撮影/奥田耕平(THE96)スタイリスト/大川好一 ヘアメイク/KOHEY 文/丸山あゆみ
ジャケット(meagratia)¥60,500、カットソー(AIVER)¥6,050、パンツ(meagratia)¥42,900
――出演のオファーがきた時の心境をお聞かせください。
「ミュージカルの出演が今回で2作品目になるのですが、前回出演した「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」も韓国のミュージカルだったので、“大変なんだろうな”と最初に思いました。ですが、田尾下哲さんという素敵な演出家のもと演じられるのは楽しみです。前回を上回る、いいものを届けたいという気持ちがあります」
――昨年の「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」に続き、韓国のミュージカル作品が2度目ということですが、韓国の作品と日本の作品、どのようなところに違いを感じますか?
「歌の途中にセリフが入ってくるというのは日本の作品と共通しますが、韓国作品はよりストレートのお芝居に近く、その延長線上に歌が乗っているイメージがあります。ただ、そこにはすごく世界観があると思います。韓国の作品なのに登場人物がガリレオ・ガリレイやヨハネス・ケプラーが題材で、すごく難題なことをやるなと思いました」
――どのように演じていこうと。
「数学者や天文学者の方に普段お会いすることがないので、参考にするものが映画など作品になるのですが、ミュージカルの世界観もあるので、ナチュラルに演じるよりは、一つ芝居がかっていないと歌と芝居の誤差が生まれて、すごく違和感が出てしまう。それこそ、歌っているように聞こえてしまうので、そのバランスは考えて演じたいです」
――作品にちなんだ話も。本作は、「常識」に捕らわれずに何かに打ち込むことは素晴らしい。そう生きていきたい!と願う⼈たちの背中を押してくれるような作品です。小野塚さんが最近打ち込んでいることや、過去に一番打ち込んでいたことを教えてください。
「ミュージカルに出演することが挑戦ですし、打ち込んでいることです。過去については、幼少期のサッカーですね。学校に行く前に練習をして、学校の休み時間や放課後に友達とサッカーをして、家に帰ってきてご飯食べてから、またサッカーをしてということを毎日していました。そして、サッカーは自分の中で一番努力していたことでもあります」
――では、背中を押されたような言葉はありますか?
「ありすぎて、パッとは思い出せないです(笑)最終的に僕は自分で自分のケツを叩くしかないと思っているので……。ですが、響いた言葉はたくさんありますね。昨日、いいこと言っていたなと思うんですが、翌日には忘れてしまうんですよね(笑)」
――あはは。ドラマや舞台などさまざまなジャンルにご出演されていますが、作品を終えた後、自分へのご褒美や次の作品への切り替えはどのようにされているのでしょうか。
「ご褒美はご飯ですかね。焼き肉に行ったり。次の作品にはすぐ切り替えられます。運動会が終わった後のような楽しかったという余韻はありますが、あとは引かないですね」
――なるほど。では、今までの作品で思い出深かったものは?
「楽しかったのは、『結 -MUSUBI-』ですね。数年前だと、『野球 飛行機雲のホームラン』は、男臭くて学生時代を思い出すような舞台でした。本当に大変だったのは「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」です。解離性同一性障害を持つ役だったので、自分を追い込んで演じていました」
――ありがとうございます。最後に作品の意気込みとメッセージお願いします。
「“天文学の父”と称されるガリレオ・ガリレイと若き数学者のヨハネス・ケプラーの歴史上に実在する人物の話で、難しい部分もありますが、世界観も素敵ですし本当に純粋で真っすぐな男の話にもなっています。今は、自分で表現できる場所が増えている時代なので、この作品のアツいメッセージや何かに打ち込む力、何かを開発する力が、そういう人たちの後押しや勇気をもらったと思ってもらえるような作品になったら嬉しいです」
▼見どころコメント
PROFILE
小野塚勇人
ONOZUKA HAYATO
1993年6月29日生まれ
千葉県出身
〈近年の主な出演作〉
映画『光を追いかけて』(2021年)
ドラマ『スマホラー』「肝試す」(2021年)
ドラマ「JAM -the drama-」(2021年)
ドラマ「再雇用警察官3」(2021年)
ミュージカル「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」(2021年)
舞台『TXT vol.2 「ID」』 (2021年)
舞台「JAM -ザ・リサイタル-」(2021-22年)
舞台『マーダーミステリーシアター「演技の代償」Replay』(2021年)
舞台「結 -MUSUBI-」(2022年)
〈待機作〉
ミュージカル「DORTHY ~オズの魔法使い~」(2022年8月20日~)
ミュージカル「シデレウス」
2019年4月に韓国で初演を迎えたミュージカル「シデレウス」は、時代の壁に遮られ、言えなかった真実を研究した二人の学者ガリレオとケプラーの物語。神秘的で幻想的な雰囲気のミュージカルナンバーや、星明かりの浪漫と温かさが溢れた物語は好評を博し、再演、延長公演が行われ大ヒットとなった。今夏、再度韓国での再演も決定し、日本公演のほか中国人キャストでの上海公演も予定されている。日本公演では、ガリレオ、ケプラー、マリアの3人を12人のキャストで、4チーム(クワトロ)編成にて回替わりで上演される。
STORY
修道女マリアは、父親のガリレオから自分の部屋に隠してある手紙を燃やしてほしいという、一通の手紙を受け取る。その手紙の差出人は全てケプラーという聞き慣れない名前であった。太陽が地球の周りを周回すると信じられていた1598年、数学者でイタリアの大学教授でもあるガリレオは、ドイツの数学者ケプラーから「宇宙の神秘」という一冊の本とともに宇宙への研究を提案される。ガリレオは一度は断ったものの、粘り強いケプラーの説得により、彼の仮説が間違っていることを証明するための研究を行う。そうした中、言及することさえもタブー視されていた「地動説」の論拠を示せば、とんでもないこの仮説が正しいかも知れない……という結論を下すことになる。
ミュージカル「シデレウス」
公演日時:2022年6月17日(金)~6月30日(木)16回公演予定
会場:自由劇場(〒105-0022 東京都港区海岸1-10-53)
作/作詞:ペク・スンウ
作曲/作詞:イ・ユジョン
キャスト(登場人物) ※三人芝居/クワトロキャスト編成
ガリレオ・ガリレイ:石井一彰 / 鮎川太陽 /井澤勇貴 / 財木琢磨
ケプラー:小野塚勇人(劇団EXILE) / 神永圭佑 / 吉田広大 / 少年T
マリア:石川由依 / 七木奏音 / 礒部花凜 / 富田麻帆
【オリオン】【ペガスス】【ペルセウス】【カシオペア】の4チームでの回替わり上演。
★【オリオン】
ガリレオ・ガリレイ:石井一彰
ケプラー:小野塚勇人(劇団EXILE)
マリア:石川由依
★【ペガスス】
ガリレオ・ガリレイ:鮎川太陽
ケプラー:神永圭佑
マリア:七木奏音
★【ペルセウス】
ガリレオ・ガリレイ:井澤勇貴
ケプラー:吉田広大
マリア:礒部花凜
★【カシオペア】
ガリレオ・ガリレイ:財木琢磨
ケプラー:少年T
マリア:富田麻帆
日本版台本/演出:田尾下 哲
日本語翻訳 / 訳詞:安田佑子
音楽監督:宮﨑 誠
歌唱指導:今泉りえ
アシスタントプロデューサー:津幡未来
プロデューサー:石津美奈
エグゼクティブプロデューサー:家村昌典
主催/企画/制作:LDH JAPAN
公式ホームページ:http://musical-sidereus.jp
公式Twitter:@sidereus_jp
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2022年6月29日(水)23:59まで