2022年5月13日、第59回の「ギャラクシー賞」の志賀信夫賞、フロンティア賞(テレビ部門)、マイベストTV賞グランプリが発表された。6月1日には贈賞式を開催することが予定され、放送批評懇談会 YouTube 公式チャンネルでライブ配信を行うことも発表された。

テレビ、ラジオ、CMの作品、制作者、関係者に贈る賞として59年の歴史を誇る「ギャラクシー賞」は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するため1963年に創設し、放送批評懇談会会員から選ばれた選奨事業委員会が審査をしている。
受賞枠はテレビ、ラジオ、CM、報道活動の4部門で、審査対象は4月1日から翌年3月31日の期間で、年間の賞を選出する。そのほか4部門以外に、志賀信夫賞と一般視聴者が選ぶマイベストTV賞も贈賞する。

今回発表されたのは、志賀信夫賞、フロンティア賞(テレビ部門)、マイベストTV賞グランプリの3賞。

第13回志賀信夫賞

◆川平朝清 沖縄放送協会初代会長

テレビ部門フロンティア賞

CBCドキュメンタリー
 定期配信型ドキュメンタリー
「ピエロと呼ばれた息子」CBCテレビ

30万人に1人といわれる皮膚の難病「道化師様魚鱗癬」と闘う4歳の濱口賀久くんと両親の日常を追ったドキュメンタリー「ピエロと呼ばれた息子」を動画配信。1年間の総再生回数は7,800万回超と広く視聴され、難病への理解を深める一助となりました。週1回の定期型配信は現在進行形で取材対象者の“今”を発信。新たな視聴方法を提供して、ドキュメンタリー番組の可能性を拡げた。

マイベストTV賞 第16回グランプリ

ドラマ特区「美しい彼」毎日放送

放送批評懇談会正会員と視聴者で構成するGメンバーの投票で選出するマイベストTV賞。
毎月ノミネート番組を選出し、年間で決選投票を行ってグランプリ番組を1本選出する。
栄えある栄冠を手にしたのは、毎日放送のドラマ特区「美しい彼」。美しい風貌の高校生とその彼に片思いをする同級生の男子が主人公の作品で、性を越えたふたりの恋が美しい映像で切なく描かれたみずみずしい青春ドラマ。物語だけでなく、役者の細かい演技や余韻のある演出も素晴らしく、多くの視聴者の心を捉えた。投票では「BL ドラマを越えて、普遍的な青春恋愛ドラマとして完成している」「こだわりのある映像美、脚本のクオリティの高さにひたすら脱帽」「主演のふたりが、人を強く好きになることの愚かさや尊さを体当たりで見せた」という視聴者の賞賛の声が数多く寄せられた。

第 1 位 ドラマ特区「美しい彼」(毎日放送)
第 2 位 オシドラサタデー「消えた初恋」(テレビ朝日)
第 3 位 大豆田とわ子と三人の元夫(関西テレビ)
第 4 位 土曜ドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」(NHK)
第 5 位 連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK)
第 6 位 水ドラ 25「ダメな男じゃダメですか?」(テレビ東京)
第 7 位 大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)
第 8 位 よるドラ「恋せぬふたり」(NHK)
第 9 位 土曜ドラマ「コントが始まる」(日本テレビ

第59回ギャラクシー賞贈賞式 YouTube ライブ配信

日時:6月1日(水)午後3時~5 時15分(15:00-17:15)
放送批評懇談会 YouTube 公式チャンネル
https://www.youtube.com/HOUKONchannel
新型コロナウイルスの感染状況によっては、贈賞式を延期または中止する場合があります。ご了承ください。

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