昭和41年(1966 年)の放送開始以来、海外でも100を超える地域で放送され、今なお根強い人気を誇る日本を代表するキャラクター“ウルトラマン”が、ウルトラマン55周年記念作品『シン・ウルトラマン』として映画化され、5月13日に全国公開を迎える。
本作の企画・脚本をつとめるのは、自身もウルトラマンシリーズのファンであることを公言する庵野秀明。そして、メガホンをとったのは「新世紀エヴァンゲリオン」をはじめ、数々の傑作を庵野氏と共に世に送り出してきた樋口真嗣監督。
そして主人公の【ウルトラマンになる男・神永新二(かみなが・しんじ)】には、『シン・ゴジラ』で僅かな出演ながら強烈な存在感を残し、『昼顔』『麻雀放浪記 2020』『8 日で死んだ怪獣の 12 日の物語』など、正統派から怪役まで様々なキャラクターを演じ分ける斎藤工。
主人公の相棒役に、映画『コンフィデンスマン JP』『キングダム』『MOTHER マザー』『マスカレード・ナイト』と美しさ、華やかさ、そして演技力を兼ね備えた女優・長澤まさみ。そし
て、映画『ドライブ・マイ・カー』、『劇場版「きのう何食べた?」』など幅広い役柄を演じ切り、第 45 回日本アカデミー賞において最優秀主演男優賞を受賞、人気実力ともに日本映画界を代表する俳優・西島秀俊が重要な役どころを演じる。
また、斎藤、長澤、西島と同じく、様々な脅威に立ち向かう組織のメンバーとして、Hey! Say! JUMPの一員であり、映画『劇場版コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―』や4月にスタートするドラマ「インビジブル」など、バラエティ・ドラマ・映画・舞台と多方面に活躍する有岡大貴、映画『百瀬、こっちを向いて。』、ドラマ「ラーメン大好き小泉さん」、ドラマ&映画『女の機嫌の直し方』等数々の出演作でその独特の存在感を放つ早見あかり、舞台・テレビドラマ・映画とあらゆるジャンルで活躍する実力派俳優・田中哲司。
その他、物語の鍵を握る役どころで、山本耕史、岩松了、嶋田久作、益岡徹、長塚圭史、山崎一、和田聰宏といった演技派・個性派キャストが集結した。
今回解禁となったのは、主題歌。
主題歌を担当するのは、名実ともに日本を代表するアーティスト米津玄師。
主題歌について製作陣、企画・脚本を担当する庵野秀明、監督の樋口真嗣含めて検討した際、米津玄師氏で満場一致に。今の音楽業界を、あらゆる世代を含めてけん引する存在であり、かつ、その楽曲の持つ世界観に底知れない力のある米津氏にオファーをしたところ、米津氏自身も『シン・ゴジラ』『エヴァンゲリオン』シリーズなど庵野の作り出した作品のファンであり、当時既に発表されていた『シン・ウルトラマン』にも一ファンとして興味を持たれていたことで、今回のコラボレーションが実現した。
本作の為に書き下ろされた主題歌のタイトルは「M八七」(エム ハチジュウナナ)。この主題歌タイトルは、米津氏のアイディアに庵野がリクエストを出し、まとまったもの。どのような楽曲が書き下ろされたのか乞うご期待。
コメント
★米津玄師
主題歌のお話を頂いた瞬間は「何かの間違いでは」と思いました。シン・ゴジラを劇場で何度も見ていた頃や、シン・ウルトラマンが制作発表された頃、まさか自分が関わることになるとは夢にも思っておらず、青天の霹靂の一言に尽きます。超然としたウルトラマンの姿を眺めながら曲を作りました。
米津玄師
★映画『シン・ウルトラマン』製作スタッフ
まず、本作品の主題歌を米津玄師さんに引き受けていただけたことに心からの感謝と喜びを申し上げます。デモでのやりとりを何度かさせていただきましたが、一発目から心を打たれ、その後に関しては楽曲の進化過程を拝見させていただくような、そんなやりとりでした。歌詞も、米津さんによる、映画「シン・ウルトラマン」に対するイメージや解釈を凝縮させ、ぶつけてくださったのだと思っております。映画を見る前と見た後で印象が変わる歌詞であるようにも思いました。是非、楽曲の解禁を楽しみにして頂き、また、この素敵な主題歌も一緒に、映画館でお楽しみいただければと思います。
映画『シン・ウルトラマン』
2022年5月13日(金)全国公開
■出演:斎藤 工 長澤まさみ 有岡大貴 早見あかり 田中哲司 / 西島秀俊
山本耕史 岩松 了 嶋田久作 益岡 徹 長塚圭史 山崎 一 和田聰宏
■企画・脚本:庵野秀明
■監督:樋口真嗣
■音楽:鷺巣詩郎
■主題歌:「M 八七」米津玄師
■製作:円谷プロダクション 東宝 カラー
■製作プロダクション:東宝映画 シネバザール
■配給:東宝
©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©️円谷プロ
■公式サイト:shin-ultraman.jp
■公式 Twitter:@shin_ultraman