※「柊虎」=豊永利行演じる鏑木シュウ、増田俊樹演じる鋳田須ナツトラからなるアイドルユニット
――本作は、ポエトリーリーディングや文通がテーマとなっている多角的な作品となっていますが、ご出演が決まった時はどんな感想・印象を持たれましたか?
増田「お話をいただく前から存在を知っていましたが、ポエトリーリーディングに関してはラップとどう違うのかな?という興味と、新しいことに挑戦している作品だなという印象はありました。ストーリーに関しては、手紙を扱うという点でこの作品の一番重要なテーマに しているんだろうなと感じました」
――鋳田須ナツトラを演じるにあたって意識したことはありましたか?
増田「現時点ではシナリオでも設定でも、彼らのキャラクターに関してあまり触れておらず、演出上、大きく視聴者のみなさんにメッセージを伝えていないんです。そのメッセージ性が付きすぎていないことを考慮し、まだ僕のこだわりを入れる段階ではないと思いながら臨みました」
――先ほどポエトリーリーディングがラップとどう違うのかというお話もありましたが、実際に収録してみて大変だったことなどありましたか?
増田「収録はいわゆる音楽のレコーディング形態ではなく、ボイスドラマを録るような収録形態でした。鏑木シュウ役の豊永(利行)さんと一緒に録るという僕としては経験のなかったことだったので、 一番苦労したかなと思います」
――9月12日からボイスドラマが配信となりますが、どんな点が見どころになっていますか? 増田さんが演じるナツトラに共感する点や逆にご自分だったらと感じることはありましたか?
増田「2人の過去が描かれるので、まだまだ彼らの知らない部分が楽しめるのではないかと思います。 彼らがどういう人物で、どういう人生を送ってきて、どういうことを目的にしているのか明かされていない部分があるので、楽しみにしていてください。お祭りの時に困っている後輩を見て登壇するシーンがあるのですが、僕だったらナツトラの行動はとらないなと思うところはありました」
――文通がテーマである作品ですが、お手紙に感じる良さはどんなところにあると思いますか? 増田さんはお手紙を書く機会はありますか?
増田「お手紙に感じる良さはアナログなところです。実際に今コミュニケーションがデジタルで行われることが多くなってきている中で、アナログでしか伝わらないものがあると思います。何かを交換するという意味では、手紙やハガキは唯一の媒体なのではないかなと思うので、それが良さだと感じます。僕ら世代は手紙に対するハードルがライトではないので、書く機会はなかなかないですね」
――最後にメッセージをお願いいたします。
増田「まずは、観て触れて欲しいです。その先にアイドルからの直筆の手紙が届いたり新しい角度から楽しめる作品になっています。アナログな部分に飢えている方にはきっと楽しんでいただけると思います」
PROFILE
増田俊樹 MASUDA TOSHIKI
1990年3月8日生まれ、広島県出身
声優として活躍。
〈Twitter〉 https://twitter.com/toshikimasuda38
『Prince Letter(s)! フロムアイドル』
松竹株式会社 イノベーション推進部が展開する文通もできる二次元アイドルプロジェクト『Prince Letter(s)! フロムアイドル』 (通称プリエル)。 「インターネット一切禁止」のアイドル育成機関【常和歌学園】に通う生徒たちが繰り広げる青春群像劇。ボイスドラマCD を中心に【ストーリーライブ】というリアルと連動したイベントも展開。アイドルとして歌う アイドル楽曲とは別に、ポエトリーリーディング楽曲も歌唱。ポエトリーリーディングでは、彼らの心の内をエモーショナルに詠いあげている。
■鋳田須ナツトラ(いだす なつとら)
CV:増田俊樹
「お前のためなら、なんだってしてやる」
高等部三年生。8月27日生まれ。O型。
現時点での常和歌学園男子部のトップアイドル、柊虎のメンバー。
いつも気だるげで眠そうだが、ステージにあがると一変ワイルドなパフォーマンスで魅了する。
「柊虎」初のアイドル楽曲『WARNING』
各種音楽サイトにて配信中 https://zula.lnk.to/6pctFOZL
〈収録曲〉
1.WARNING
2.WARNING(Off Vocal)