香取慎吾、3年ぶりの主演映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』、never young beachが主題歌&挿入歌担当

9月に公開を迎える映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』は、大切な人との絆を取り戻すコメディ作品だ。
主演を務めるのは、『凪待ち』以来3年ぶりの映画出演となる香取慎吾(45)。共演には今年公開される映画だけでも4本に出演(うち主演作2本)の岸井ゆきの(30)。香取と岸井は初共演となる。

そしてメガホンをとるのは脚本も手がけた市井昌秀監督。香取慎吾と市井監督の接点は14年前で、2008年のぴあフィルムフェスティバルで当時審査員だった香取が、まだ監督としてキャリアをスタートさせたばかりの市井作品を高く評価したことからだった(結果はグランプリ受賞)。そこで監督の市井はいつか一緒に香取と映画の仕事をしたいという強い思いが芽生え、2020年1月にリリースした香取のソロアルバムの収録曲「FUTURE WORLD (feat.BiSH)」の MV撮影で香取を撮ることが実現。それが後押しとなり、MV撮影終了後に市井は香取を主演に据えた脚本の執筆に筆を走らせ、本作の製作に至った。撮影は2021年9月下旬から10月下旬にかけて、東京都立川ほか埼玉などで行われた。

結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取慎吾)と日和(ひより/岸井ゆきの)。そしてタイトルにある“チャーリー”とは劇中に登場するフクロウの名前(チャーリー(3 歳/オス))だ。

表向きは仲良し夫婦の二人だったが、日和がこっそり投稿していたSNS「旦那デスノート」をきっかけに、少しずつ小さなすれ違いがつまびらかになっていく。誰にでも起こりうることだからこそ誰もが痛感し、共感できる大切な人との関係性を見つめ直すコメディ映画に仕上がった。

今回解禁となったのは、主題歌と挿入歌。いずれもnever young beachが担当する。
2014 年より活動スタートし、土着的な日本の歌の DNA をしっかりと残しながら、US インディなど洋楽に影響を受けたサウンドと極上のポップなメロディ、そして地に足をつけて等身大の歌詞をうたった楽曲で、音楽シーンに一石を投じる存在として、注目を集めている never young beach。彼らの新曲であり、メンバーの安部勇磨が作詞・作曲を手掛けて書き下ろした「こころのままに」が、映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』 の主題歌に決定した。爽やかでポップな楽曲に仕上がっており、主題歌「こころのままに」は、6月10日(金)から行われる全国4都市を回る彼らのワンマンライブでも披露される予定だ。
さらに挿入歌は彼らnever young beachの「明るい未来」に決まった。

作品の音楽も担当した never young beach の安部は、撮影現場に訪れた際に香取と岸井、監督と記念に写真を撮っており、その写真も併せて公開された。

コミカルな悪口が並ぶ「旦那デスノート」をはじめ、一見とある夫婦の日常を切り取った作品かと思いきや、誰にでも起こりうることで、誰もが痛感し、共感できる一味違ったコメディ作品とともに楽曲にも注目だ。

市井昌秀監督コメント

never young beach の安部勇磨さんと映画のことだけでなく、いろんな話をしながらお茶をしました。何度も。
そして、一見無駄なような会話を、空気を、時間を、安部さんは温かい毛布のような音楽に昇華してくれました。
「こころのままに」は2人が共通して感じるモヤモヤを安部さんが丁寧に掬い取ってくれた曲です。

楽曲情報

主題歌:「こころのままに」/never young beach
作詞/作曲:安部勇磨 (BAYON PRODUCTION)

挿入歌:「明るい未来」/never young beach
作詞/作曲:安部勇磨 (BAYON PRODUCTION)
公式 YouTube:https://youtu.be/PL9-6rClgXs

◆never young beach プロフィール

土着的な日本の歌のDNAをしっかりと残しながら、USインディなど洋楽に影響を受けたサウンドと極上のポップなメロディ、そして地に足をつけて等身大の歌詞をうたった楽曲で、音楽シーンに一石を投じる存在として、注目を集めるバンド。2014年春に結成。2015年に1stアルバム「YASHINOKI HOUSE」を発表し、「FUJI ROCK FESTIVAL」に初出演。2016年に2ndアルバム「fam fam」をリリースし、様々なフェスやライブイベントに参加。2017年にSPEEDSTAR RECORDSよりメジャーデビューアルバム「A GOOD TIME」を発表。2018年に10inchアナログシングル「うつらない/歩いてみたら」をリリース。そして2019年に、4thアルバム「STORY」を発表し、初のホールツアーを開催。また近年は上海、北京、成都、深圳、杭州、台北、ソウル、バンコクなどアジア圏内でもライブに出演。