東映が仕掛けるプロジェクト「ムービー(映画)とステージ(演劇) の挑戦的な融合」である【ムビ×ステ】。プロジェクト第一弾は、映画『GOZEN-純恋の剣-』(2019年7月公開)、舞台『GOZEN-狂乱の剣-』(2019年9月東京・大阪上演) 、第二弾として、映画『死神遣いの事件帖 –傀儡夜曲-』(2020年6月公開)、舞台『死神遣いの事件帖 –鎮魂協曲-』(2020年7月・8月東京・大阪・福岡・広島上演)を製作してきた。
第三弾は、映画『漆黒天 –終の語り-』が6月24日に公開、舞台『漆黒天 -始の語り-』が東京:8月5日(金)〜8月21日(日) /大阪:8月31日(水)〜9月4日(日)上演となる。
映画・舞台ともに主演を務めるのは、荒木宏文。記憶をなくした流浪の男・名無しを演じる。記憶を追い求める中、彼に迫りくる数々の刺客たち。しかもその度に圧倒的な剣技で返り討ちにしてきた。しかしなぜ自分がこれほどまでに強いのか、いったいなぜ襲われるのか...。その”謎“を江戸の町で出会った人々と共に探し求めるハードミステリー時代劇。
主人公・名無しと江戸の町で出会い、「名無し」という名を与えたヒロイン・喜多(読み:きた、演:小宮有紗)や、記憶探しを手伝う、ごろつきの邑麻兄弟(おうまきょうだい)の兄・二郎太(読み:じろうた、演:松田凌)、弟・三郎太(読み:さぶろうた、演:長妻怜央(7ORDER))のほか、玖良間士道(読み:くらましどう、演:鈴木裕樹)や皿月壬午(読み:さらつきじんご、演:小澤雄太)といったキャラクターが登場する。
今回の舞台挨拶では、映画と舞台両方の出演する荒木宏文、松田凌、長妻怜央(7ORDER)、 梅津瑞樹、小島藤子、松本寛也、小澤雄太(劇団EXILE)、鈴木裕樹、そして映画の脚本、舞台の作・演出を務めた末満健一の総勢9名が登壇した。
公開初週、ミニシアターランキング1位
公開初週にミニシアターランキングで1位を獲得
会場「拍手」
荒木宏文「次の週も3位!次の週までランクインしているということがすごい!」
ムビ×ステシリーズ、初の映画で結末、舞台で前日譚の構成
映画で結末、舞台でその前日譚を描くという手法について
末満健一「まだ第3弾だし、もしかしたら次回作も結末から始まるかもしれない。でもせっかくの連動企画なのでムビステならではの楽しみ方をしてほしいですね。それにあれが本当の結末かわからないし...(笑)」
会場「ザワザワ」
撮影裏話
小島藤子「実は荒木さんとしかほとんど共演してなくて。でも話的にはシリアスなんだけど、撮影中は子供たちとわちゃわちゃしてて...」
荒木宏文「すごく平和な現場だったよね」
実はこの作品の前に夫婦役で共演していただ松田凌と小島藤子
松田凌「実は一抹の嫉妬を抱えつつ今回の撮影に挑んだんですけど...(笑)」
会場「(笑)」
小島藤子と過去共演した小澤雄太はすっかり忘れられ…
小澤雄太「僕と共演した時はレディースの総長をされていてね。まぁ本人忘れてますけど?(笑)」
舞台『漆黒天 ー始の語り−』は8月5日から上演
舞台『漆黒天 ー始の語り−』の稽古がスタート
荒木宏文「稽古はまだ前半戦。でも映画の舞台挨拶で舞台の話ができるって不思議だね!これ連動してないとなかなかないよ!」
稽古での様子は?
長妻怜央「二郎太お兄ちゃん(松田凌)がね、ツボなんです(笑)。2人での掛け合いのお芝居がすごい楽しくて!」
松田凌「でも皆様ご存じの通り、三郎太の方が面白いです!実は面白いエピソードがあるんですが、舞台後のアフタートークに話します。だから舞台に来てください!」
キャスト陣「うまい!」
末満健一「(梅津から稽古中に「急に奇声をあげる」という演出を提案され)「梅津から聞いたことのない声を聞いたので採用したんですが、本当いるかどうかは一旦冷静に判断しようかなと思います(笑)」
梅津瑞樹「え、でもいりますよね...?」
会場「拍手」
鈴木裕樹「和気藹々としてますが、ここからだんだん殺陣の稽古が進んでくるので、これはすごい作品になるぞ!と実感してきてます!」
小澤雄太「(鈴木演じる)玖良間は映画とは全然違いますよ!彼のの人間性が見えるので、ぜひ見てほしい!」
舞台に出演する加藤大悟と共に宣伝隊長に任命された松本
松本寛也「またこの質問?舞台どうだったの、とかないの?」
MC「ないですね」
会場「(笑)」
松本寛也「宣伝隊長お願いしますって電話きて。でも何するのって聞いたら何も決まってなくて(笑)。じゃあ僕から提案をして、まず僕の本業がカメラマンなのでね・・・(と冗談だったところ、しかし撮影は本当にするということで、松本が撮った写真に、加藤が投稿文を作ってムビステ公式Twitterに投稿するという戦略に)公式Twitterをフォローするとここでしか見れな いキャストの表情が見れますよ!チケット売れますようにと願いを込めて撮ってます!」
舞台の演出について
末満健一「映画のようにカットをかけて衣装を変えて一人二役を演じ分けることができないので、そこの演出の仕方や、荒木くんの切り替え方も見所になります。あと映画でちょっとしか出れなかった梅津くんの演じる嘉田蔵近という役がなぜ冒頭に出てきたのか、舞台を見れば理由がつながります。舞台を見れば映画が見たくなって、舞台を見れば映画を見たくなる、メビウスの輪みたいに興味を持ってもらえると思います」
最後にメッセージ
荒木宏文「漆黒天、たくさんの人に支えられてここまできました。そろそろ終わりを迎える映画館もあると思いますが、舞台までにいろんなタイミングで見るといろんな答えが出てくると重負います。いろんな答えを準備して、舞台にお越しいただければと思います」
本予告映像
映画 STORY
「この町で......俺を見たことはないか?」ぼろを纏った男(荒木宏文)が江戸の町に現れた。
男はなりゆきから喜多(小宮有紗)というコソ泥女を助ける。喜多は「助けてくれた」お礼にと、記憶を失くした男に<名無し>の名を与えて、狂言作者の玄馬(唐橋充)、ごろつきの邑麻兄弟(松田凌・長妻怜央)らを巻き込みその素性の手がかりを求めはじめる。
現状で名無しについてわかっている事実は、どうやら自分は謎の剣客たちに命を狙われている、ということ。
しかもその度に圧倒的な剣技で返り討ちにしてきたらしい。なぜ自分がこれほどまでに強いのかも思い出せない。
だが、町で悪事の限りを尽くしてきたという<日陰党>の名を聞いた時、記憶の中にただひとつ残る<愛する者の死に際>が思い出される。
同じ頃、与力である玖良間士道(鈴木裕樹)や皿月壬午(小澤雄太)はある計画を実行に移そうとしていた。
愛する者の死の記憶、尋常ならざる剣の腕、その命をつけ狙う謎の刺客たち......どうやらこの男には、何かある。
【ムビ×ステ】とは
ひとつの作品世界で語られる「ムービー(映画)」と「ステージ(演劇)」を公開&上演するプロジェクト。 映画と演劇はそれぞれ独立した作品ながら、物語は連動。メディアの境界線を行き来する物語は、これまでにな い新しい感覚を呼び覚ましている。プロジェクト第一弾は、映画『GOZEN-純恋の剣-』(2019年7月公開)、舞台 『GOZEN-狂乱の剣-』(2019年9月東京・大阪上演)を製作。第二弾は、映画『死神遣いの事件帖 – 傀儡夜曲-』 (2020年6月公開)、舞台『死神遣いの事件帖 –鎮魂協曲-』(2020年7月・8月上演)を製作。第三弾となる本作では、 ワタナベエンターテインメントとともに、【ムビ×ステ】としてより連動した新作をお届けする。
映画『漆黒天 -終の語り- 』
公開公開中
出演 :
荒木宏文
小宮有紗 松田凌 長妻怜央(7ORDER)
橋本祥平 松本寛也 / 小島藤子
梅津瑞樹 小澤雄太 鈴木裕樹
唐橋充 / 宇梶剛士
脚本 : 末満健一 監督・アクション監督 : 坂本浩一
公式HP : toei-movie-st.com
©︎2022 movie-st
舞台『漆黒天 -始の語り-』
東京公演
2022年8月5日(金)〜8月21日(日) @サンシャイン劇場
大阪公演
2022年8月31日(水)〜9月4日(日) @梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
出演 :
荒木宏文
松田凌 長妻怜央(7ORDER) 梅津瑞樹 / 小島藤子
橋本祥平 松本寛也 加藤大悟 安田桃太郎
小澤雄太 鈴木裕樹
作・演出 : 末満健一
公式HP : toei-movie-st.com
©︎2022 movie-st
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