『ゴーストブック おばけずかん』は、『ALWAYS 三丁目の夕日』で懐かしい昭和の風景を、『DESTINY 鎌倉ものがたり』で妖しくも美しい黄泉の国を圧倒的なVFXで映像化して観るもの全ての心を奪った日本を代表する映画監督・山崎貴の最新作。“どんな願い事も叶えてくれる一冊の本=おばけずかん”を手に入れた子供たちを待ち受ける、数々の試練、新たな出会い、そして別れ――。「大人が知らないベストセラー」として子供たちに愛される児童書「おばけずかん」の世界を圧倒的なVFXで映像化して、手に汗握る冒険と、子供たちの成長物語を描く。
本作の主人公は、総勢500人以上の中からオーディションで選ばれた城桧吏(じょう かいり)、柴崎楓雅(しばさき ふうが)、サニーマックレンドン、吉村文香(よしむら あやか)という運命の子供たち...。さらに先生役として4年ぶりの映画出演となる新垣結衣と、子供たちが「おばけずかん」を手に入れるために訪れた古本屋の謎の店主役として神木隆之介が出演する。
図鑑の試練として子供たちの前に立ちはだか るおばけを演じる豪華声優陣(釘宮理恵、下野紘、杉田智和、大塚明夫、田中泯)も決定している。
今回発表されたのは、“人間もおばけも思わず踊りだしてしまう”本作の主題歌。
星野源が本作のために書き下ろした新曲「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」が、主題歌に決まった。
「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」は、イントロからポップな曲調で始まり、サビには「おばけがでるぞ」「うらめ しや」というフレーズも使用されるなど、原作の童話「おばけずかん」のテーマでもある≪こわいけど、おもしろい!≫ と重なるような歌詞で「人間とおばけ」という、それぞれ決して交わるはずのない世界線を簡単に超えてしまうよう な“歌って踊れる”楽曲に仕上がっている。
さらに今回は、本作でおばけの声を担当している釘宮理恵(図鑑坊 役)、下野紘(一反木綿 役)、杉田智和(山彦 役)もサビにコーラスとして参加しており、本作でしかありえない豪華な組み合わせにも注目だ。
さらに主題歌「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」が聴ける主題歌予告も解禁となった。
どんな願いも叶えてくれる一冊の本「ゴーストブック」を開いてしまったことで、おばけたちのいる世界に迷い込んでしまった子供たち。カレーをおいしそうに食べる可愛らしい図鑑坊の姿をはじめ、 くるくると高速回転をして追いかけてくる山彦から逃げる一樹(城)たちや、ペンキの入った水鉄砲を撃って一反木綿と戦う湊(吉村)と瑤子先生(新垣)、体中に付いた目を飛ばして攻撃をしている百目、子供たちをぶら下げて空を歩く雲梯(うんてい)など、子供たちが出会うおばけと奮闘する様子が描かれている。
主題歌情報
星野源「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」(スピードスターレコーズ)
作詞・作曲・編曲:星野源
【星野源コメント】
彼岸と此岸(しがん)の境がなくなり、あの世とこの世が入り乱れ、異なる世界が混ざり合って、
人間と人間以外が一緒に踊れるような楽曲を作ろうと思いました。
制作中、いくつかの楽しい心霊現象に見舞われたので、
来ていたおばけたちについでにコーラスを入れてもらいました。
遊びと祈りを込め、踊ってしまう呪いをかけたこの楽曲が、
劇場の中で主人公たちと一緒に異世界を冒険する皆さんのお守りになれば幸いです。
星野源プロフィール
音楽家・俳優・文筆家。
2010年に1stアルバム『ばかのうた』にてソロデビュー。2016年10月にリリースしたシングル『恋』は、自身も出演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌として社会現象となった。2021年6月、シングルパッケージ『不思議/創造』をリリースし、Billboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で「不思議」が1位を獲得。今年4月に リリースした最新曲「喜劇」(TV アニメ『SPY×FAMILY』エンディング主題歌)が各配信チャートで1位を獲得するなど大ヒット中。俳優として数々の映画・ドラマに出演し、第37回日本アカデミー賞新人俳優賞など多数の映画賞を受賞。文筆家としてもその著書がヒットを記録するなど様々な分野で常に注目を集めている。
スタッフ コメント
■山崎貴 (監督・脚本・VFX・ストーリー原案・キャラクターデザイン)
【コメント】
ふと気づくとサビが頭の中で鳴っていて、おばけのように取り憑かれてしまいました(笑)。
今回の映画の不思議な世界にヒュッと連れて行ってくれるチケットのような曲を作ってもらえたと思っています。そのパワーは優しそうでありながら計り知れなくて、まさに星野さんそのもののような存在感を発揮しながら、 沢山の観客の皆さんを巻き込んでくれそうです。
『その曲を聴いてはいけない。聴いたら最後...』
阿佐ヶ谷美術専門学校卒業後、1986年に株式会社白組に入社。2000年「ジュブナイル」で監督デビュー。CG による高度なビジュアルを駆使した映像表現・VFX の第一人者。「ALWAYS 三丁目の夕日」(05)では、心温まる人情や活気、空気感を持つ昭和の街並みを VFX で表現し話題になり、第29回アカデミー賞最優秀作品賞・監督賞など12部門を受賞。「永遠の0」(13)、「STAND BY ME ドラえもん」(14)は、それぞれ第38回アカデミー賞最優秀作品賞ほか8部門、最優秀アニメーション作品賞を受賞。日本を代表する映画監督の一人として数えられる。
■山田兼司(企画・プロデュース)
【コメント】
コロナ禍が広がった2020年に、「どんな過酷な試練も、子供たちだったら乗り越えていける。」 そんな思いが、準備中の本作に自然と宿されました。同時に、子供たちが冒険するおばけの世界観を現代的に表現し、幅広い世代に楽しんでもらう。そのための主題歌が必要だと考えていました。その時、真っ先にお願いした理想のアーティストが星野源さんです。星野さんにしか生み出せない、ゴーストブックの世界におきる化学反応を期待したのです。
子供と大人の境界を超えて支持される、ポップで深い歌詞と楽曲で、そして今、一度聴いたら心に残る最高のゴーストソングが誕生しました。
ぜひ映画とともに楽しんでいただければと思います。
主題歌予告映像
山崎監督がどうしても映画化したかった、まだ誰も観たことのない究極の異世界冒険ファンタジー『ゴーストブック おばけずかん』は、7月22日(金)に公開。
STORY
学校中で噂になっている、夜中に子供たちの枕元に現れて「願いを叶えたいか?」と耳元でささやく、白い布をかぶった謎のおばけ。どうしても叶えたい願いがあった一樹(城桧吏)たちは、おばけに導かれるまま、どんな願いも叶え てくれるという「おばけずかん」を探すことに。臨時教員の瑤子先生(新垣結衣)と一緒に、あやしい店主(神木隆之 介)のいる迷路のような古本屋で図鑑を手に入れるが、古本屋から出た外の世界は、もう彼らの知っている世界ではなかった――。図鑑の秘密を知る図鑑坊(CV:釘宮理恵)の力を借り、おばけたちを相手に命懸けの試練に挑むことになる子供たち。試練を乗り越えて、彼らはおばけを図鑑に封印することで願いを叶え、運命を変えることはできるのか?
『ゴーストブック おばけずかん』
2022年7月22日(金)全国東宝系にて公開
出演:城桧吏 柴崎楓雅 サニーマックレンドン 吉村文香 神木隆之介 新垣結衣
監督・脚本・VFX・ストーリー原案・キャラクターデザイン:山崎貴(『ALWAYS 三丁目の夕日』『DESTINY 鎌倉ものがたり』)
音楽:佐藤直紀
主題歌:星野源「異世界混合大舞踏会(feat. おばけ)」(スピードスターレコーズ)
制作プロダクション:ROBOT
制作協力:TOHO スタジオ 阿部秀司事務所
配給:東宝
製作:東宝 講談社 白組 ROBOT 阿部秀司事務所ほか
撮影スケジュール:2021年2月〜4月(撮影済み)
©2022「GHOSTBOOK おばけずかん」製作委員会
◆原作情報
作:斉藤洋 絵:宮本えつよし
「こわいけど、おもしろい!」図鑑という名の大人気「おばけずかん」シリーズ 30巻で、130万部突破(講談社)