「今夜はコの字で Season2」中村ゆり、浅香航大、優希美青インタビュー

視聴者からの続編を熱望する声が、2年振りの「コの字」実現に繋がり、いよいよ「今夜はコの字で Season2」がスタートする。
前作に引き続き、フードコーディネーターであり、大学の後輩である吉岡にオススメのコの字酒場を紹介する先輩・田中恵子役の中村ゆりと、広告代理店「シューエイプロジェクト」社員で、恵子の紹介ですっかりコの字酒場の虜になった後輩・吉岡としのり役浅香航大ダブル主演を務める。
吉岡の務めるシューエイプロジェクトの新入社員・池ハルカ役として優希美青が、Season2から出演。
海外へ料理修行に出た恵子(中村ゆり)と、恵子への想いを募らせつつも、なかなかコの字酒場に繰り出せずにいた吉岡(浅香航大)が2年振りの再会を果たす。また一緒にコの字酒場を巡ることになった2人の関係はどうなっていくのか...!?

––––まずは見どころをお一人ずつお願いいたします。

中村ゆり「前作でも魅力的なお店やキャストの方々が出てきてくださったのですけども、Season2ではさらにお店のバリエーション、個性も増えまして、たくさん美味しい料理やお酒がたくさん出てくるので、そこも楽しみにしていただきたいです。あとは、(優希)美青ちゃんが新しく加わってくださって、私が演じる恵子と、吉岡くん(浅香航大)の恋模様にも一波乱あったりして、そういうところも楽しみに観てください！」

浅香航大「2年経って、あらためてお店に足を運んでお酒を飲んで、美味しい肴をつまんで、人とコミュニケーションをとるということの素晴らしさをあらためて感じた撮影現場でした。そういったことがコロナ禍で、リモートとか人との距離をなかなか取りずらい世の中にはなりましたが、あらためてこの素晴らしさを感じていただける作品になったのではないかと思います」

優希美青「初めて実際のコの字酒場に行かせていただいて、本物の美味しい料理とお酒をいただいて、観ていてもお腹がすくような、お酒が飲みたくなるような美味しいドラマになっているので、ぜひ楽しんでいただけたらなと思います」

––––ダブル主演のお2人は、2年ぶりに演じられていかがでしたか？

中村ゆり「(浅香)航大くんとは、航大くんがまだ10代の頃から共演していて、前作も1クール一緒にやってきた信頼感がありますので、より私はリラックスして、超解放した感じで、しっかりしたとこは任せたよと好き勝手やらせていただきました（笑）。それくらい航大くんが私よりお若いのに包容力があって、すごくしっかりしてくださっているので、甘えまくって撮影現場ではいました」

浅香航大「僕のほうこそで、先輩の胸を借りて、信頼のおける先輩なので、僕も自由にリラックスして演じさせていただきました」

中村ゆり「主演2人、超リラックスしてました（笑）」

浅香航大「それがやっぱり良かったなと思うところでもあって、“今のリアクション、あまりにも素なんじゃないか”というようなところを活かしながら、それもいいよねというふうに言いながら、演じさせていただきました」

–––役どころとしてはいかがですか？

中村ゆり「女性の生きていく価値観みたいなものも、今の時代とリンクするというか、恋愛だけがすごく大事でもないですし、仕事を頑張りたい面があったりとか、私もさらに共感できるキャラクターになったなと思います」

浅香航大「吉岡自身、この2年で社会人としての成長もありますし、そういった中で、やっぱり恵子先輩を想う気持ちもありますが、好きな人と酒場でお酒を飲むって、やっぱりステキですね！」

中村ゆり「Season2では吉岡、モテ期来てるよね」

浅香航大「（笑）」

––––優希美青さんは初めての現場でいかがでしたか？

優希美青「Season1からのみなさんの絆というか、あたたかい空気間が出来上がっていたので、現場に入ってもこんなに楽しみな現場が久々というくらい毎日、“行きたい、行きたい！今日もお酒飲める、イェーイ！”というような本当に楽しく撮影に参加させていただけてうれしかったです」

––––中村さん、浅香さんからみて、優希美青さんはどんな印象ですか？

中村ゆり「お酒が強くて！私なんかが飲んでしまうと演技にならないですけど、美青ちゃんは全然で！」

浅香航大「同じくお酒がお強くて、結構日本酒とかハマりそうですと言いながらグイグイ飲んでいて、本当に頼もしい」

優希美青「コの字(酒場)が初めてで、カウンターがカタカナのコのかたちになっていることが、コの字と知らなくて、このドラマを観てそうなんだと思って、それから意識的に“あ、ここコの字だ！”と思うようになりました」

––––実際のお店での撮影はいかがでしたか？

中村ゆり「やはり幸せな気分になりますし、Season1の時よりも、実際のお店の方に多く出演していただいてまして、そういうみなさんからお店の歴史を聞けてあたたかい気持ちになるエピソードが多くて、それが毎話出てくるので、お料理とともに楽しんでいただけたらと思います」

浅香航大「僕も本当に幸せでした！実際のお店の方が撮影でも立ってくださっていて、あとはそのお店の実際の常連さんも協力して顔を出してくださっていて、本当にお酒を飲んで楽しそうで、行きつけのお店があるって、お店それぞれの空気感があって、“あーいいな”と思いました。自分も自分の行きつけを大切にしたいなと思いながら、撮影していました」

優希美青「私はお家で1人で飲む時間ももちろん好きなんですけど、やっぱりお外で美味しい料理とお酒と、お友だちや、はじめましての人と楽しく飲むというのが普段好きなので、早くそういったことが普通にできるふうになったらいいなーと、懐かしいな、この感じと思いながら、撮影させていただきました」

––––撮影で印象に残っている店舗はどこですか？

中村ゆり「門前仲町の「だるま」というお店がありまして、ご姉妹で店頭に立たれていて、お父様のお店を継いでという感じで。この姉妹が艶めかしいお二方で。私もここで飲んでいるおじさんの気持ちになっちゃって、今までにはないコの字の高揚感の中飲む、みたいな感じで、お料理もすごく美味しかったんですけど、女性の私でもあのお姉さん方に癒されているというか、そう意味で個性的なお店だなと思います。アジフライを妹さんが作ってくださるんですけども、話し方も優しくて、いいお店でしたね。美青ちゃんも食べたよね」

優希美青「いただきました。本当、お姉様方の色気がすごくて、私どうやったらこんなセクシーになれるんだろうってジーッと見ちゃいました」

浅香航大「大森の「蔦八(つたはち)」さん。ここは大きい鍋の中に煮込みが煮込まれていて、お店の中ににおいが立ち込めていて、そのにおいだけで、お酒が飲めるみたいな、見た目とその香りだけで。〆に煮込みの中にごはんを入れるんですよね？」

中村ゆり「違うよ、ごはんの上に豆腐を乗せてスープをかけてだよ。ちゃんとして！」

浅香航大「そうだそうだ（笑）」

中村ゆり「酔っぱらってたのかな（笑）」

浅香航大「（笑）」

中村ゆり「航大くん、2杯食べてたもんね」

浅香航大「カットがかかっても食べ続けるという。美味しかったですねー」

優希美青「東銀座の「武ちゃん」という焼き鳥屋さんです。味噌田楽という鴨肉にお店のお味噌と青シソがパラパラと、それがすごく美味しくて、その日からずっと忘れられない味といいますか、また食べたいと思っている焼き鳥です」

中村ゆり「私もいただきました。もー、お店も銀座ですが、すごくコスパもよくて、普段からお客さんで並んでいるような人気店で、ご家族でやってらっしゃって、お孫さんとおばあさんが一緒にお店に立っていらっしゃるすごくほっこりするお店です」

浅香航大「裏メニューでスープ茶漬けという、鶏のスープのだしの茶漬けにしてくださるメニューもあります」

優希美青「通って裏メニューが食べられるようになったらカッコいいですね。なりたいです」

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Season2 あらすじ

あれから2年の月日が流れた。広告代理店「シューエイプロジェクト」で働く吉岡としのり(浅香航大)は社長の角倉 (堀部圭亮)からマネージャー昇進を告げられる。憧れの恵子先輩(中村ゆり)はイタリアに行ったきりで、SNSを通じて フードコーディネーターとしての活躍は知れたが、吉岡は連絡を取れずにいた。タッチパネルの店でひとり寂しくビールを飲む吉岡は、恵子から預かったノートを取り出す。そこには恵子が全国を飲み歩いて書き留めたコの字酒場の数々が書かれていた。翌日、後輩の山田(小園凌央)から、蕨での打合せに代理出席を頼まれた吉岡は、恵子のノートにあった蕨のコの字を思い出し、二つ返事で承諾する。打合せが終わり、勇んで「㐂よし」の暖簾をくぐる吉岡。そこには懐かしいコの字カウンターが吉岡のことを待っていた...。