に打ち込む孤高の少女・愛佳(茅島みずき)が映し出される一方、保健室のベッドの上では、対人関係が苦手で、親友の真帆にだけ心をひらく異端の少女・あおい(河合優実)が、何かを予見し、怯えている。「僕は殺されるために、この学校に赴任してきた」という春人の心の声と共に、春人が実行しようとしている完全犯罪の4人の“登場人物”が揃い、まさに、春人がシナリオを思い描いた“自分”殺害計画が、ここから始まる。
本編映像:第1弾
STORY
女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人(田中圭)。人気教師として日常を送りながらも“理想的な殺され方”の実現のため、9年間も密かに綿密に、“これしかない完璧な計画”を練ってきた。彼の理想の条件は二つ「完全犯罪であること」「全力で殺されること」。明るく平和な学園内で、静かに着実に男の計画は進んでいく―。
映画『女子高生に殺されたい』
2022年4月1日(金)全国ロードショー
出演:田中圭 / 南沙良 河合優実 莉子 茅島みずき 細田佳央太 / 加藤菜津 久保乃々花 キンタカオ / 大島優子
原作:古屋兎丸「女子高生に殺されたい」(新潮社バンチコミックス)
監督・脚本:城定秀夫
企画・プロデュース:谷戸豊
制作プロダクション:ダブ
企画・配給:日活
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