200万部突破の豊田悠による人気コミックを原作に描かれたドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称「チェリまほ」)は、2020年10月クール (テレビ東京系列/木ドラ25枠・全12話)で放送。童貞のまま30歳を迎えたことにより“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達 (赤楚衛二)と、そんな彼に好意を抱く同期・黒沢(町田啓太)の「⼼の声」を通して時に繊細に、時にコミカルに紡がれていくストーリー展開は、話題となり社会現象となっている。ほかキャストにはドラマから続投の浅香航大、ゆうたろう、草川拓弥(超特急)、佐藤玲、鈴之助が出演、映画版の新キャストとして、安達が転勤する⻑崎支社の同僚役に松尾諭、安達と黒沢の両親役として、遠山俊也と榊原郁恵(※「榊」は正しくは「木」へんに「神」)、鶴見辰吾と松下由樹が出演。
この日行われた『チェリまほ THE MOVIE 〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇したのは、赤楚衛二、町田啓太の2人。この舞台挨拶の模様は、全国の162スクリーンにも中継された。
冒頭の挨拶
赤楚衛二「みなさん、こんばんは。安達清役の赤楚衛二です。初日に引き続き、まさか再度舞台に立たせていただけるとは思っていなかったです。今日はみなさんと一緒に全力で楽しみたいです!」
町田啓太「黒沢優一役の町田啓太です。まさかまたこうしてみなさんの前に立てるなんて...本当に嬉しいです!ちょっと緊張しています。楽しい時間を過ごさせてもらえればと思っております」
事前に公式Twitterに寄せられたファンからの質問に二人が回答
ーー実はここアドリブなんだよというシーンがあったら教えてください。
赤楚衛二「たぶんみなさんわからないと思うんですけど...全編アドリブです!」
町田啓太「言ったね!言ったね 〜。ならば逆に僕は...アドリブは一切ありませんでした!」
ーー赤楚さんは、イタズラが好きだと舞台挨拶でおっしゃっていましたが、今回の映画の撮影中に共演者のみなさんやスタッフのみなさんにイタズラをしたんですか?
赤楚衛二「僕、(映画の現場でも)メチャクチャしていました。お化け嫌いなスタッフの方には、霊が見える人のふりをして、その人の肩の奥の方をずっと見ていました」
町田啓太「それずっとやっていたね!」
赤楚衛二「“やめろ!” と怒られました」
町田啓太「本当に霊が嫌いだったんだね」
ーーMC「町田さんは、今回赤楚さんからイタズラを受けたことは?」
町田啓太「今回は僕はたぶんなかったんじゃないですかね」
赤楚衛二「今回共演者の方には(ドラマ版でイタズラした)電気のブラシもなかったですし」
町田啓太「そうだね。電気ブラシがあったらやりたかったの?」
赤楚衛二「やりたかった(笑)」
町田啓太「ドラマの時に頭を電気でマッサージする器具があって、僕は使ったことがなくて、赤楚くんはそれをニヤニヤしながら僕にやってくれたんですけど、レベルマックスで」
赤楚衛二「(笑)」
町田啓太「なんか、あれ楽しかったね」
赤楚衛二「楽しかったですね」
町田啓太「(笑)。楽しそうだねー」
赤楚衛二「イベントでのビリビリペンも、僕、楽しかったです」
町田啓太「ビリビリペン、あったねー。結構ビリビリされがちだったのかな?!懐かしいな」
赤楚衛二「次のDEEP (SQUAD)さんの新曲はタイトル『ビリビリ』 で」
会場「(笑)」
町田啓太「語呂的にはいけちゃうよね」
赤楚衛二「いけそうですよね」
町田啓太「うん、ユラグラ、ギミギミからの」
赤楚衛二「ビリビリ、パッと出てこないですね」
町田啓太「考えてもらおう」
赤楚衛二「みなさん、#チェリまほ でお願いします」
町田啓太「(笑)」
ーーMC「赤楚さんのイタズラがあったから現場が和やかになって撮影が進んだというとこもあるんでしょうか?」
赤楚衛二「(食い気味で)いや、ないです」
町田啓太「ありますよ」
赤楚衛二「いや、ないですって!」
町田啓太「ありますよ、あります、あります。大いにあります」
赤楚衛二「絶対ないです、個人的な趣味!」
会場「(笑)」
町田啓太「あれは趣味だったのね。それに現場は、和やかになって笑いあいながらできましたよ、毎回。僕も赤楚くんがやっているんだったらいいなと思って」
赤楚衛二「はっちゃけてましたね」
町田啓太「結構はっちゃけていたね。木にぶら下がっちゃったりして」
赤楚衛二「確か、エレベータの中で踊っていました」
町田啓太「(笑)やっていたね!赤楚くんもやってたからね」
赤楚衛二「僕もやってました。(腕を)ふりふりだけですけどね。(町田さんは)ターンまでしてました(笑)」
町田啓太「今回は楽しすぎてテンションが上がって、いろいろしてたね。なんでやっていたか覚えてないんだけど」
赤楚衛二「だから見返すとちょっと恥ずかしいみたいな」
ーー劇中での印象的なセリフ、好きなセリフを教えてください。
赤楚衛二「今回の映画で言いますとめちゃくちゃベタかもしれないんですけど、“愛している”って言葉がすごいいいなって思って。今まで恋愛モノはやってきたことあるんですけど、“愛している”と言ったことがなくて、僕。洋画を観たりするとよく言う言葉ですけど、日本だと“好きだ”になってしまうので、愛しているっていいなーって思いながら」
町田啓太「確かに日本だとそこまで言わないよね」
赤楚衛二「言わないですね。覚悟も含め好きな言葉ですね、シンプルで」
町田啓太「僕はそうですね、これはちょっとわかりづらいかもしれないんですけど、僕がはいた言葉ではないですけど、六角が言われましたというシーンのセリフで、黒沢二世、僕が六角一世をというセリフが、めちゃくちゃいいなと。自分が輝いたり、自分なりに目指すのがすごくいいなって思ったので。直接的な言葉ではないんですけど、僕はすごく好きですね」
赤楚衛二「そのセリフはどう言ったのかは、みなさんのご想像にお任せするというかたちになるですけどね」
町田啓太「ふふふ、そうですね」
ーーMC「六角の男らしい一面も見られましたし、赤楚さんの初“愛している”をチェリまほでいただけたということで」
赤楚衛二「あ、でもどこかで言っていたらすみません」
会場「(笑)」
町田啓太「もしかしたらね(笑)」
赤楚衛二「いやもしかしたらもう言っているかもしれない(笑)」
最後にメッセージ
町田啓太「本当にありがとうございます。この言葉に尽きます。映画化で「チェリまほ」の世界観をまた体現できると思った時、本当に嬉しかったですし、赤楚くんとみんなとまたあの世界にいけると思ったら、ワクワクしました。そんな時間をいただけたのは、みなさんのおかげですし、本当に感謝しております。『楽しかった』など日々映画のご意見・感想をいただくたびに感謝しています。これからもゆっくりじっくりと楽しんでもらえたらと思います」
赤楚衛二「僕にとって宝物のような作品です。映画化すると聞いた時は嬉しかったですし、何より台本を読んでこのテーマをすごく伝えたいなと思いましたし、僕が話すというよりも映画を観てそれを感じ取ってもらえたら嬉しい。これからも何度も劇場に足を運んでください、どうぞよろしくお願いいたします」
本予告映像
『チェリまほ THE MOVIE 〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』は、4月8日より全国公開。
STORY
童貞のまま30歳を迎え、“触れた人の心が読める魔法”を手に入れたサラリーマン・安達(赤楚衛二)と社内の人気者で仕事も出来る同期・黒沢(町田啓太)は恋人同士。デートを重ね、社内恋愛も順調な幸せな日々の中、安達に転勤の話が舞い込む。やりたい仕事ができるチャンスに喜ぶ安達だったが、転勤先ははるか1200km 離れた⻑崎だった。転勤話をめぐり、互いを想い合うがゆえにすれ違ってしまう安達と黒沢。そして、遠距離恋愛をきっかけにふたりは未来について考え始めて...。はたしてこの恋、どうなる!?
『チェリまほ THE MOVIE 〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』
大ヒット上映中
出演:赤楚衛二 浅香航大 ゆうたろう 草川拓弥(超特急) 佐藤玲 鈴之助 松尾諭
/遠山俊也 榊原郁恵 鶴見辰吾 松下由樹/町田啓太
原作:豊田悠「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(掲載 「ガンガンpixiv」スクウェア・エニックス刊) /原作情報:コミックス 1〜9巻絶賛発売中、最新10巻4月21日発売
監督:風間太樹
脚本:坂口理子
プロデューサー:本間かなみ、井原梓、熊谷理恵
製作:『チェリまほ THE MOVIE』 製作委員会
制作プロダクション:ラフ・アット
配給:アスミック・エース
©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会
■公式サイト:https://cherimaho-movie.com
■公式 twitter : @tx_cherimaho
■公式 Instagram : @cherimaho_movie